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社内ビジコン「Wowトーク」で感じた、スタートアップにおいて大切なこと。

※KDDIコマースフォワード株式会社 、略称「KCF」は2019年4月1日、同グループ会社の株式会社ルクサと合併し「auコマース&ライフ株式会社」として再設立いたしました。本記事は2019年3月31日以前に書かれた記事のアーカイブとなります。

こんにちは!人事の壱岐です。


外は猛暑ですね。(熱中症対策には、麦茶がいいらしいですよ!)

そんななか、KDDIコマースフォワード社内でも

アツい、アツいイベントが開催されていました.......


社内ビジネスコンテスト「Wowトーク!」


KDDIコマースフォワードでは、ビジコン開催は初めての試み。

有志メンバーが中心となり、社長・役員陣も巻き込んで催された、一大イベントとなりました。


タイトなスケジュールにも関わらず、集まった案は

32案。

社員が270名程(※1)で、初開催なことを顧みると

これはすごいことではないでしょうか。ですよね?ね?

※1:7月末時点の直接雇用数



イベントでは、それぞれの得意分野を活かした本気の資料が続出


今回のテーマは、「EC物販事業に関連する新規施策」

かたく聞こえますが、要するに

「面白いアイディア…持ってこいや!!」

ということです。唐突な高田延彦は差し置き、中身は至ってシンプルですね。

当日の様子を、早速レポートしていきます!!


■ベンチャーならではの経営陣との距離感

今回、特に感じたことは「経営陣との距離の近さ」「ベンチャーならではのスピード感」。

社長や副社長をはじめとするコメンテーター陣が

アイディアの実現に向けて、真剣に意見出しを行いました。


▼実際に出たコメント

・「すぐやっちゃえばいいじゃん!○○と話して進めてね」

 ∟誰が何の業務を行っているか経営陣がすべて把握しており、すぐに走り出せる状態

・「これでは脳がないのでは?一緒に考えていきましょう!」

 ∟バッサリ斬った後の、愛のフォロー

・発表メンバーが「今のサービス、全然面白くないです。こうしましょう」と堂々と発言

・同じ方向性のネタを組み合わせて、さらに良いアイディアに昇華させていく動きが流行


Article content
社長である八津川さんをフル活用する、まさかのアイディアも
笑いも交えながらの、和やかな講評会

■スタートアップビジネスにおける大切な考えかた

発表された多種多様なアイディアに対して、常に論点になったのは

「実施する価値をどうつくるか?」「実行するためにどうするか?」という点。

講評でのコメントをいくつか共有していきます。


▼「価値のつくりかた」

・新しいビジネスアイディアは、「他社がやっていない理由」「他社ではなく自社でやる必然性」について、自問自答しつづけることが大切

・既存のものと何かの掛け算で新しさが生まれる。例えばコンテンツなら、横串の軸をつくることで新しい価値を与えるなど

・他社とは違う軸で自社サイトをチェックしてもらう理由を作る

・テックを単なる効率化のためのシステムと捉えない。これからは、属人的なもの・感情的なものをどうテックを活用して作っていくか、という観点が重要

▼「実行するための方法」

・大きな利益が得られないものでも、マーケティングの観点でエッジが立っていれば、実施する意義が生まれる

・すべてを0→1で考えるのではなく、既にあるアセットを上手く活用することが重要


「ゼロからつくらない」判断も、スタートアップにおいては大切なこと!


営業、経営管理、エンジニア…さまざまな社員がプレゼンを行いました


フィードバックする部長陣も真剣な表情

■プレゼンの極意

本題とずれますが、勉強になったので小ネタとして書いておきます。

いるんですね。プレゼン上手な人って。

アイディアもそうですが、個々人のプレゼンレベルの高さに

私の脳内スカウターはショート寸前でした。(ドラ〇ンボール×セー〇ームーン、夢のコラボ)


▼まなびメモ
・「例え」をいかに有効に使って、オーディエンスを引き込むか

・コアになるワードを、繰り返し使うことで印象を刻み込む(多用しすぎに注意)

・声の大きさ、伝えきるという強い意思は聞きやすさにつながる


オーディエンスの頭に深く刻み込まれた「○○の原宿化」のワード


いかがでしたでしょうか。


更に今回の「Wowトーク」では、イベントでありがちな
"やって終わり"の状態を防ぐべく、下記のような施策が取られていました。


・イベント内のフィードバックだけでなく、
 後日、プレゼンター一人ひとり+役員+各アイディアの関係部署メンバーでのMTGセット
 (直近で実現がむずかしい場合も、将来に向けたアイディアにするため、すべての施策案をブラッシュアップ)

・アワード形式で、賞を付与。
 最優秀賞のアイディアは四半期ごとの全社会で発表

最優秀賞発表の様子


お買い物という生活に密着したビジネスだからこそ、

あらゆる部署のメンバーが改善案を持ち寄り、実現に向けて動く場となった「Wowトーク」。

今後の動きにも期待が高まります!!

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