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営業から企画までマルチに活躍できる理由とは?『有言実行』を積み重ねたキャリア形成

こんにちは!auコマース&ライフ採用広報担当です。

今回は某大手EC企業からauコマース&ライフへ入社し、手探りながらも新たな環境の中で結果を積み上げてきたメンバーをご紹介します。ECコンサルタントとして入社し、マネージャーへ昇格、事業企画部長に至るキャリア形成、「どんな仕事でも価値を発揮する3つの秘訣」など必見の内容です。

三井文(Bun Mitsui)
2011年、某大手EC企業に新卒入社。ECコンサルタントとして関東・関西・九州の様々な拠点を飛び回り、同職のマネージャー、そして営業企画などを経験。2019年10月auコマース&ライフにジョインしてからは、グロッサリー領域のECコンサルタント、同マネージャーを経て、2021年4月より事業推進本部事業企画部部長に就任。

完成されたプラットフォームから、未知の可能性へ飛び込んだ

―本日はよろしくお願いします!まずはじめにご入社された経緯について教えてください。

 2019年10月にauコマース&ライフに入社する前は、2011年に新卒入社した某大手EC企業にて、主にECコンサルタントとして従事していました。ECコンサルタントは、ECモールに出店されている店舗さまのモール上での集客力を高めたり、売上向上のための施策提案などを行う仕事です。コンサルティングと営業の間とも呼べる職種で、前職では異動も多く、数年で名古屋や東京、福岡など様々な都市を飛び回って様々な店舗さまとお付き合いさせていただきました。社会人1年目から担当させていただいた店舗さまの中には社長さまと日々やりとりをすることもあり、社会人経験のない若造が経営者と直接かつ対等にお話しができるところにとてもやりがいを感じていました。

 その後マネージメントも一通り経験し、最後の2年はこれまでの経験を活かして営業全体の生産性・精度向上を目的とした営業企画に就きましたが、各店舗さまと信頼関係を構築し、共に売上を立てていく営業職がやはり好きで、またやりたいという気持ちは持ち続けている状態でした。次第に年齢も30歳に近づき転職を意識しだしたタイミングで、auコマース&ライフを知人に紹介してもらい入社をしました。

―数あるEC企業の中でも、auコマース&ライフを選んだ理由はなんでしょうか?

 前職のような既に成熟して完成されたECプラットフォームとは異なる、成長段階の事業に携わり、今そして自分じゃないとできないことに挑戦してみようと思いました。また前職は新卒採用人数が多く、会社全体を見ても若手社員が多かったのですが、auCLには若手はもちろん、様々な業界で経験を積んだ熟練の社員も多く、学ぶ機会に溢れていると感じたことも理由の1つでした。
 転職活動の中では自分の「スキル」「ナレッジ」「人脈」を最低でも50%使うことができて、即戦力として求められることも軸に置いていたのですが、結果的に自分の力をフルで活かせるような環境である、auコマース&ライフに入社し、ECコンサルティング部にジョインしました。

―入社後に驚きやギャップは感じませんでしたか?

 良い意味で荒削りな部分が多いなと思いました。ただそれを1つずつ乗り越えていくのが楽しくて。例えば扱う広告の種類やデータ分析のツールをとってもまだ整備されていないところも目立ちましたが、「今あるもので戦うにはどうしたらいいかな」というところに思考を切り替えていきました。前職時代は店舗さまの多くが当たり前のように向き合ってくれましたが、まだまだ成長段階のau PAY マーケットには注力していただけないことも…。そんな店舗さまを振り向かせて、共に成長できることにやりがいを感じました。
 また、入社して半年ほどで新型コロナウイルスが感染拡大し、会社全体がリモートワークへ切り替えを行ったので慣れないコミュニケーションにもはじめは戸惑いました。対面できなくはなりましたが、部署のメンバーとはリモートでも密にコミュニケーションを取れていたので乗り越えることができました。(※21年9月現在auCLではリモートワークと出社を併用した働き方を続けています)

念願の営業から企画へ、キャリアチェンジでの葛藤

―19年10月にECコンサルタントとして入社、その後グループリーダーとしてマネージャー職も務めて、21年4月より事業企画部に異動になりましたが、入社当初から希望していたECコンサルタント職から企画職にキャリアチェンジすることに抵抗はありませんでしたか?

 改めて営業職がしたくて転職したのに、2年も経たずに企画職に異動することには正直葛藤がありました。しかしながら21年4月から事業部制へと組織が大きく変わり、新設される部署を任したいというお話をもらい、不安な気持ちもありましたが、挑戦したい気持ちが強くなっていったのも事実です。

 これまで店舗さまに「あなたが売りたいものと、お客さまがほしいものはイコールではないよ」と説明することが多くあったのですが、まさに自分も同じ状況だとふと気付いたんです。「自分のやりたいことと、会社が自分に期待してくれることは時に違うんだな」と思い直しました。今となっては、事業企画部での経験が確実に自分の力になっている実感があり、異動に関して後悔はありません。ECコンサルタントの時は店舗さまやチームを見て売上を上げることに意識が向いていましたが、事業企画部では事業全体を見渡す必要があるので、事業全体の流通や収益性も考えるようになりました。日々自分の引き出しが増えていっている気がします!

―事業企画部に期待されている役割はなんでしょうか?

au PAY マーケット全体の流通と販促のKPI管理、そしてモール・ダイレクト・ライフスタイルの3つに分かれている事業部間の連携強化を担っています。現在は各事業部施策の見える化から、コスト効率を意識した販促企画の見直しをするべく、チームメンバーや様々な部署の関係者とすりあわせを行っています。事業部と事業部を繋ぐ橋渡し役となり、そこからシナジーを生み出して事業成長を牽引する役割を今後も務めていきます。

どんな仕事でも価値を発揮する3つの秘訣

―三井さんの「自らキャリアを創る」姿勢に憧れをもつ社内メンバーも少なくありません。
 働く上で大切にしていることがあれば、お聞かせいただけますか?

 大切にしていることは3つ。1つ目はベタで恐縮ですが『人を大切にすること』です。どれだけテクノロジーが進化していても、人対人の接点はまだまだ多く、意思決定権も人にあります。何よりも人から学ぶことがたくさんあるので、ハイテクなツールに頼らずにまずは人を大切にしています。なので、担当になった店舗さまも、一緒に働く同僚も、関連部署の人にも、自分の人柄を知ってもらう意識はします。それが対面じゃなく、チャットのやりとり一つでも人柄を伝えることはできると思っています。

 2つ目は、『みんなが拾いたがらないボール(案件・仕事)を率先して拾うこと』です。誰かがやるだろうと放置するのではなく、「拾いたがらないボール=手間のかかる、難しい案件」と捉えて、自分の経験値をためるためにも、ジブンゴト化した行動を意識しています。当事者意識を持って働くことで、責任感も生まれますし、一つ一つに向き合う時間も増えてくると思います。結局ジブンゴト化を極めていけば、その姿を見てくれている他の人たちも巻き込み、全体にとってプラスに働きかけることができるようになります。

 3つ目は、『具体的な目標を掲げて宣言すること』です。将来就きたい役職や達成したい数字があるなら、自分の内に留めず上司や周りに宣言することを心がけています。実際私がauCLに入社した時には「半年でチームリーダー、1年でグループリーダーになります」と上司に宣言し、1on1の度に目標と現状の差分を確認していました。結果、同じグループの皆さんに支えてもらいながらも、グループリーダーに就任することができました。その次は「2年以内にECコンサルティング部の部長になります」とすぐに上司に宣言しました。その半年後、組織変更のタイミングで、現在の営業企画部長職をやらせてもらうことになり、目標の半分が叶った形になっています。もちろん、残りの半分も実現したいと思っています。

―三井さんの今後の目標を教えてください。

 やっぱり原点である「営業がしたい」という気持ちはまだ大きいです。ただ、今すぐにやりたいというよりは、今の事業企画部としての業務を通してもっといろんな知見や思考のフレームワークの引き出しを増やして、パワーアップした状態でいつか現場に戻りたいですね。

 加えてマネジメントの立場としてもレベルアップしていきたいと考えています。先陣を切って皆を引っ張るタイプと、後方から全体を俯瞰して指示を出すタイプがあると思いますが、どちらかというと自分は前者だと思います。ただ、事業企画で求められているのは後者です。今後は今の仕事を通して、ハイブリッドな人材になりたいと思います。それを活かせる仕事ができたら理想的です。

これまでの社会人経験で、スピード感と強い当事者意識の2点を兼ね備えている人はどんな場所でも活躍できると知りました。どんな人からも学びは得られるし、逆に刺激を与えることもできます。まだまだ成長し続けるau PAY マーケットとともに、私自身もまだまだ成長していきたいです。

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