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大手メーカーからベンチャーCTOまで経験!問題解決ニーズの高い建築業界で0から1を生み出す。

私たちBPM株式会社は建物の修繕に関するプラットフォームを作っています。今回は開発部門のゼネラルマネージャーの高田にインタビューをしてきました。

「世界に通用するプロダクトを開発したい」「イノベーティブな仕事に取り組みたい」という情熱を持ち、開発の第一線で活躍されている経歴や仕事観、サービスなどについて話を聞いてきました!

◆建築業界の「非効率」を三方良しでアップデート

――まずは現在、どういった業務を担当しているのでしょうか?

現在の仕事には2018年の後半から参加しています。まだ入社して間もないですが、開発チームのプロジェクトマネージャーを任されています。

会社のフェーズは、どんどんサービス自体を創り上げていく段階です。そのサービスでどんな人にどんな機能やデザインが必要かを定義して、開発のためにデザイナーやプログラマーと連携をしています。

プロジェクトは主にアジャイル開発。要件定義を最初からガッチリ固めるのではなく、プロジェクトメンバーとその都度話し合いながら決めていきます。実際の業務では、お客様との関わりがあるので、そこへも入り込んでお客様とともにサービスを作っていきます。

――改めて、どういったサービスの開発を行われているのでしょうか?

たとえば、Qosmos(コスモス)は、施工管理システムです。建物の経年劣化による修繕をするには、職人を手配して、スケジュールを決め、現地の状態を調べ、修繕の完了時には報告する、といった一連の流れがあります。修繕完了までに住人、職人、オーナー間でとるコミュニケーションは、電話やFAXなどのアナログで非効率なものでした。

Qosmosを利用することでシステム化や効率化を図れます。具体的には、職人手配から工程管理、現地調査、報告まで一気通貫して実施できます。言わば、現場監督のような工務店の機能を果たしているのです。また、建物の入退去時の整備や修繕、建物に関する情報を集め、分析するためのデータベースも兼ねています。

また、Waywayは、スマートフォンを利用したサービスです。これまで現場作業の完了報告は、職人が事務所に戻ってから、撮影した写真をエクセルに貼り付けてメールで送るといった作業を行っていました。Waywayを導入すれば、現場で撮影した写真をその場でスマホからアップでき写真報告帳票まで作成できます。

この他にもさまざまな開発をしていますが、今後は管理会社にサービスとして提供できるモデルを作っていきたいです。

――今後のサービスも気になりますね!どんな領域に広げていく予定なのでしょうか?

事業領域に関しては、現段階では修繕に注力しています。メンテナンス業務をスムーズに行うためのプラットフォームを構築しています。従来の不動産業界は、主に電話やFAX、対面でのコミュニケーションが多く非効率です。

こういったコミュニケーションの中で発生する建物のデータやログは蓄積されておらず、効率化の改善に活かされていないのが現状です。10,000件以上の施工実績で得られたノウハウやITを掛け合わせ、不動産業界をさらに効率化させてアップデートしていくのが我々の役目だと思っています。

建物のトラブルで困っている住人、職人、オーナーのやり取りがスムーズにいき、価格も安く収まり、お互いがハッピーになっていくイメージです。スマートフォンの機能を利用すれば、こういった未来が現実のものにつながるでしょう。

◆エンジニアとして「0から1」を生み出す魅力を実感

――少しさかのぼり、入社までのご経歴をお聞かせいただけますか?

まず私は20年ほどエンジニアとしてやってきました。エンジニアさんに多い、小さい頃からのパソコン大好き少年ではありませんでした。

プログラミングに興味を持ったのは、大学時代に機械やロボットの研究に取り組んだことがきっかけです。自律移動ロボットの地図に関する研究でした。前提の情報を組み立て、ロボットの行動計画を作っていました。コンピュータでプログラミングを作るのが面白く、これを職業にしたいと思いました。

大学卒業後、大手メーカー系エンジニア会社にSIerとして入社しました。入社した頃は今から約20年前、Web開発は今ほど進んでいませんでした。配属されたのは、Webやネットの担当でとても刺激的な仕事だったのを覚えています。たとえば、プロバイダー向けのメール設定画面を作るなど楽しく取り組んでいました。

時代とともに組織変更もあり、私の役職はプロジェクトリーダーからプロジェクトマネージャー・プリセールスと変わっていきましたね。プリセールスでは、お客様と共同でソリューション開発、研究開発を行っていました。こういった経験から、ゼロからサービスを作ることにやりがいを見出し、自分もサービスを作る側に回りたいと思うようになったんです。

最初の会社で約10年間キャリアを積んだ後に、ベンチャーなどで経験を積み、直近では前職のVRを開発するベンチャー企業で共同創業者としてCTOを務めました。その会社では、建築土木でのVRサービスを作っていきました。そして、不動産や建築に関するITソリューションを作って世の中を良くすることにやりがいを感じ、方向性が合う会社を探していたところBPM社を知り入社しました。

――前職では創業フェーズまで経験されていたのですね!ちなみに不動産や建築業界のどんな点に魅力を感じられていますか?

高齢化や建物の老朽化などにより、さまざま問題が起こっています。そういった問題解決の糸口としてニーズは高いでしょう。また、建築現場は慢性的な人手不足に陥っています。現状の人力のままでは、いずれ立ち行かなくなります。そういった社会課題を新しい技術を活用して解決していきたいですね。

0から1を生み出すことに携わってきたので、社会的インパクトやイノベーティブな仕事をやりたいと思います。世界に通用するプロダクトを作っていきたいですね。

◆ボトムアップでアイディアを採り入れ、成長し続ける組織

――BPMのエンジニアチームはどのような雰囲気でしょうか?

エンジニアチームは、意思を持ったメンバーが多いので頼もしいです。お互いが本音で話して、より良いサービス開発に尽力しています。これからさらに発展していく組織なので、少数精鋭で取り組んでいます。業界のイノベーションを形にするため、それぞれのエンジニアが自分の得意なスキルを発揮していく、個性溢れる組織にしていきたいですね。

――どういったエンジニアさんに参加してもらいたいでしょうか?

良い意見を採り入れる、風通しの良い組織風土があります。そのため、自立して自分の意見を発信できる人が適しているのではないでしょうか。月に1度「マンナイ」(通称)という各部署の発表報告会を開催しています。

営業部・開発部などがお互いの状況を把握できるので、役立っていますね。先ほどお伝えした、スマートフォンを活用したWaywayは、この報告会でのエンジニアの提案が発端です。この機能が社内の職人メンバーから使いやすいと話題で、取引先にも提供できて喜ばれています。

こういった意見をボトムアップできる組織風土が強みの一つです。また、サービスを使用するユーザー(職人)が社内にいるため、よりニーズに沿ったサービス開発が可能です。エンジニアの年齢にはこだわっていません。

――最後にエンジニアやデザイナーの方へのメッセージはありますか?

私自身の経験ですが、前職からベンチャー企業に入って、初めて知る世界が広くありました。社内の人との関わり合いだけでは、いつも同じタイプの人と話すことになるかもしれません。広い視野を持ちながら、さまざまな世界を知ってもらえれば良いのではないかと思います。広く選択肢を見ていく中に、BPMも入れて頂ければもちろん嬉しいです。

まとめ

エンジニアチームのマネージャーのインタビューはいかがでしたでしょうか?いままでの経験も豊富なので、どんどん掘り下げていきたいところでしたが、そこは直接お会いした際にぜひ聞いてみて頂ければと思っています。

BPMではデザイナーやエンジニアを中心に募集をしていますので、ぜひ求人情報も見て頂ければ幸いです。エントリーのほどお待ちしております!

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