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「"もったいない"をおもしろいものに」広告代理業から新たな挑戦へ。

2015年株式会社BLAM創業。 2013年株式会社オプトに営業職として新卒入社。 オプトでは通常、4/10にオプト内で配属が決まり研修開始というのが王道ルートの中、PlatformID社に出向が決まる。そして配属が決まったその日の夜には接待、翌日には研修も受けずにアポへ行ったという波乱万丈な幕開けを飾った。 そんな杉生社長が新たなステージで目指す未来とはーー。

「前職で鍛えられたおかげで今がある。」

Q.前職時代の杉生さんについてお教えください。

1年目、平日は寝る間もなく徹夜続きで新規営業、既存顧客への営業、また、まだ世の中に無い全く新しい商材の営業をハードにこなしていました。IT業界では滅多にいないのですが、当時は飛び込み営業もしていました。(笑) 元々、PCやWebには疎かったため、土日にはタイピングの練習から始まり、次第に専門的なWeb広告の勉強に取り組みました。本当にハードでしたね。 新卒でPlatformID社XrostDSP営業部に出向したのは僕が初めてだったので、同期が1人もいない環境に身を置けたことですごく鍛えられました。それが今の自分に繋がっています。 学生時代に遊んでしかいなかったのですが、こうした努力もやがては成果に繋がり、最終的に入社2年目で4~6月度のMVPを獲得できました。 これは当時、最年少でのMVP獲得でした。

Q.当時、営業のなかで困難さを伝えるエピソードはありますか?

この世にまだ無かった新商材の営業は2013年10月から始まりましたが、翌年5月までチームの誰1人として1度もその商材を販売することが出来ませんでした。その時は、営業なのに数字を作れず、本当に会社に行くのが嫌でした。多分当時のチームの上司や先輩も同じ気持ちだったと思います(笑) その商材はWeb広告による販売促進がドラッグストアなどのリアル店舗での購買行動にどう繋がるか可視化できるという商材だったのですが、その商材の特性上、それまでの営業先である広告主や代理店とは打って変わって大手メーカー各社相手に行うものでした。 あの時はチームで5,000回は電話をかけまくって、アポを150回くらい取得し訪問しました。それでも受注がとれなかった新商材なんですが、翌年のGW前に僕が初受注を取ることが出来ました。 正直、初の受注を取れたのは実力以上に運が大きかったと思いますが、運と出会うために人よりも量をやったという意味では、今の自信につながっています。

起業への経緯

Q.このような経歴の中、ご自身で会社を立ち上げられたのはどういった理由だった のですか?

幼い頃から名を残せと言われていました。というのも、「杉生」という一族はもう残り僅かでして。そして、17歳のときに杉生姓の祖父が亡くなり「杉生」が減っていくことをリアルな感覚として痛感しました。名前を残す覚悟を決めたのはその時ですね。 それからどのように名を残すかを考えたときに起業という選択肢に行き着きました。それは同世代の起業家が近くにいるなど起業が身近に存在していたし、自分の性格上、一番向いているなと。 だから僕にとって起業は名を残すための手段ですね。 あとは「社長ってかっこよくない?」っていうそんな単純な理由だったりします(笑)実際はそんなことないんですけどね(笑)

Q.その中でもIT業界を選んだ理由はなんだったのでしょうか?

理由は主に3つあります。 まず1つ目の理由としては、IT業界はその他の業界と比較して年齢や経験で絶対に追い抜けない・・という程成熟した市場ではなかったため、活躍できるチャンスが大きいということ。 一回り以上先輩な方々よりも、若い頃からITが身近なものであったこともあり、若い僕らにはチャンスが大きい領域だと思います。

2つ目の理由は、ITがどんどん進化していっている中で、ITを使えば今まで出来なかったことが実現出来るところに良さがあります。 これによりもったいないものや不便なものを有効活用することが出来るのではないかと考えています。今既に存在している価値をより最大化出来るところにロマンを感じました。

3つ目の理由はITの市場価値が伸びていること。これはこれから続けていく上で欠かせない要素で、マーケットの将来的な大きさと毎年のように新たなものが生まれ続けるというビジネスチャンスの数からIT業界を選びました。

広告業には自分の世界を広げる面白さがある

Q.現在、広告代理業をされていらっしゃる中で面白みはどこにありますか?

まず広告代理業というものは簡単に話すと、広告を出したい広告主様から依頼を受けて広告代理店である僕らが広告を運用するという単純なものです。ですが、広告を出す際には効果(例えば売上や問い合わせ数など)を上げるための施策が場面に応じてたくさんあるため専門知識が必要になります。 その中で面白い部分は、いろんな業界を見れることです。 広告代理業という業務の関係上、様々な業種の企業様からご依頼を頂きます。そのため、その業界がどのようなビジネスモデルで回っているかを考えることも出来ますし、どのようなことがボトルネックとなっているのかもお話する中で見えてきます。その点が面白いですね。 直接消費者と接触することはないですが、広告業によっていろんな業界のお手伝いをすることで間接的には消費者に対して、利便性の向上に繋がる点では広告業の意義や良さも感じられますしね。 会社を創業してから個人的に面白さを感じるのは、メンバーが増えていくことです。人を雇用できるだけの業績を出せているという証明でもありますし、喜びを感じます。これから新規事業も行っていくのでぜひ注目してみてください。

BLAMのこれから

Q.BLAMの雰囲気や社風はどのような感じなのでしょうか。

基本的には何事も自由です。 ただこれからインターンでBLAMに参画してみたいと思って頂けるのであれば、1点注意して欲しいことがあります。 自由は最低限のルールの上に成り立つものなので、やるべきことをやって初めて自由に出来るということです。

Q.これからのBLAMの展開はどのようにお考えでしょうか?

もったいないものを面白いものに変えていきたいです。 例えば、ディズニーランドでスプラッシュマウンテンに乗りたいとします。その時には数時間も待たされるわけです。めちゃくちゃ単純に考えたらその時間もスプラッシュマウンテンに乗れたら幸せの量はすごくないですか?(笑) 他にも地方の学生さんは能力や意志があるにも関わらず、機会が少ないために見合った環境で働けてないことももったいない状態です。 そういったもったいない時間や人、空間をITの力を使っておもしろいものに変えていきたいです。 少し話が逸れますがきっと仕事のストレスももったいないことのひとつで、ストレスがあるとパフォーマンスを低下させてしまう可能性があります。なので基本的には叱って伸ばすではなく、褒めて伸ばすの社風です。(笑) それらも踏まえて、最低限のことさえ守ればあとは自由にやっています。本当に自由です。(笑)

Q.最後にお伝えしたいことはありますか?

「まだ能力的に出来ない、分からない、知らない」は仕方ないことなので、そこに不安を抱く必要はありません。僕たちがビジネスマナーや広告運用について0から教えていきます。ただ「やらない」という選択は悪なので「やらない」ことには厳しくしています。意欲のある学生の皆様、出来ること、分かること、経験したことを増やしながら創業2年目のベンチャー会社を一緒に大きくしていきませんか。

(インタビュアー:BLAMインターン 樋口佑樹)

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