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「個人の多様性を受け止めていけるような会社でありたい」Beer and Techの育休制度は、チームとしてのチャレンジ!

こんにちは、Beer and Tech人事の中田です!

昨今、男性の育休取得の機会が増え、様々な場所でも「育休制度」についての話題が挙がっていますよね。今回の記事は、弊社でも今年育休を取得した男性メンバー3名の実体験を中心に、インタビュー形式でお送りしたいと思います。

先日オンラインにてインタビューを実施したのですが、盛り上がり過ぎてしまい、どの部分をカットしたら良いかとても悩みました(笑)お時間がゆるす方は、ぜひ最後までご覧いただけると嬉しいです。

それでは、どうぞ〜!

  • 話し手:森田(代表)/ 伊藤(取締役)/ 新原(開発本部リーダー)
  • 聞き手:永田(人事)/ 中田(人事)

ー早速ですが、皆さんは育休をいつ頃・どのくらいの期間で取得されたのでしょうか?また、取得にあたって迷うこともあったかと思いますが、きっかけなどがあれば、そちらも教えてください。

森田:取得期間は、4月下旬〜5月下旬の1ヶ月間ですね。僕は会社の代表なので、正直に言うと実際に育休を取るのは難しいかなと思っていました。そんな中、きっかけは妻から

「育休も取れないような会社は、社会において価値がないから潰した方が良いよ」

と言われたことですね(笑)

なかなか厳しい意見だな…とは思いましたが、それで検討し始めました。僕は何かを判断するときに、基本的には会社のリーダーなので「自分がやったことがメンバーの模範になっているか?」がひとつの行動基準になっています。

なので、もし、会社のメンバーから「母の日(※花き業界における一番の繁忙期)なんですけど、育休を取らせてもらえませんか?」と言われた時に、マネジャーに「いやいや…」と言って欲しいのか「休んでもらって大丈夫ですよ!」と言って欲しいのか。やっぱり後者でないと、会社は良くならないのではないかと思いました。

「繁忙期だし、育休は取りません」というメッセージを自分が出してしまうと、後に続くメンバーも「森田さんも会社を優先しているし、自分もそう判断した方が良いのかな」と感じてしまうと思います。それは良くないですよね。メンバーが育休を取りたいとなった時のことを考えて、自分がまず取ろうと決断しました。

伊藤:僕は最初はあまり取る気はなかったですね。森田さんは取ったけれど、僕は特に取らなくても良いかなと思っていました。しかし、結果的に子供が生まれてから1〜2ヶ月くらい経ってから、育休を取得しました。なので決断したのが遅めでした。実際に取得した期間は、6月1日〜30日の1ヶ月間です。

子どもが育っていくスピードは、もうすごく速くて「このタイミングは一生味わえないし、この時間は取り戻せないんだ」と感じたんですよ。後悔しそうだなと強く思ったので、最終的に決断しました!

新原:僕は7月中旬〜8月中旬頃までの1ヶ月間、育休を取得しました。生後すぐですね。少し大変だったのは予定日があるものの、実際にはいつ生まれるかは分からなかったことです。だけど、休む予定は予め入れておかないといけない。どうなるかな?とは心配していましたが、生まれてすぐに育休取得が出来たので、ありがたかったです。

きっかけは「せっかく取れるんだったら、取りたいな」と思ったことですね。森田さんの後に続くことによって、そこが補強されるんじゃないかなとも思いました。伊藤さんが言っていたように、生後すぐなんて一回しかない時期ですしね!

森田:ただ、全員に後に続いて欲しいと思っている訳ではなくて、育休を取得したいと思っている人が会社に相談したときに、それが会社の事情によって妨げられるのではなく、実現できるようでありたいなと思っていますね。

なので、育休を取りたいと思っている人が取れたのであれば良かったですし、特に必要がないと思っている人が育休を取らずに仕事に没頭してもらうのも、どちらも良いかなと思っています。

会社の代表として繁忙期に育休を取ることに迷いもありましたが、男性の育休取得に限らず「個人の事情や多様性を受け止めていけるような会社でありたい」そのために今後メンバーの選択肢が増えるのなら、という想いもあって決断しました(森田)

ー育休に入る前にどんな風に業務をコントロールしたのか、もしくは準備したことなど、どのようなことがありましたか?

伊藤:実は、僕は普段あまりボールを持っていないんです(笑)持ってはいるけれど、業務を速く進めるためのボールが多くて、僕がいなくても業務自体はまわります。例えば、僕が見ているマーケティングチームも、僕がいなくてもまわっていくんだろうなぁとは思っています。

そのため、持っていた業務はすべて森田さんや他の本部長に渡してから育休を取得しました。当然、森田さんにもキャパがあるので、優先度を決めて進めてもらい、会社として大きな問題は起こりませんでした。

新原:僕は、まず自分の役割を棚卸し・ドキュメント化して、そこから「この部分はこのメンバーへ」と振り分けていきました。僕がラッキーだったのは、開発チームのリーダーを他メンバーと二人でやっていたので任せられたことですね。安心して業務をお任せすることが出来ました。

あとは、自分にしかできないような作業に関しては前倒しで作業をして、1ヶ月分を溜め込んでおくことで大丈夫!という状況にしておきました。

業務の前倒しは結果的には出来たのですが、前倒しした部分に着手できなかったタスクとかはあったりしましたね。でも、出来ないことはなかったです。

森田:伊藤さんが言ってくれたように、マネジメントレイヤーの人はオペレーションに直接入り込んでいないので、自分が抜けたことでまわらないことはないと考えていました。一方で会社の成長が遅れるという形にはなったと感じています。他メンバーに渡す権限については各自に割り振っていき、特に伊藤さんには本当にお世話になりました。

難しかった点としては、やはり会社のリーダーとして、育休中だけど対応しないといけない案件があったことですね。どこまで代表者としてやるべきなのか?その判断は難しかったです。

緊急事態やトラブルなどに備えて「誰がどこまでやるか」を予め決めておけば、問題はないという学びを得ることができました!

ー育休からの復帰後は大変なこともあったかと思うのですが、復帰されてから変わった点はありましたか?

伊藤:僕に属人化していた業務を一旦誰かに渡すことによって、ブラックボックスが開けられたと思います。それが結果として、メンバー自体の主体性を上げたような気がしています!

新原:伊藤さんとほぼ同じ意見を持っています。属人化されていたタスクがより明確になりました。組織運営していくためには属人化を潰していかないと、組織が拡大するにつれてボトルネックになり、頭打ちになってしまうということを感じました。

あとは、チームのメンバーが増えていたことには驚きました!社内がIPO関連で整い始めている雰囲気も感じて、すごく大きく変わってきていることも感じました。良い変化ですね!

森田:育休から戻ってからは、もう一度現場を自分で見ることになったので、伊藤さんや新原さんも言っているように、以前より解像度が圧倒的に上がったなと思いました。自分が入ることによって色々コントロールがきくことを再認識しました。同時に、これから会社を成長させていく中で自身で出来ることは限られているので「育成」の重要性も非常に感じました。

ーここまで仕事の変化について伺いましたが、育休期間を経て新しく見えたことなどはありましたか?私生活で印象に残っていることなども聞いてみたいです!

伊藤:少し別の観点になるかもですが、子供がいるメンバーへの理解が深まりました。起業してからの7年間で子どもが生まれた男性メンバーもいましたが、その時は育休を取るという話は出なかったんです。皆とても頑張ってくれていたんだな、ということが今よく分かりました。

あとは、やっぱり自分は仕事が好きなんだと再認識しました。育休中はすることがなくて、バランスを取るのが難しかったですね(笑)なので、育休中は意識して旅行にいったり、この時期しかできないことをやろうと思っていました!

息子の成長スピードが早くて、このタイミングを逃してしまったら…と思うと「後になって後悔するだろうな」と感じたことが、育休取得を決断したきっかけです(伊藤)

森田:伊藤さんとは対照的です(笑)僕は家庭面でのプラスの変化で言うと、1から10まで育児・家事をやるので、奥さんがやって欲しいことの全体像が分かるようになったことですね。

あと、最初は赤ちゃんもよく夜泣きをするので、その対応を一緒に出来たのは良かったです。今は少し慣れてそんなにストレスは感じないけれど、最初は色々と分からない中でのストレスがあったので、それを奥さんの一人の負担にしなくてすごく良かったなと、今振り返って思います。

印象に残っているエピソードとしては、家事のタスクを全部書き出して、スケジュールを組んで、卒業に向けて、それぞれのタスクはどちらがやるのか?というのを進めていたことですね。
献立もスプレッドシートで管理して(笑)まぁ、色々なことがありましたが、やっぱり最後は丁寧にコミュニケーションを取ったり、誠実に向き合うということが大切だなと感じました。

最終的には、「毎日3食作ります!」となって、毎日自分で作ったものを写真に撮っては、自分の成長を実感していました(笑)

新原:僕は育休期間中、奥さんの実家へ里帰りしていたので割と手があったのと、キッチン事情とかも分からないので、洗い物くらいしか出来ない感じでした。戻ってきてからはフルリモート勤務なので、仕事が終わった瞬間から一緒にお風呂に入ったり出来て、それはすごく助かりましたね。

チームメンバーが本当に頼もしく、育休中は安心して全ての業務を任せることが出来ました。育休から復帰した後も、フルリモート勤務という働き方にとても助けられています(新原)

ー それでは最後に「男性が育休を取る」ことについて、メッセージがあればお願いします!

新原:育休と言うと、まず「取れるの?」という観点になると思います。休めないと思い込まずに、勇気を持って休むことが大切です!実際に育休を取ってみると意外と周りの人たちが活躍してくれて、何とかなったりするものだと思います。周りの人たちを信用することが大事だと感じます。

伊藤:取得を迷っているなら、これはもう絶対に取った方が良いと思います!子どもが成長していく時間は戻ってこないので、取らないと後悔すると思います。

それに「周りが助けてくれるから何とかなる」というよりは、意外な事実として「自分がいなくても組織がまわる」だけでなく「一時的に抜けることで、組織にとってプラスになる」ということを、各メンバーが認識していると良いかなと思いました。

今後も社内メンバーには「絶対に取得してください」とは言いませんが、取れる選択肢を残してあげたいなと思っているので、個人としても、会社としても応援していきたいです!

森田:伊藤さんや新原さんが言うように、子供はとても可愛いので、育休を取るに越したことはないのではと思います。僕は病気になったことがきっかけで起業したのですが、病気になったときに一番願ったのが子どを持つことでした。

なので、待ちに待った10年越しの休暇だったんですね。とても価値のあるものだと思っているので、ぜひ取ってください!

ただ、育休を取得する側にはそういうメッセージになるのですが、育休を取る・取らないの選択肢がない人、つまり残る人に対してもメッセージを発した方が良いとも思っています。子育てをしたことがある人・家庭を持っている人には、理解してもらいやすいかもしれないけれど、全員が同じバックグラウンドではないから、育休による業務負荷を負担に感じる人も、もちろんいると思います。

個人の多様性を会社の中でどのように受け止めていけるか?という、チームとしてのチャレンジであると理解をした上で、しっかり違う立場の方とコミュニケーションをとって育休を取ってもらうのが良いなと思います。

もし、そこで「NO」と突きつけてしまうのであれば、育休に限らず、親の介護など他の個人として優先したいことに関しても「このチームでは受け切れません」という風になってしまいます。背中を合わせられるチームとして、個人のことにも一定向き合うことが必要だよね!という合意をチームの中できちんと取ることが必要かなと考えます。

ー長期で見ていくと、会社にとってもそれが良いこと=会社を強くしていくことでもあるんですよね。皆さん、本日はお忙しいところ貴重なお話をありがとうございました!

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