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地方在住者 × 地方移住希望者のリアルボイス。完全テレワーク社員採用がもたらす多様性と、リモートワーク成功の秘訣と課題

全社テレワーク実施中のアバナードは、「47都道府県どこでも採用宣言」と題して、完全テレワーク社員の採用をスタートさせました。
この採用は、今後新たに入社される方々はもちろんのこと、すでにアバナードに在籍しているメンバーにも多様な働き方の選択肢を提供しています。

そこで今回は、静岡県在住の関谷彰さん、地方移住を計画中で東京都在住の中元達也さん、沖縄県在住の井上亮さんに話を伺いました。

地方在住者 × 地方移住希望者の対談を、採用チームの三井によるファシリテートでお届けします。

「47都道府県どこでも採用宣言について、どう思う!?」

地方から東京の企業への転職に要した時間は約2年——沖縄県在住・井上さんの場合

—— 47都道府県どこでも採用宣言をした後、まずインタビューさせてもらいたいと思い浮かんだのが、今年の2月に沖縄から東京へ出てきたばかりの井上さんでした。

井上 亮(以下、井上):ありがとうございます。
私の場合は、2年かけてやっとアバナードに転職して、単身東京に気合を入れて出てきたのに、2ヶ月も立たないうちに沖縄に帰ることになってしまったんですが(苦笑)。

ですから、新型コロナウイルス感染症の拡大により全社テレワークに移行していったタイミングでは、多くの方の考えとは反対に、ギリギリまで会社に出社したいと思っていました。現在は、緊急事態宣言を前に沖縄に戻り、住み慣れた沖縄の自宅からテレワーク中です。

井上 亮(いのうえりょう)/ソフトウェアエンジニアリング マネジャー
沖縄在住。アバナード歴9ヶ月。地方銀行のグループ会社にてエンジニアとして18年勤務するも、自身のキャリアアップと大規模プロジェクトを求めて、2020年2月にアバナードに入社し単身東京へ。全社テレワーク移行をきっかけに沖縄へ帰郷し現在はマネジャーとして沖縄からテレワーク中。

—— 転職するのに、2年間かかったのですか!?

井上:そうです。やはり私一人で決められることではなく、家族が関わってくることですから。

私はこれまで18年、地元の企業で仕事をしてきました。地方の開発プロジェクトはどうしても、開発規模も案件の業種や業態も小さく狭くなりがちです。今後のキャリアを考えた時に、自分の可能性を広げるためにも、キャリアチェンジが必要だと考えるようになりました。

スキル的な面だけでなく、昇進や昇格・給与面においても上限が見えていますから、どこかで頭打ちがくることに不安や心配を抱えながらの生活でした。
年齢的に考えても、タイミングを逃すと転職活動も難しくなるだろう、だったら早いうちに一度東京の企業に転職するしかない、そう考えてのキャリアチェンジの決断でした。

しかしながら、私には子供4人と奥さんという大事な家族がいます。そう簡単に「はい、いってらっしゃい」とならないのは当然のことですよね。ただ幸いにも、奥さんも沖縄では今後の展開が望めないことは理解してくれていましたから、将来についてじっくり話をして、転職を決めました。

当時、前職で長期プロジェクトに関わっていたので、終わるタイミングを見計っていたこともあり、トータルで約2年かかってしまいました。

—— ご家族とはどのようなお話をされていたんですか?

井上:ひとまず、単身赴任という形で東京に出る決断をしましたが、子どもの就学状況に合わせて家族を上京させようかとか、しばらくは単身赴任を継続させて仕事の合間をぬって帰るスタイルにしようかとか、アバナードに所属しながら戻る手段を模索しようかとか…2、3年のうちに、いろんな可能性を考えていこうと話をしていました。

いくつも構想を考えてきたのに、まさか、こんなに早く沖縄に戻ることになるなんて思ってもみませんでした。「東京でやってやろう!」とかなりの気合いで上京しましたから、今の状況は個人的にちょっと残念ではありますね(笑)。

ただ、いずれは地元に戻る予定でしたから、住む場所という点においての目標は早くも達成できたことは嬉しく思っています。47都道府県採用宣言によって、地方にいながら東京の企業に務めてキャリアの視野を広げられるのは、地方在住者にとっては非常に有り難いことです。


ずっと「いつ辞めるか」と考えてきた人生だった——東京都在住・中元さんの場合

—— 中元さんは現在は東京にお住まいですが、将来設計にあたって、47都道府県採用宣言をとても喜んでいるそうですね。

中元 達也(以下、中元):はい、47都道府県採用宣言を知ったときは最高に嬉しかったですね。正直なところ、「東京に長くいるつもりはない。じゃあ、いつ会社を辞めるべきか…」と常に考えていたのですが、今は考える必要がなくなり、そのストレスから開放されています。

中元 達也(なかもとたつや)/ソフトウェアエンジニアリング マネジャー
東京都在住。アバナード歴7年。会計ソフト開発会社にてエンジニアの礎をつくり、2013年に第二新卒としてアバナードへ入社。以後、農業IoT、金融ブロックチェーンなど最先端プロジェクトに携わり、現在はサプライチェーンのAI化プロジェクトのリードを務める。福岡県への移住を計画中。

—— 中元さんは、東京ではなく、地方のご出身ですか?

中元:大阪で生まれ、その後広島、九州と西日本で育ったのち、たまたま新卒で入社したのが、関東圏にある会計ソフト開発会社でした。2年半程働いて転職を考えた時も、東京という選択肢はなく、両親がいる場所にできるだけ近い西日本に戻ろうと思っていましたから。

—— それなのに、なぜ東京に本社を置くアバナードに入社されたのですか?

中元:転職サイトを見ていたら、なぜだかアバナードだけが気になってしまったんですよね。東京では働きたくないくらいに思っていたのに、アバナードだけは受けてみたいと思ったんです。挑戦してみて、もしダメだったら親元へ戻ろうと思っていました。そうしたらありがたいことに内定をいただけたので、2013年に入社して、もう7年間も東京にいることになりますね。

—— 47都道府県採用宣言によって住む場所が問われなくなった今、どのような将来を考えていますか?

中元:今考えているのは、福岡への移住です。大学が九州で知り合いが多く住んでいること、両親が住んでいる地域と近いこと、また空港の利便性が高いこともあり、今のところは福岡がベストかなと思っています。

実はもう少しで子どもが生まれるんですが、47都道府県採用宣言の前までは、
「子どもの将来を考えると、親の都合で転校させるのはかわいそうだし、いつ会社を辞めようか…」
「もし親が倒れて介護が必要になることがあれば、辞めたくなくても会社は辞めざるを得ないよな…」
そんな風に、辞め時をずっと考えてきました。

そうして考え続けることがストレスになっていましたし、移動を伴う転職は決して楽ではありません。たとえ自分のタイミングで決断したとしても、移住先で仕事が見つからない可能性も十分にあり得ますから、将来への不安も感じていました。

47都道府県採用宣言以降は考える必要がなくなって、「今帰るべきだと思ったら帰ればいい」と、かなり気が楽になりました。アバナードにいながら、面白いプロジェクトに携わりながら、自分のタイミングで将来を決められるのは本当に嬉しいです。


新幹線通勤歴14年。変わり続ける働き方とともに、よりフレキシブルな制度を——静岡県在住・関谷さんの場合

—— 関谷さんは現在、静岡にお住まいでテレワークしているそうですね。

関谷 彰(以下、関谷):静岡に住んではいますが、実はお二人と少し違って、フルリモートかどうかには大きなこだわりがないんです。

私が住む静岡県の三島市というところは、東京まで新幹線で1時間もかかりません。例えば急遽「今日の夕方ミーティングするから東京に来てほしい」を言われても、問題なく行けてしまう距離なんですよね。

関谷 彰(せきや あきら)/ソフトウェアエンジニアリング グループ マネジャー
静岡県在住。アバナード歴5年。大手メーカーの関連会社にてシステムエンジニアとしてのキャリアをスタート。マイクロソフトへの転職後、静岡から東京へ通勤しながらエンジニアとして活躍、2015年にアバナードに入社後もその働き方を継続。現在は静岡県の自宅でテレワーク中。

—— テレワークに移行するまでは、新幹線通勤をされていたんですね。

関谷:そうですね。アバナードに入社する前はマイクロソフトで働いていて、その当時から最近まで約14年間、新幹線で通勤していました。マイクロソフト以前は地元企業に勤めていましたが、仕事で東京と地元を行き来することが多くなるにつれて、地元にいながらでも東京の企業で働けることがわかり、マイクロソフトに転職をしたという経緯があります。

いまではすっかり東京はご近所感覚。このスタイルに慣れてしまっているので、苦ではありません。現在も、いつでも東京にいけるくらいの気持ちで静岡の自宅でテレワークしています。

—— 地方ではあるけれども、通勤可能圏内なのですね。その立場だからこそ見える課題はありますか?

関谷:実は、長らく新幹線通勤してきましたが、会社にはそれに対応するルールや制度はないんです。通勤費用は基本的にプロジェクトチャージになるので、プロジェクトとして経費計上できる場合もあればできない場合もあり、複数プロジェクトを掛け持ちしている場合には各プロジェクトが費用を分割して負担することになります。

地方であっても、東京への交通手段の有無によって、さまざまなケースがでてきます。静岡県だけでなく、関東近郊にお住まいの方で同じようなスタイルで通勤していた方々も少なくないのではないでしょうか。

現在は全社テレワークによってほぼ全員が自宅で仕事していますが、状況の変化とともに、働き方も徐々に変わっていくと思います。そうなった時には、新たに人事制度やコスト周りの整備も必要になってくるのではないかと思いますね。


「完全テレワークでの仕事は、実際のところどうですか?」

半年間のテレワーク推進で見えてきた、テレワークがうまくいく理由と今後の課題

—— ここからは、完全テレワークでの業務について聞かせてください。
井上さんは、2月に入社して4月には沖縄に戻られていますよね。プロジェクトには、スムーズにジョインできましたか?

井上:私は現在、基幹系システムを一新するプロジェクト内で、フロントエンドアプリ開発におけるモバイルアプリ開発チームにマネジャーとしてジョインしています。そのチームが発足したのは、沖縄に戻る直前の3月だったので、プロジェクトに関わるメンバーとの顔合わせや対面でのコミュニケーションをしてからテレワークに移行できました。

それから約半年間そのプロジェクトに関わっていますが、テレワークに関しての支障は感じていません。


—— 中元さんと関谷さんはいかがですか?

関谷:私も同じく、プロジェクト推進においては問題ないと思っています。これまでも、お客様先で仕事をしたり、個別の事情に合わせて自由にテレワークが選択できたりと、オフィスに行かずとも仕事ができる土台が整っていました。まったく出社しなくなった今も、その延長線上にあるイメージでみんな働いているのではないでしょうか。

中元:私も同じく順調にプロジェクト推進できていますし、チームメンバーに同じ質問をしてもおそらく「特に支障ありません」という返答が返ってくると思いますね。

というのも、アバナードのテレワークがうまくいっている理由は、ITリテラシーがもともと高く、関谷さんが言うように土台が整っていたことは大きいと思いますが、一番の要因は、働き方と明確な評価制度にあると思っています。


—— 働き方と明確な評価制度ですか?

中元:そうです。アバナードでは、達成すべきゴールをリーダーとメンバー間で認識をすり合わせた上で仕事を進めていき、その達成具合によって評価がなされますよね。

例えば、単純な作業を1週間かけてやることを依頼された場合、その業務を真面目に毎日コツコツやる人も、自前で作業ツールを作って1週間の半分で早々に業務を終わらせてしまう人も、同じ評価がされるんです。どちらも、決められた期間で決められた成果物を出していることに変わりはありませんからね。
その上で、決められたことをきちんとやるのが「アナリスト」というステージ、自分のことだけでなくチーム内外にも目を向けて推進するのが「コンサルタント」ステージというように、明確な評価指標が設定されています。

全員がこれらを共通認識として持てているので評価自体がしやすいですし、ゴールへのアプローチの仕方は個人に委ねられていますから、仕事の仕方や働き方も自由です。

リモートワークを推進する会社の中には、パソコンのログを取って本当に仕事をしているかどうか調べている会社もあると聞きますが、それは本来あるべき方向性ではないような気がしています。


—— たしかに、評価制度が確立されているからこそ、本質的な仕事ができる。だから場所を問わない働き方が実現できている。これは大きなポイントですね。
反対に、半年間のテレワークを経て見えてきた課題はありますか?

関谷:プロジェクトという仕事の観点では確かに問題ないですが、人と人とのつながりという観点では、課題があるかなと思っています。

私は約30名の組織のマネジメント役も担っているのですが、これまでは週1回〜月1回程度、みんなでランチや飲み会の席で顔を合わせて「最近、調子はどう?」のようなコミュニケーションが取れていたんですよね。

今はそうしたコミュニケーションが気軽に取りづらくなったことで、メンバーの状況を把握するのが難しくなりましたし、メンバーも何かあっても言いにくい状況にあるのではないかと思うんです。

今後は完全テレワークメンバーの採用が加速していくと思いますが、顔を合わせて気兼ねなく話せるような機会の必要性を、今は感じていますね。


—— そのようなコミュニケーション制度について、ちょうど検討しているところです。これまでは頻繁に飲み会があって、仕事外でのコミュニケーションが盛んでしたよね。それが実施できない今、例えばオンライン飲み会のためのフードデリバリーを活用して、会社が手配した同じご飯とお酒を一緒に楽しめる機会をつくってみようなんてアイデアがあります。

中元:すごくいいアイデアですね。関谷さんがおっしゃるように、コミュニケーションは以前より減ってしまっているのは確かです。そして「自前でオンライン飲み会するなら、自分の時間に充てたい…」と感じる人も少なくないと思うんです。

つい先日、他企業とのオンライン飲み会が開催されたんですが、その際は各個人が経費として申請対応しました。そうなると手間が掛かってしまうので、会社として制度を用意することで、コミュニケーション再活性化の一手になるかもしれませんね。

関谷:その制度ができたら、積極的に活用したいですね。
あともう一つ課題に思うことは、際限なく仕事やミーティングができてしまう環境です。

出社していた頃は、移動時間を利用して息抜きや仕事の調整ができていたんですよね。それがテレワークになって移動時間が不要になり、隙間なくスケジュールを埋められるようになりました。
そうなると健康を害しやすくなったり、精神バランスがとりにくくなったりするはずです。

そのようなマイナスを避けるためにも、働き方のルールを設けてもいいのかもしれませんね。


—— いい仕事をするために、リフレッシュできる時間は絶対に必要ですよね。中には、1時間のミーティングは1日3本まで、ミーティングは5分前に終える等のルールを設けている会社もあると聞きます。
47都道府県採用を促進するためにも、アバナードはより良い環境を追求して実行して、もっともっと変わっていかなければなりませんね。今後もより良くしていくために、現場の声を教えてください。

最後に、完全テレワーク社員の候補者の方々に向けたメッセージをお願いします。

井上:さまざまな事情により、地元を離れられない人が地方にはたくさんいます。地方で働く人の中にはUターン組も多いのですが、彼らからは「給与の水準が大幅に下がったけれど帰らざるを得なかった」「給与が低いだけでなく、魅力的な案件も少ない」という半ば悲鳴のような声を耳にします。私も例外ではなく、完全テレワーク社員の採用が普及していれば、転職に2年も要していなかったかもしれません。

まさに47都道府県採用宣言は、そのような人のための採用方針だと思うんです。
現時点で自分のキャリアに悩まれている方々は、是非アバナードのカジュアル面接を受けてみて、アバナードのカルチャーや雰囲気を感じ取っていただきたいですね。ご自分の評価やキャリアの方向性を確認するいい機会にもなると思います。


中元:47都道府県採用宣言がもたらすインパクトは、井上さんがおっしゃるように、これまで「大規模案件や最先端の案件に関わりたいが、東京にしかない」と思われていたけれど、地方にいながらもそんな案件に携われるようになったことだと思います。

まずはこのような企業があることを知ってもらいたいですし、積極的にこの制度を活用しながら、自分のやりたい仕事と住みたい場所のいいとこ取りができる幸せな人が増えていったらいいですね。


関谷:私は地方に住んでいるからこそ感じますが、その地域には地域の特色が必ずあるんですよね。例えば私のいる静岡は、温厚で欲がない人が多いと言われています。でも、そういった地域にも必ず眠れる人材がいるはずなんです。表には出さないけれど、心のどこかで「やってやるぞ!」と思っている人は必ずいると思います。そういう方々にとっても、この採用は大きなチャンスになります。

これを期に、ぜひともチャレンジスピリットを持つ方がアバナードの仲間になってくれたら嬉しいですね。


▲左上:関谷、右上:中元、左下:井上、右下:採用チーム三井

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