スタートアップ経営者の新卒1年目までの働き方 Vol.5(前編) すぎゆう編〜はじまり〜
こんにちは、すぎゆうです。
今回は僕が新卒時代を振り返ったときに「やって良かったなぁ」と思うことを改めて整理して書いていきます。
新卒の皆さんにとって少しでも参考になる部分があれば幸いです。
【その1】先輩を誘ってランチや飲みにいきまくる
入社してすぐの頃合いは兎に角色々な先輩をランチや飲みに誘いましょう。
無条件で連れて行ってくれるのはこの時期以外に無いと言っても過言ではありません。
たくさんの先輩社員とランチや飲みに行くことでタダ飯が食え(ry
じゃなくて、社内で誰がどんなポジションにいてどんな人なのかの情報を得ることができます。
また、相関図の把握をするのに手っ取り早いのです。
実力をつけたり、チャンスを得るためにはサラリーマンの場合、どうしても社内で権限を持っている人に指名される必要があります。
どれだけ努力して実力つけても権限のある人から指名される動きをとれていなければチャンスには巡り合いづらい。
大した実力はなくてもチャンスに巡り合う能力が高くて、結果的に実力をつけていく人は多く存在しています。
だから、相関図、組織図を素早く把握し、誰にどうアプローチをかけるのか、そのために、何においてどう努力するのが最短経路なのかを判断するために兎に角ランチでもいいから先輩を誘いましょう。
これは僕の場合、配属先の関係であまり力を入れてやらなかった(やる必要量が少なかったという感じでしょうか)ことですが、、
【その2】飲み会の幹事を率先してやり、乾杯の時は全員に乾杯で回る
会社に入れば新卒歓迎会を始めとし、節目節目で大人数規模の飲み会があります。
その際は必ず自主的に幹事に名乗り出ましょう。それだけで先輩たちから覚えられる可能性は飛躍的に上がります。(勿論、幹事としてやるべきことをきちんとスムーズにやりましょう。分からなければ年次の近い先輩にガンガン聞きにいきましょう。)
また、仕事というのは1人で出来ることの方が少ないです。つまり、色々な人の力を借りて1つの仕事を完遂することが常になるということです。
その際にディレクション力と言われるような力が必要になります。実は大人数の先輩や同期を含む飲み会の幹事というのはディレクション力を養うのにもってこいの練習です。
そして、乾杯の際には必ず全ての先輩社員、同期も含め乾杯に回りましょう。
幹事で且つちゃんと全員のところを回っているというだけで間違いなくやらないより高評判を得ますし、初期にある平等であるはずの最初のチャンスなどに「こないだ幹事がんばってくれたし」「いつも幹事をスムーズにこなしているし」など本質的には関係のないことによって指名される可能性が少なからず上がります。
また、覚えられますし、飲み会に呼んでもらえる確立も上がります。お酒の飲み方を覚えている前提で。
因みに僕は、6〜7歳年下の子が酔っ払っていたので大丈夫か?と声をかけたところ「余裕だから!うるせえよ!」と言われたことがあります。w
(社会人になったら学生の頃とは違いますので、お酒のたしなみ方は必ず身につけておくべきです。)
こういうのは親しい間柄の先輩後輩になっているならまだしも、そうじゃないタイミングではありえません。
学生では酔っ払っていて、で許されたかもしれませんが社会では全く理由にならないので、絶対ないように!
【その3】これでもかってくらい挨拶をする
人間だもの。挨拶しよう。
僕は新卒で入った会社に2年いたのですが、2年間ずっと大きな声できちんと挨拶をし続けました。もういいよと言われるくらいに。
それだけで、あの良い挨拶する子、営業頑張ってるらしいね〜と自分の知らないところで話してもらえたり、たくさんの社員がいる中で名前までは覚えてもらえてなくても「あーあの挨拶がすごい子ね!」と認識してもらえるようになりました。
あと元気よく挨拶して、挨拶をしかえしてもらえると単純に気持ち良いですよ^^
【その4】何か目立つ(覚えられる)キャラクターを作る
まあこれはそれぞれの人によってキャラクターにも向き不向きがありますよね。
因みにBLAMを一緒にたちあげた弊社の取締役2名は以下でした。
きむかず:うるさいやつ、よく飲むやつ
あさかわ:新卒なのになぜか茶髪で出社してきたやつ
良い悪いは置いておいて、まずは存在を認識されるために何かキャラクターを作ろうという話です。
特に茶髪だった浅川は上手いこと認知を得ていましたね。
怒られて直してましたけどw
【その5】無邪気にミスをする、無邪気に意見を言う
ミスをするって話は以下の記事で丁寧に書かれていましたので、是非そちらを読んでみてください。
https://blog.tinect.jp/?p=50612
無邪気に意見を言う、という話ですが特に役職や年次の離れていて権限を持っている人にやってみてください。
例えば自分の考えた事業案を持っていくだったり、オフィス環境をもっとこうしませんかだったり、毎朝挨拶の時間作りませんかだったり、正直内容はなんでもOKです。
日本は階層組織をやりがち(もちろん理由、目的があってのことです)ですが、一切無視して直の上司ではなくすっ飛ばしてもっと上の人のところに意見を言いにいってください。
新卒の最初くらいしか、怒られて済む時期はありません。怒られることと引き換えに得るものは会社や意見しにいったその相手の方にもよりますが、これまた認知は上がります。運が良ければ「お前良いな」となることもあります。
運が悪ければキャリアコースから外れることもありますがw
因みに一回目が大事です。組織としては階層を飛ばして意見しにいくという事象が起きることそのものが組織として問題となることもあるので、二回目のチャンスはないかもしれません。
(これを許すことによる中間管理職レイヤーへの影響があるわけです)