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自身の体験から得た“こどもに寄り添った教育”をうんこシリーズで叶えていきたい

皆さんこんにちは!文響社の採用担当です。今回は、2018年1月に入社した正木寛子(まさきひろこ)さんへのインタビューをお送りいたします!

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-まずは自己紹介をお願いします。

正木寛子です。2018年1月に文響社に入社し、幼児向けうんこシリーズのひらがなドリル、算数ドリルなどを担当しました。その後、うんこ編集部の編集長を経て、現在はうんこブックス部で、幼児向け教材として書籍や教育ツールの企画、編集を担当しています。6歳と3歳の2人の子どもを育児中です。



-前職はどんなお仕事でしたか?

1社だけではなく何社か経験しているのですが、すべての職場で一貫しているのは子ども教育に携わる仕事であるということです。大学卒業後に就職した予備校では、高校生に進路指導や現代文を教える講師をしていました。その後、予備校で勤務するうちに、受験を目の前にした高校3年生の段階では、協力できることが限られると感じるようになりました。慕ってくれる生徒たちの夢を叶えてあげたいのに、その時点では時間が足りないことも多い。それなら、もっと小さなころから学習意欲を高めてあげられるような教育に携わりたい、という気持ちが大きくなり、進研ゼミで有名なベネッセコーポレーションに転職しました。

前職では『進研ゼミ』の教材編集や未就学の子ども向け教材の『こどもちゃれんじ』の編集、さらにはこどもちゃれんじのキャラクターであるしまじろうを用いたテレビ番組の制作や、学習ゲームや映像教材の制作を担当していました。

もともと私が教育に興味を持ったのは、中学時代に出会った国語の先生の影響です。国語という教科が好きなったきっかけを与えてくれた先生なのですが、生徒に寄り添い、わかりやすく物事を教えてくれる先生で、私が「教える仕事って素敵だな」と考えるようになった原点のような先生でした。今思えば、その経験があったことで、大学在学中のアルバイトでも塾講師を選びましたし、社会に出る際にも教育現場に携わることができる予備校に就職しようと決めたように思います。



-転職のきっかけはなんですか?

前職時代に結婚をしたのですが、その後なかなか子どもを授かることができなかったため、妊活に専念するために退職をすることにしました。その後、幸いなことにすぐに子どもを授かることができ、少し心に余裕もできたことから、キャリアアップのために大学院に通い、女性教育について研究しようと思い立ちました。その大学院生の時にしていた幼児教室での講師のアルバイトがあり、その教室を運営している会社にそのまま就職をすることに。就職をすれば幼児教育の現場に携われると思っていたのですが、希望していた幼児教育の現場ではない部門に配属されることになり、やはり教育に関わる仕事がしたい! と思って転職を決めました。


-文響社を受けた理由はなんでしたか?

転職先には、教育系の出版社を考えていました。紙媒体の出版物であれば経験もあり、能力を生かせると思ったからです。転職活動を始めてすぐに、文響社とは出会いました。小中学生向けの教材編集の募集はほかにもいろいろあったのですが、ほとんどが堅い会社ばかりだったなか、文響社には特に自由な社風を感じましたね。もちろん、教材の編集が希望ではありましたが、できれば前職時代の経験を生かしてデジタルや映像など多方面にも展開していけるような仕事をしたかったので、文響社の自由さはとても魅力的でした。

当時の文響社はうんこドリルがまだシリーズ化する前で、うんこ編集部という部署も立ち上がっていない状態でした。確か、募集内容には「今後、幼児向け教材をどんどん作っていきたいので、幼児向け教材の制作経験者を募集します」と書いてあったのですが、「まさにこれは私のことじゃないか!」と思いましたね。それで応募してみようと決めたのです。



-最終的に転職を決めた理由はなんでしたか?

転職を決めてからすぐに文響社と出会ったので、しっかりと他社と比較して検討したわけではないのですが、やはりチャレンジングなところには惹かれました。前職時代はどうしても、子どもよりも教材を買い与える親目線が制作の判断基準になることが多く、「うんこドリル」なんてとても実現できる環境ではありませんでした。でも、こんなふざけたことが(笑)、受け入れられるということのおもしろさを感じましたし、子ども目線に寄り添うことをやってのけたのがベンチャー企業の強みというか、風習や慣例に囚われない自由さなのかなと。とにかく良いと思ったことにチャレンジできる環境だったというのが大きいですね。

でも、選考中の面談で書籍の編集長とお話をしたのですが、実はその時に「本当にやっていけるのかな?」と思ったのも事実です。というのも、私は今まで、教育現場や教材の編集に長年携わっては来ましたが、考えてみると一般的に流通している本は作ったことがないと気づいたからです。進研ゼミ、こどもちゃれんじは通信教育の教材だったので、会員のかたのご自宅に直接お届けするという独自の流通方式。一般的な出版流通の知識もなく、本を作った後のことなんてまるで想像できない状態で、内心は不安を抱えながらの入社でした。

ただ、実際に入社して働き始めてすぐに、わからないことは誰かに聞けばいいし、なんとかなりそうだとわかってそんな不安はなくなりましたけどね。



-入社してから現在までの仕事内容を教えてください。

幼児向け教材の編集者という肩書で入社しましたので、最初のころはいくつか幼児向け絵本の企画を出していました。そのうち、うんこドリルの次の企画を考えることになり、『うんこドリル ひらがな』を発案して担当しました。未就学児向けの最初のうんこドリルだったのですが、これがうまくいき、「うんこは幼児にもウケる!」とわかったことで、うんこドリルをシリーズ化することになりました。ひらがなドリルの制作をはじめたのが入社して約3ヶ月。その後すぐにうんこ編集部が立ち上がり、約1年の間に「ひらがな」「算数」「計算」など全部で12冊を担当しました。

入社して約10ヶ月後の2018年10月にうんこ編集部の編集長となり、編集部が担当する書籍を全部見ていくポジションに落ち着きましたが、自分でガシガシ新しいものを作りたい欲が強くてその後2019年7月に、少しわがままを言って新しく「うんこブックス部」という部署を立ち上げ、現在はそちらに異動しています。

うんこブックス部は、ドリル以外の絵本や読み物などの教材を企画・制作する部門です。めちゃくちゃ仕事のできる前職の同僚と一緒にその同僚は小学生向け教材を担当、私は幼児向け教材を担当し、ほぼ2人体制でやっています。企画から編集までやるのですが、社内検討会などもなく、考えた企画を社長に直談判し、OKなら作るという、今までよりさらに自由な環境になっていますね。

2020年3月にうんこブックス部で初の出版物となるなぞなぞの本が発売になり、4月には私が手掛けたシールブックが発売になります。その後、12冊連続でシールブックのシリーズが発売される予定です。



製作中のシールブック


-働いてみて感じる、この仕事の良さを教えてください。

どなたとお仕事する時も、「よく知っています、お仕事一緒にできて光栄です」と言っていただけることが多く、改めてうんこドリルの力の強さを感じますね。こんなにも認知度があって、好感を持っていただいているのだなという。かつての会社の同僚や教材制作の経験者にお仕事を頼んだりもするのですが、みなさんの食いつきが良いというか、やってみたいと思っていたと言っていただけることも多いです。

こういう風に、みなさんがおもしろいと思ってくれているのだと感じると、そういう仕事ができてよかった、幸せだなと思いますね。やっていてよかったなと。

もちろん、大変なことも多いです。良いものづくりにこだわるからこそ、完成間近の土壇場で半分以上やり直しというケースもありますよ。検討を重ねた結果、そもそも根本から立ち戻ってやり直したほうがいいのではないかという結論になったときは、本当に辛いですね。ただ、納得できないものを世に出すくらいなら発売日を変更するというのが会社のスタンスなので、それは守るべきポリシーだと思います。



そういえば、うんこ編集部の時代に計算ドリルを作ったときの話なのですが、ドリルの形をトイレットペーパーのような短冊型にすることにしたのです。それで、どうせその形にするなら実際にトイレに流せる紙でドリルを作って、問題を解いたらトイレットペーパーのようにトイレに流せるという仕掛けにしたらおもしろいのではないか、ということになりました。水に「溶ける」と問題が「解ける」をかけて(笑)。それでほぼ完成まで進み、水に溶けるかどうかの実験もし、おもしろい教材が発売になるということで取材にも来ていただくなど完成目前だったのですが……。土壇場で、印刷に使っているインクが下水に流していいインクなのかどうか、判断がつかないものだったことが判明しまして、このアイデアはやめよう、と。結局その後諸々をやり直し、最終的に溶けない普通のドリルになってしまいました。環境のことを考えると仕方のなかったこととはいえ、今考えてもおもしろいアイデアだったのに、企画がうまくいかなかったという残念なケースでしたね。


水に「溶ける」仕様にする予定だった「うんこ計算ドリル」


そういうトラブルというか、一筋縄ではいかないこともたくさんありますが、自分が作ったものが世にちゃんと出て、それを子供たちが楽しんで解いてくれるというのはすごいことだなといつも思います。前職では教材のうちの数ページを担当するだけだったのが、今は1冊丸ごと自分が担当します。大変なことも多いですが、担当した本を子どもたちが解いてくれて、それを喜んでくれているのはすごく楽しいし、よりいっそう仕事に対して誇らしい気持ちになります。

また、子育て世代が多く働いている会社で、さらには伝統や慣習に囚われないベンチャー企業なため、子どもを持つ親としてすごく働きやすい環境だと思います。形式的な会議もありませんし、基本的に“自分の仕事さえ終わっていればOK”という考え方なので、出勤時間や退勤時間も柔軟に調整できます。それに、子ども向けの教材を作るうえで一番身近に感想を聞ける存在がいるという意味でも、子育て世代にとってはマッチした仕事だと思いますね。



-今後の目標や夢はありますか?

今まで出版されたうんこシリーズのなかで、ぞう、ぶた、キツネ、たぬきなど主要なキャラクターが揃ってきました。このキャラクターたちを生かして、キャラクターに性格を持たせた絵本シリーズなどを作ってみたいなと思っています。また、映像やアニメなどでそのキャラクターを楽しく動かしてみたいし、音声教材、デジタル教材などでも展開していきたいです。夢は広がりますね。

うんこブックス部は立ち上がったばかりでまだこれからの部署なので、まずは紙の本でヒット作を出すことが重要ではあるのですが、地道に本で結果を残して、そのうちいろいろな分野にうんこの世界を広げ、これまで以上にもっと子どもたちに寄り添った教育を叶えていくことが目標です。



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正木さん、ありがとうございました!

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