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「推しを推せる仕事をしたいんです」BitStar Agent ディレクション担当の”推しごと”を大公開【Starインタビュー】

ー今回は吉田さんに、「BitStar Agent」のディレクションという仕事について伺おうと思います、よろしくお願いします!

よろしくお願いします!

ーまずは吉田さんがどんな方か、といったところからお話を伺えればと思います。大学では工学部に在籍されていたんですね?

そうなんです。私が在籍していたのは、工学部の中でも生命科学科というところで、遺伝子やDNAなどについて研究する学部でした。
子どもの頃から遺伝子組み換えなんかに興味があって、その興味が高校生まで続いていて、その学科を選択しました。当時は将来そういう仕事に就きたいといった気持ちは正直なかったのですが、勉強は興味があることを学び、将来の仕事はまた別かなと考えていました。

ーそうだったんですね。ちなみに新卒で入社された会社は広告代理店ですよね。なぜ広告業界で働こうと思ったんですか?

私、推しが沢山いるんです。それで「推しを推せる仕事」をしたいなと思って選びました。

ーな、なるほど…!?もうちょっと深ぼっていきたいんですが、いつ頃から吉田さんの中で推しが生まれたんですか?

最初は幼稚園からですね。当時はミニモニとおジャ魔女どれみが大好きで。中学生からはずっとK-POPの推したちを追っていて、最近では2.5次元とか声優さんなどに広がっていきました。今では推しが多すぎて大変です(笑)

で、その推し活をしているときに売り方がもったいない子や、その状態のまま日本デビューしてしまう子を見てきました。好きだからこそ私の方が魅力を引き出せる!と思って、新卒時の就活ではキャスティングの仕事を探したんです。ただ、なかなか新卒・未経験で入れる会社がなくて。

そこで会社見学の際に色々とヒアリングをしたんですが、話を聞いてみると広告業界出身の人が多かったので、私もまずは広告業界に入って少しでも近い経験を積んでから次のキャリアを掴もうと思い、広告代理店に入社しました。

ーすごい!推しへの道を自分なりに進んでいったんですね。

はい。1社目では広告営業だけではなく、案件進行などのディレクション業務にも携わっていました。そこから次のステップに進みたいなと思い転職活動を始めました。

ーBitStarのことはどうやって知ったんですか?

転職の際に利用していたエージェントからの紹介で知ったんですが、興味を持ったきっかけはWantedlyに掲載している大浦さんのインタビューを見たことですね。そこから現在私が所属しているマーケティングソリューション本部に在籍する女性社員のインタビューなど色々読んでみて、さらに興味を持ちました。

ー当時のBitStarに対するイメージはどんなものでしたか?

最初は競合他社のような、YouTubeクリエイターやTikTokクリエイターなどの事務所というイメージが強かったです。ただ、面接を受けていく中でそういうスタンスの会社ではないということを知り、志望度がどんどん上がっていきました。

ー面接での印象や、どんな話をしたか教えてもらえますか?

ざっくり言うと「いろんなことやってるなぁ」と思いました。

最初にイメージしていた所属クリエイターのマネジメントのみならず、クライアントである広告主のプロモーション案件を対応したり、企業YouTubeチャンネルの制作や運用、コンサルなんかもしていたりで。

私の一次面接官が広告事業の女性マネージャーの方だったんですが、女性で活躍されている方がいることは素敵だなと思いましたし、すごく話しやすかったです。その後の面接でも、良い話ばかりではなく具体的な業務内容や現実的な話もしてもらえて、よくある入社前後の「思ってたのと違った!」といった認識の齟齬もなくて、とても良かったですね。

他の中途入社の方たちのバックグラウンドを伺った際に、意外と芸能業界出身者が少ないとのことで「自分でも頑張れそうだな」と思えました。ちなみに事業責任者でもある執行役員の宮本さんが最終面接官だったんですが、すごく話しやすくて細かなことまで丁寧に説明してくれたので、安心して入社を決断できました。

ーそれは実際に面接をした先輩方が聞いたら嬉しいでしょうね!現在の吉田さんの業務について教えていただけますか?

私が担当しているディレクションという仕事は、主にクリエイター向けの業務です。クライアントの広告案件への出演について確認を行ったり、スケジュール調整や全体の案件進行管理を行っています。クライアントとクリエイター間の調整を行うことも多くあります。

ー業務の大変な部分はどんなところですか?

一番大変なのはスケジュール調整ですね。企画の構成案が間に合わなかったり、クライアントの社内確認が想定以上にかかったりすると、各所に調整が必要です。そういったことも想定しながら、予定通りに案件を進めていくことが大変ですね。

クライアントの追加要望が発生することもあるんですが、クリエイターの世界観を大切にしないといけないので、そういったことはなるべく起きないように調整をして進めています。

ーなるほど。ちなみに業務を進めていくうえで大事なことはありますか?

一番最初のクリエイターへのオリエン(の説明)が一番大事です。ここがしっかり行えていないと、先ほど話したような後々の調整などに影響が出てきます。小さなこともしっかり確認して物事を進めていける人が合うと思います。

あとは、クリエイターへオリエンを行う際に使用するオリエンシートというものがあるんですが、その構成力も大事ですね。自分やクリエイターさんではない他の人が見ても「この訴求点が入って入れば、こういった動画ができそうだな」とイメージできるようなシートを作れることがポイントだと思っています。

とはいえ、あくまで動画を作るのはクリエイターです。私たちディレクションが動画を作るわけではありません。そのため、クリエイターの「色」を消さないような指示書でないとだめなんです。こうやっていうと難しそうなんですが、場数を踏んで慣れていけばできるようになりますよ。

ーなるほど。なんだか吉田さんが最初におっしゃっていた「推しを推せる仕事」そのものな気がしますね。

たしかにそうですね(笑)

ー吉田さんが入社されたのはコロナ禍でBitStarもフルリモート勤務を推奨していた時期でしたが、慣れていく上で工夫されたことなどはありますか?

入社した当初はわからないことだらけだったんですが、リモートの中でとある先輩に「今電話してもいいですか?」といきなり電話して質問したことがありました。それまで話したこともない先輩でしたが「いいよいいよ、どこが分からなかった?」とひとつひとつ丁寧に教えてくれました。

新人としてではなくひとりのメンバーとして「まずはやってみよう」と任せながらも、わからないことは最後まで伴走してくれました。そこからはいろんな先輩に「今いいですか?」と聞きまくっていきました。

ー入社して4ヶ月ほどですが、印象に残っている案件などはありますか?

色々ありますが、とある声優さんが出演される案件を担当した時はうれしかったですね。自分が知っている声優さん・事務所さんと一緒に案件を進めている時は、より一層充実感が強いです。学生の頃に思い描いていた社会人に少し近づけたな、と感じました。

他にも、初めてのタイアップ案件が公開された時に、視聴者のコメントとかめちゃくちゃ見ちゃうんですけど、「買ってみよう!」とかコメントされていると本当に嬉しいです。

ーそれは嬉しい!そういった反応を間近で感じられるのも魅力ですね。今後チャレンジしてみたいことはありますか?

ディレクションという仕事でいうと、それこそもっと推しを推せる仕事をしていきたいですね!コロナが落ちついてきたら、K-POPのアイドルたちもまた日本での活動も活発になると思っていて、YouTubeチャンネルもあったりするのでキャスティングやタイアップで推していきたいなと思いますし、2.5次元俳優さんなどもキャスティングなどでどんどん推していきたいです。

今後はもっと組織が大きくなっていくと思うので、後輩育成も積極的に行って貢献していきたいと考えています。現在の業務の効率化や改善など、整えていくことにもチャレンジしてみたいですね。

ー最後に、ディレクションという仕事にはどんな人が向いていると思いますか?

変化やトラブルを楽しめる人、自分で考えてアクションを取れる人ですかね。多種多様なクライアントやクリエイターと仕事をしていく中で、案件一つ一つにおいて業務の進め方も変わるので、そういった変化や違いをポジティブに捉えられる能力が大切です。

もちろんトラブルが起きることもありますが、起こったことに対して不満を言うのではなく、どうやったらまずはその状況がプラマイゼロになるのか、そうやって考えて動いていける人と一緒に働きたいなって思います。是非そんな方に入社してほしいです。

ーありがとうございました!

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