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ビットエーの海外拠点を紹介!ベトナムを選んだ理由とは?

2020年に海外事業展開の一歩としてベトナム拠点を立ち上げました。海外事業=オフシェア拠点づくりというイメージを持つ方もいるかもしれません。なぜ、今このタイミングで海外事業を行うのか、その目的や背景を含めて今回はお話したいと思います。

なぜ、いま海外事業を始めたのか

今後の世界経済の中心となるであろうアジアの成長を見据え、デジ夕ルクリエイティブをリ一ドする会社として、アジアの中心で活躍する会社を目指すためです。

誤解してほしくないのは、単なる日本のオフショア拠点を作るのではないということです。

経済成長に伴う賃金上昇とエンジニア職自体が他の職業と比ベて遥かに高給ということもあり、ベトナムと日本との人件費格差はそれほど大きくなく、かつ年々縮まってくる見込みです。

これはべトナムに限った話ではなく、日本との人件費格差が続くことを期待したオフショア事業
として海外拠点を作ってもうまくいかないと考えています。

デジ夕ル人材が今後減っていく日本に閉じこもるのではなく、アジアに出て多言語での開発環境に適応し、アジアのデジ夕ルクリエイティブをリ一ドするボジションを取りに行く。

べトナム拠点の立ち上げはその第一歩です。

なぜ、ベトナムを選んだのか

アジアの国々を検討する中で、以下で3つの理由から最初のステップとしてはベトナムが良いのではないかという結論に至りました。

1. 経済成長性

まず第一の理由としては経済成長性があげられます。持続的な経済成長が期待できるのであれば、日本からの発注頼りの生産拠点になるのではなく現地で仕事をつくり十分な収益を上げながら事業を営むことが可能になるでしょう。

ベトナムの2018年のGDP成長率は7%と高い成長率を実現 しており、今後も同様の高い水準で成長を果たすと見られています。 またコンサルティンク会社のレポ一トによると、2050年までの年平均GDP成長率はベ卜ナムが世界で最も高成長を遂げる経済大国となり、GDPの予測順位は世界第20位になるとのことです。

2. 優秀なIT人材

次の理由は優秀なIT人材を獲得できるという点です。ベ卜ナム政府は2025年までに国内のIT人材を100万人にする計画を立てており、国策としてIT人材の輩出を進めています。

ベトナムの子供の憧れの職業ー位は「ITエンジニア」であり、「ITエンジニアはかっこいい 」「ITエンジニアが稼げる」 という風潮も後押しして、べトナムの大学生の中でー番人気があるのがIT専攻とのことです。IT専攻のある大学は全国に290校あり、毎年55,000人のIT人材を排出しています。

また、ハッカ一ランク(HackerRank)というアルゴリズムや機械学習、人工知能といった様々な領域のプログラミング問題を提供するサイトによれば、ベトナムは東南アジア地域の国々の中ではシンガポ一ルに次ぐ第2位の得点スコアを記録しているとのことです。

IT専攻の高度教育を受けた人材が毎年多く輩出されているのがベトナムを選んだ理由の2つ目です。

3. 国民性

最後の理由は国民性です。

これは定量的に表しにくいのですが、複数回にわたる現地視察やアジアで仕事をしている方々に話を聞く限り、国民性が日本と近く、明るくほがらかで仲間や家族を大切にする文化であると感じています。

またべ卜ナムの人は残業しないことで有名ですが、残業しないのは国の施策の一貫であり実態は仕事が好きで多くの方が勤勉です。

距離・言語の壁を超えて一緒に仕事をしていく上で国民性が似ていることはプラスに働くと考えており
他の理由と合わせて総合的に判断を行い、海外事業の最初の拠点としてベ卜ナムを選びました。

ベトナムの職場風景

オフィスは、ベトナム南部の都市ホーチミンにあります。

現地のメンバーは日々、明るく楽しく業務に取り組んでいます。


会話は日本語がメイン。現地メンバーは日本語も堪能です。


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ベ卜ナム拠点立ち上げですが、2つのフェ一ズに分けてプロジェク卜を進めます。

第1フェーズは事業化検証フェ一ズです。ベトナムで既に同事業を営んでいる企業のサポ一卜を受けながら事業を本格展開するにあたって鍵になるであろう課題を解消できるかを検証していきます。

そのフェ一ズが終わった後は第2フェ一ズとしてベトナム拠点での事業を本格展開させていきます。

繰り返しになりますが、今回のベトナム拠点立ち上げは、日本のオフショア拠点を作る目的ではありません。アジアを舞台に我々が戦っていくための第一歩として考え、試行錯誤やチャレンジを重ねていきます。

以上、ビットエーの海外拠点(ベトナム)の紹介でした!いかがだったでしょうか?少しでもビットエーのことを知っていただければ幸いです!

他にも気になることなどがあれば、お気軽に「話を聞いてみたい」よりメッセージを送っていただければと思います。

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