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ヤンチャはしても、絶対に結果は出す - トップセールスマンからトップマネージャーへの挑戦

「弁護士ドットコム」は、日本の弁護士の40%以上にあたる17,000人に利用されている日本最大級の法律相談ポータルサイトです。そのサービスの要ともいえるのが、弁護士と信頼関係を築き、マーケティングや業務改善に興味を持つ弁護士へ、最適なソリューションを提供するセールスチームです。その中で、今回は、入社最短でマネージャーへと登りつめた、中村龍之介に話を聞きました。

語り手:中村 龍之介
茨城県出身。50mを5.8秒で走る運動神経の良さを買われ、様々な部活で助っ人として活躍。一方、勉強は苦手で、高校の成績は、いつも学年で後ろから数えて10番ほどだったが、大学進学の推薦がかかったテストでは、見事上位に入り、圧倒的なやりきる力を見せつける。
新卒で、大手情報通信企業に入社。通信機器の法人営業に携わり、1日300件の電話営業をこなしつつ、順調に営業成績を上げていくが、より営業としてのやり甲斐を求めて、大手IT企業に転職。会長直下の新規事業部で法人営業を経験。
さらなる成長を目指して、2015年6月に弁護士ドットコムに入社。セールス職として、弁護士向けのソリューション提案営業を担当。入社わずか9ヶ月の2016年4月に、マネージャーに抜擢され、東日本のセールスチームで活躍中。
聞き手:松居(弁護士ドットコム ライター)

ヤンチャなおしゃべり好き!ファンクラブまであった愛されキャラ

― 中村さんは、どんな学生時代を過ごしていましたか?

小学校から中学校まで、ずっとサッカーをやって過ごしていました。それまで熱中していたんですが、中3で引退したあたりから、ちょっとずつヤンチャになっていきまして(笑)。中学生ぐらいの時期って、不良がかっこいい!みたいな風潮、あるじゃないですか。とにかくモテたかったし、ケンカも強くなりたくて、高校時代は、空手を習っていました。なので、部活には入っていなかったんですが、友人や先生から、いろんな部活の助っ人を頼まれていたので、よく試合には出ていました。日サロで焼いてギャル男しながら(笑)。

ー え!ギャル男だったんですか!ちなみに、努力の甲斐あって、無事モテました?

モテのピークは、小学生の頃でした(笑)。バレンタインデーにチョコを20個もらったりして。あ、でもそういえば、高校の時はファンクラブがあったらしいです(笑)。

ー ちょっとあんまりイメージが湧かないのですが、どういうキャラクターだったんですか??

とにかく、人としゃべるのは好きでしたね。それもあってか、ずっとまわりから可愛がってもらっていました。
あとは、何かしら駆け引きをすることが多かったですね。高校の時に、大学に行ける成績じゃなかったんですが、先生に「最後のテストで、めちゃくちゃいい成績を取ったら、大学の推薦をくれ」って交渉したんです。先生も、まさか万年ビリから10番の生徒が、いい成績を取れると思わないじゃないですか。で、めちゃくちゃ勉強してみたら、上位に入っちゃって、そのまま推薦で大学に行きました。自分でも、こんなにいい順位が取れると思っていなかったんでびっくり(笑)。

ー まさに有言実行。やりきる力がものすごい。

自分でやると決めたことは、絶対にやりたいタイプですね。何をするにしても、ちゃんと成果を出したい。とはいえ、やっぱり勉強するのは好きになれなかった。就活のタイミングで、将来なにをしようかなと考えた時に、自分には営業職が向いていると思ったんです。大学の時のアルバイト先で、接客態度や衛生管理などの多数の項目で賞をもらった経験があって、勉強はだめだけど、接客やしゃべることは得意だから、だったら営業だ!と。

最初は過酷な方がいい

ー 新卒で入社した会社では、どんな仕事をしていましたか?

大手情報通信企業に、OA機器販売担当の法人営業として入社しました。きついとか、超体育会系とか、色々な噂がある会社だということは聞いていたんですが、最初は過酷な方がいいと思って、入社を決めました。
1日300件の電話をかけてアポを取ったり、1day1という1日1受注しなければならないルールがあったので、そのために1日5、6件営業に行ったり。最終的には、1年目で社長賞をいただくことができました。その当時、特に辛いと思ったことはなくて、むしろ完全実力主義だったので達成感がありました。営業スキルが身についただけでなく、メンタル面でもかなり鍛えられましたね。

ー ここからトップセールスの道が始まったんですね。2社目のIT企業への転職のきっかけを教えてください。

戦略的な提案営業に挑戦したいと思ったのが、きっかけです。会長直下の太陽光関連の事業部の立ち上げに、法人営業として参画しました。営業だけでなく、地主や電力会社との折衝、太陽光で発電した電力を売りたい人と買いたい人を繋げるアセットマネジメントまで、幅広く経験しました。当時、一緒に動いていた部長が、すごく厳しい人だったんですが、とても可愛がってくださったこともあり、社会人として大切なことは、すべてここで教わったように思います。

周囲に迷惑をかけてきた分、胸を張って言える仕事がしたかった

ー 弁護士ドットコムに転職したきっかけは何でしょう?

当時仕事にやりがいもあって楽しく働いていたのですが、お世話になった部長が辞めたあたりを境に、人事が一変しまして。キャリアステップが見えにくくなったこと、また、今のままだと自分が成長できないとも感じていたので、思い切って転職することにしました。
転職活動を開始した時は、弁護士ドットコムのことをまったく知らなかったんですが、ある日、スカウトメールが来たので、軽い気持ちで受けてみたら、トントン拍子に話が進みました。すでにいくつか内定をいただいたので、まぁとりあえず話を聞くだけでも……位の気持ちで受けてたはずが、選考途中から、もし受かったら、絶対ここに入社しようと決めていました。

ー 選考途中から志望度が高まったのは、どのあたりに魅力を感じたからですか?

弁護士ドットコムの仕事って、社会貢献性が高いじゃないですか。親や友達にも、胸を張って言える仕事ですし。面接でお話をしているうちに、「学生時代から、色々な人にたくさん迷惑をかけてきたので、今度は世のため人のために仕事をしたい」という思いが強まったので、決めました。ちょうど上場した直後で、これからどんどん成長していく会社のフェーズに合わせて、自分も成長していけそうだと感じたことも大きかったですね。

社会人になって、初めて壁にぶつかった

ー 実際に入社してみていかがでしたか?

弁護士の先生に、弁護士ドットコムが展開しているサービスを提案し、受注後のフォローまでを行うセールスとして入社したのですが、自分の仕事が世の中の役に立っていることを実感できるだけでなく、実力もしっかり評価してくれる社風だと感じています。
弁護士の先生から、「弁護士ドットコムのサービスを使ってから、手がけたい分野の案件依頼が来るようになった」といううれしい連絡が来たり、友人から「弁護士ドットコムの法律相談サービス(みんなの法律相談)で相談したことがあり、とても気持ちが楽になった」という話を聞いたりしたときには、この会社に入って本当によかったなと思いました。
また、実力の評価という点では、スタッフとして入社して3ヶ月で目標数字の300%を達成したところ、特別にリーダーにあげてもらったことがありました。入社月の受注数は、今でも歴代トップだと思います(笑)。そこからさらに結果を出して、9ヶ月後にはマネージャーに昇格しました。だから、しっかり評価してもらえている、という安心感があります。

ー この上ない順調な滑り出しですね! 結果を出せた理由は、何だと思いますか?

弁護士だからと構えずに、当たり前のことを当たり前にやったからだと思います。相手が何を必要としているか、何に悩んでいるかを知り、それに対して、うちのサービスがどう解決できるかを示す。シンプルにそれだけですね。

ー なるほど。マネージャーになっても、順調に結果を出されていそうに思いますが、実際いかがでしたか?

順調だとよかったんですが(笑)。マネージャーになった途端、社会人として初めて壁にぶつかったんです。今までは、自分の成績だけ追っていればよかったんですが、役職がついたら、チーム全体の成績も追わないといけない。人間関係がうまくハマらないと業績も上がらないんです。どんなに自分が頑張っても、思ったようにチームの成績は伸びず、メンバーのモチベーションもどんどん下がっていく……。社会人になってから初めて、つらい、しんどいと思いました。

ー 難しい状況ですね……。それをどうやって乗り越えたんですか?

まず、チームのメンバーに認めてもらうために、自分もきっちり営業として数字を出しました。いくら上司でも、結果を出していない人に言われた言葉って響かないじゃないですか。あとは、メンバーとサシで飲みにいって、とにかくたくさん喋りました。お互いの考えていることや、なにを大切にしているのか、モチベーションはどこにあるのか、今後どうしていきたいのか、仕事だけじゃなくて、プライベートなことも含めて、徹底的に話しましたね。他のマネージャーとも相談しながら、コツコツとチームを作っていきました。
そのお陰で、セールスチーム内でチーム賞を受賞するまでになりました。

自分だけじゃなく、チームも一緒に成長していく

ー これからは、どんなチームを作っていきたいですか?

個性がいかせて、ひとりひとりがしっかり目標を持って仕事ができるチームです。
年々、マーケットが厳しくなっているため、今までのやり方に固執せず、ターゲットや手法から、しっかり考えて行動しなければならないフェーズに来ています。そのため、個人として最大限の力を発揮するだけでなく、チームとしての機能も最大限発揮して、この難所を乗り越えていく必要があるんです。目標数字の達成のために、全員がやりがいを持って、成長していけるような組織作りを目指しています。

ー 中村さん自身のやりがいや成長についてはいかがですか?

この難易度の高いフェーズでチームのマネジメントをさせてもらって、とてもやりがいを感じていますし、成長もできていると感じています。今回の経験で、再現性のある新しいマネジメント方法を見つけることができれば、全社にも展開できると考えているので、しっかり結果を出せるよう、注力していきます!

ー トップセールスマンから、トップマネージャーへ、中村さんの挑戦は続くのですね!

頑張ります!

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