こんにちは！
今回はシンガポール拠点で働きながら、シンガポール拠点とタイ拠点のヘッドマネージャーを務めるOng Chen Jie （以下、CJ）さんにグローバル人材に必要なスキルや就活生へのメッセージなどを伺いました！

プロフィール

Ong Chen Jie （CJ）2010年中途入社
略歴：元々はネットワークエンジニア兼営業として活動し、通信ネットワークのメンテナンスや企業への通信インフラに関するソリューション営業に従事。その後、2010年にアウングローバルマーケティング（アウンシンガポール）に入社。現在シンガポール拠点及びタイ拠点のヘッドマネージャーとグローバルクラウドグループの海外部門メンバーを兼任。

普段の業務内容を簡単に教えて下さい。

シンガポール拠点及びタイ拠点のヘッドマネージャー、グローバルクラウドグループの海外部門メンバーを兼任しています。

タイでは、2020年6月からヘッドマネージャーを担当しています。
シンガポールとタイでは市場状況が全く異なるため、各クライアントごとに組織構造や仕事の運用フローを理解しなければなりませんでした。

しかし新型コロナウイルスの影響でタイに行くことができず、業務が滞ってしまいました。
今では社内外共にオンラインでコミュニケーションをとっています。
タイのメンバーは私がオフィスに行けなくても自律的に動いてくれているのでとても嬉しく思います。

グローバルクラウドグループ(海外)では、日本のお客様や広告代理店に役立つツールのリサーチと開発を担当しています。
これは新しい領域への挑戦で、私は世界中のパートナーへのコンタクトをとり、アウン(東京)で近い将来新しいサービスが立ち上げられるよう、一生懸命頑張っています。
簡単なことではありませんが、必ず成功させたいと思っています。

日本の働き方についてどう思いますか？

前の会社（日系企業）に入った当初の第一印象は長時間労働です。おそらく1日12時間以上は働いていました。
他にも始業時間の30分前に仕事を始めて遅くまで働いたり、上司の仕事が終わるまで帰れないなど…。
仕事で疲ていても、上司から飲み会の誘いが来たら部下は一緒に行かなければならず、大変でした。

でもアウングループでは、そんな伝統的な日本の働き方は存在しませんでした。
誰でもその人の仕事の実績によって評価され、みんな平等に、公平に評価されます。
私はこのことをすごく誇らしく思っています。

アウンで働いてみて大変だったことはありますか？

日本語がまだ完璧ではないので、やはりコミュニケーションは苦労しました。
特にビジネス日本語は、すぐに習得することは不可能です。
しかし、同僚に話しかけたりして日本語の知識を増やし、基本的な日本語の会話はできるようになりました。

効率的なコミュニケーションは、同僚との良好な関係構築に役立ちます。
そして、仕事の効率化や士気の向上につながるため、とても重要だと思っています。

アウンで働いて良かったことはありますか？

良かったことは、日本のビジネスパーソンの良い所を深く学ぶことができましたところです。

例えば、日本人はめったに会議に遅れません。小綺麗な服装で、どんなお客に対しても礼儀正しく接します。これは、ぜひ自国に持って帰りたい素晴らしい点です。

10年以上もアウンで働いているので、私も徐々に日本人に近づいてきている気がします（笑）

国を超えて働くために必要なスキルや、意識すべきことはありますか？

自発性が高く、環境の変化に柔軟に対応でき、よいマインドセット(考え方)を持った人がグローバル人材にふさわしいと考えます。

最後に、就職活動中の方にメッセージをお願いいたします。

チャンスはたくさんあります！でも一番大切なことは、あなたの中にある「情熱と興味」について深く考えることです。
「好きなことをやりなさい。そうすればずっと遠くまでいける。」これはコーチングの先生が私に言ってくれた言葉です。

忘れないでほしいのは、仕事は単にお金を得るためだけのものではありません。
そして、給与が高ければ高いほど、幸せになれるかというとそうではありません。
もし好きでもない仕事をお金のためだけにしているとしたら、意味のないことだと思います。
給与だけでご自分のキャリアパスを決めないでください。
あなたの情熱と興味で選んでください。難しい選択ですが、自分自身で決めなければなりません。

いかがでしたか？
アウンはアジアの各拠点メンバーと、国を超えてプロジェクトを行うケースもあります。
海外で働きたい方・海外の人と働きたい方はぜひ一度話を聞きに来てください！