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【公開】採用ナレッジVol.05「採用ルートの選定(基準と傾向) 」

Attack(株)代表取締役の村上篤志です。弊社は【TARGET】という採用コンサルティングサービスを提供しています。特にWantedlyやビズリーチ、Greenなどダイレクトリクルーティングメディアでの採用支援が中心となっており、Wantedlyの公式パートナーforkwell jobsの認定パートナーにも選定されています。

さらに多くのお客様に弊社の採用コンサルティングサービスをご利用していただきたく、実績のアピールも兼ねて、2021年は弊社がこれまで手掛けてきた採用コンサルティングの現場から得た「採用ナレッジ」(ノウハウ)を定期的に公開していきたいと思います。

今回から3回に渡って「【1】戦略立案:採用ルートの選定」のナレッジについてお話しさせていただきます。今回は第1回として網羅的に採用ルートの種類をまとめた上で、採用ルートを選定する「基準」と採用ルートごとの「傾向」をお話しさせていただきます。経営者の方や採用責任者の方にとって参考になる内容かと思いますので、ぜひご覧ください。

■バックナンバー
Vol.01:採用活動の全体像
Vol.02:候補者ターゲットの具体化(前編)
Vol.03:候補者ターゲットの具体化(後編)
Vol.04:採用予算の条件整理

■主な採用ルートの種類

まず大前提として、現在、新卒採用/中途採用いずれにおいても、主だった採用ルートは以下の5つかと思います。

■主な採用ルート

①ダイレクトリクルーティング
企業が自ら候補者データベースをサーチして、スカウトメール送信し、コンタクトを取る採用手法。(ビズリーチやオファーボックスなど)

②エージェント(人材紹介)
人材紹介会社が候補者をサーチし、企業に紹介し、採用が決定したら成功報酬を支払う採用手法。(リクルートエージェントなど)

③求人広告
広告型で求人を掲載し、候補者からの応募を待つ採用手法(リクナビやマイナビなど)

④リファラル(社員紹介)
従業員に友人や知人を紹介してもらう採用手法。昔でいうところの縁故採用。

⑤SNS/ホームページ
FacebookやTwitterで候補者にDMを送信したり、自社ホームページに採用情報を掲載し、応募を募ったりする採用手法。

当然ながら、それぞれの採用ルートにメリットとデメリットが存在し、自社の採用活動において何を優先するかによって、選択すべき採用ルートは異なります。

以下が主な採用ルートのメリット(Goodポイント)とデメリット(Badポイント)をまとめた表になります。


■採用ルートの選定基準

そして今回のメインテーマである「採用ルートの選定基準」ですが、基本的には以下の3領域、合計7つのポイントで見極めるのが良いかと思います。

・コスト
 - 費用(金銭的なトータルコスト)
 - 人的労力(どれだけ手間が掛かるか)

・採用活動
 - 計画性(スケジュールを立てやすいかどうか)
 - 母集団(母集団を形成しやすいかどうか)

・候補者特性
 - スキル(技術や能力が高い候補者が多いかどうか)
 - 転職意欲(転職意欲の高い候補者が多いかどうか)
 - 志望度(自社への志望度が高い候補者が多いかどうか)

※「転職意欲」は中途採用でのみ適用されるポイントです。

当然ながら同じ採用ルートでも企業やサービスごとに異なるので、一概に特徴はまとめられませんが、おおよその傾向は以下の通りかと思います。


※コストの前半部分(薄いグレーの部分)の「イニシャル(初期)」、「ランニング(運用)」、「決定報酬」は前回の記事で触れた採用予算の費用構造に基づく内容です。

あとは自社の採用において「何を優先して、何を優先しないか」を踏まえて、適切な採用ルートを選択することになります。例えば以下のようなイメージです。

・コスト(費用や人的労力)が掛かっても、とにかく計画的に優秀な人材を採用したい!
⇒ダイレクトリクルーティング

・金銭的な費用は掛かったとしても、人手が足りないので、人的労力は抑えて、人材を採用したい!
⇒エージェントや求人広告

・計画性や母集団を犠牲にしても、とにかく金銭的な費用は掛けたくない!
⇒リファラルやSNS/ホームページ

すべてにおいて「完璧」な採用ルートは存在しないので、繰り返しですが「何を優先して、何を優先しないか」を明確にすることが重要になります。

■次回は「採用ルートの選定(エージェント編)

今回は具体的な採用ナレッジ(採用ノウハウ)のうち「【1】戦略立案:採用ルートの選定」の第1回として主要な採用ルートのメリット/デメリットと採用ルートの選定基準についてお話しさせていただきました。

次回は「【1】戦略立案:採用ルートの選定(エージェント編)」と題して、「エージェント(人材紹介会社)」の具体的な選び方についてお話しさせていただきます。

【1】戦略立案:採用ターゲットの具体化と適切な採用ルートの選定
 - 候補者ターゲットの具体化
 - 採用予算の条件整理
 - 採用ルートの選定 ← 次回もここ
 - 選考ステップの検討
 - 目標KPIの設計

【2】採用準備:社員インタビューなど採用広報コンテンツの拡充
【3】募集活動:定常的なスカウト送信による母集団形成
【4】応募管理:目標KPIの進捗確認と改善策の検討
【5】選考管理:スピーディーな候補者対応と選考結果の管理

最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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