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常に「次にくるもの」を追い求めて。たどり着いたのは、多くの人が暗号資産に触れるきっかけを作りたいという想い【社員インタビュー】

※本記事は2020年12月にnoteにて公開された記事の転載です。各情報は掲載当時のものです。


「少なくとも私は、ビットバンクに入ってから“誰かが作った目標に従うだけ”という仕事をしたことが一度もありません」

ビットバンクの働き方に対してそう話すのは、マーケティング部の長井 優穂(ながい ゆうほ)。

裁量を持って働けるのは、やりがいを生み出す一方で難しさもついて回ります。それでもモチベーションを持って目の前の仕事に取り組めるのは、会社も市場も拡大していっている実感があるからだそう。そんな長井に今後の展望を聞きました。

人が繋いでくれた縁で「次にくるもの」を探し歩いてきた


――まず、ビットバンクに入社する以前のご経歴を教えてください。

これまで私は、様々な業界で働いてきました。と言っても、何の目的もなく転職してきたのではありません。常に「次にフィーチャーされるものに携わりたい」という強い好奇心に突き動かされてきたんです。

最初に勤めたのはアパレル。2年後、スマホが登場したのを機に通信系に転職しました。その6年後にSNSが流行りだし、広告代理店でデジタルマーケティングを。そして4年後に選んだのが、いま勤務している暗号資産取引所のビットバンクでした。

――次の時代の最先端は暗号資産だと思ったということですか?

というよりも、はじめのうちは暗号資産の基盤となるブロックチェーン技術に興味がありました。正直、最初に暗号資産を耳にしたときは理解も浅かったので、ピンとこなくて…。けれどブロックチェーン技術に関する本を読んだら「こういう考え方で、こんな仕組みがあるんだ!」と大きな衝撃を受けたんです。世界も注目している技術だし、次はこれがくるなと。

また、当時はブロックチェーン技術を使用しているビジネスを、ビットコインしか知りませんでした。これが、この業界に飛び込むきっかけです。

――ビットコインの業界の中で、ビットバンクを選んだ理由を教えてください。

以前、CTOの野田さんと同じ職場で働いていたからです。ビットバンク以外は受けていません(笑)。

思い返すと、これまでの転職はすべてそうなんですよね。出会った人たちがどんどん縁を繋いでくれて今があるんです。恵まれているなと感じますね。

入社後はCX部門に配属され、お客様の口座開設審査などカスタマーサービスを担当しました。その後、顧客管理部が設立され異動。お客様が安心して取り引きできるよう、KYCやAML関連の整備をしています。

そして2020年9月、マーケティング部に着任しました。

いつ花が咲いてもいいように、丹念な下準備を


――マーケティング部ではどのような仕事を担当されているのですか?

主に広告配信とSEOです。広告配信では広告を自社制作しているため、自社デザイナーとのオリエンや、広告代理店との調整などをしています。SEOでは社内の異なった部署や外部ライターに執筆を依頼するなど、記事作成のディレクション業務がメインです。自身で執筆することもあります。

――ビットバンクのマーケティングの難しさを教えてください。

ライバルが競合他社だけでなく、全世界ということでしょうか。インターネット上の世界の話ですから、「暗号資産」という括りだけで考えればいいわけではないんです。

例えばとある暗号資産の場合。弊社で新しく上場したのですが、似たような名称だとファッションブランドの方が有名なんです。となると、この場合SEOにおけるライバルはファッションブランドになるんですよね。このように、ライバルとなるキーワードは「暗号資産」だけに留まらず、全世界・全ジャンルなんです。

マーケティングには正解がありません。毎度異なるライバルを相手に、弊社のサービスをいかに人の目に触れさせるかという視点で、キーワードや配信方法などを常に工夫して日々取り組んでいます。

また暗号資産は、そもそも新しいジャンルなのでナレッジが豊富にありません。法律やガイドライン、各レギュレーションを守りながら、自分たちで考えながら進めなければいけないのでなかなか難しい。

暗号資産業界全体としてもそうなのですから、当然私たち自身もナレッジをあまり持っていません。少しでも効果的なマーケティングをしていくため、いまはワークフローなどを地道に構築しています。

自分がどのような広告配信をやっているのかをナレッジとして残し、これまでやってきたことをワークフローに落としこむ。これをくり返し、未来に備えているんです。

マーケティングは花咲くのが一瞬。少しでもいい花を咲かせるため、丹念な下準備をしています。

裁量があるのはやりがいであり、難しさもある


――ビットバンクは一人ひとりが裁量を持って働いています。長井さんはまだ社員が10名程度だった2017年3月から勤務していますが、その雰囲気はずっと変わりませんか?

変わらないですね。少なくとも私は、ビットバンクに入ってから「誰かが作った目標に従うだけ」という仕事をしたことがありません。

「優穂さんはどう思いますか?」「何をどうしていきたいですか?」と聞かれることはしょっちゅうですが、これだけやっていればいいという雰囲気を感じたことが一度もないんですよ。

誰もが自ら意見を発信していく雰囲気をずっと感じています。

いま私はマーケティング部の部長という立場ですが、部の目標は自分たちで決めていますし、達成までのルートも自分たちで構築しています。会社から目安や要望は伝えられますが、目標設定から任せてもらっているんです。

これは、弊社が各分野のスペシャリストが集結したプロフェッショナル集団だから実現しているのだと思います。必然的に各々が自身の強みをフルに活かして、裁量を持って働ける。

私のチームメンバーも、みんな自分のアイデアを伝えてくれるので、どんどん取り入れています。みんなの力を借りながら、堅実に攻められる強いチームを作りたいですね。

――裁量を持って働ける分、難しさもあるのではないですか?

もちろんあります。マーケティング部においては、そもそも着任当時はワークフローもあまり確立していませんでしたしね。イチから自分で考えて構築するのはなかなか難しいです。

マーケティングは世間のイメージのように華やかではありません。発想の転換で何とかなることはあまりないので、疑問点や違和感をそのままにせず、コツコツと一つひとつ昇華して、真実を追い求めています。

またメンバーと認識の齟齬があると全てが台無しになってしまうので、とにかくよく会話しコミュニケーションを取るようにしています。

一人でも多くの人に暗号資産とビットバンクに触れてほしい


――ではいま、仕事をする上で長井さんのモチベーションを支えているものは何ですか?また今後の展望を教えてください。

会社も市場もどんどん拡大していっている実感ですね。ほんの少し前まで暗号資産はマイナーなジャンルでしたが「金融」ジャンルに仲間入りでき、社会的な立ち位置も変わりました。世の中に暗号資産を知っている人、興味を持つ人が増えたことも肌で感じています。

仲間の数も入社当時の8倍になりました。

私はこの業界に入ってまだ3年半ですが、それでも大きな変化を感じているのですから、今後もどんどん進化し続けると思います。

だからこそ私は、人々が暗号資産に触れるきっかけを作りたいし、弊社のサービスを一人でも多くの人に知ってもらいたい。そのために広告やSEOで訴求し続けるのがいまの自分の役割です。

けれどそれは、私一人でできることではありません。日々メンバーとコミュニケーションを取り、連携し互いを巻き込みながら暗号資産とビットバンクを訴求するようないい発信をし続けたいですね。

――長井さん、ありがとうございました!

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