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2022年、アシアルのメンバーがあらためて注目する技術とは?

2022年が明けて早3週間弱。みなさんはどんな1年のスタートを切りましたか?

アシアルではフルリモートワーク体制が続いていますが、オンラインでも技術勉強会をしたり、社内Slackやソーシャルランチで技術的なトピックが話題になったりしています。そんな中、今どんな技術に注目しているか、メンバーに聞いてみました。

目次

  1. 「PWAが再注目されるかも」プロジェクトマネージャー
  2. 「専門外の方との共通言語として統一モデリング言語(UML)に期待」ITエンジニア
  3. 「AI翻訳によるコミュニケーション促進」広報・マーケティング
  4. 「テスト自動化でメンテナンスを簡単に」マネージャー
  5. 「FinTechに関わる知識をアップデートしていきたい」Monacaエンジニア

「PWAが再注目されるかも」プロジェクトマネージャー

「注目しているのは、PWA(プログレッシブウェアアプリ)です。PWAは、Webサイトをスマートフォン上でアプリのように動作させる仕組み。スマホアプリを1から開発しなくても、WebサイトをPWA対応にすれば、iOSユーザーにもAndroidユーザーにも、アプリのようなユーザー体験を提供できます。

この技術は、5~6年くらい前から話題には上がっていたものの、取っ掛かりなどが少し難しいというイメージもあって爆発的な普及には至っていません。App StoreやGoogle Play ストアもPWAにはあまり前向きではありませんでしたし、タイミングや時代がまだ求めていない状態だと個人的には分析しています。

アシアルではPWAの登場初期から積極的に取り組んでいましたし、最近のソーシャルランチでもPWAの話題になりました。HTML5も昔は同じような状況だったので、Webのトレンドが変わってくれば、また再注目されるのではないかと思っています。

WebサイトをPWA化するためのイメージをもう少し簡単に提示したり、手軽なPWA化方法を提供できると、もっと流行るのではないでしょうか」

「専門外の方との共通言語として統一モデリング言語(UML)に期待」ITエンジニア

「情報システムを図で表現したり、それらの図を統一モデリング言語(UML/※1)で描く技術に注目しています。

技術者でない方や、技術者であってもその技術が専門ではない方とミーティングすることが多くなり、言葉で伝えることには限界を感じています。ですが、図で表現するとわかりやすいと評価していただくことも多く、注目するようになりました。私たちの側から見ても、きちんと伝わることで手戻りが少なくなるので、ミーティングやプロジェクトの進行も良くなってありがたいです。

情報システム以外の分野でも、新しい業務が発生した際、業務フローの説明をするためにアクティビティ図(※2)を作成する会社もあるようです。

最近の『情報』の教科書を少し見たときに、情報システムを表現する図の書き方もあったように記憶しています。これから社会に出てくる人たちにそういう知識があるとなると、もっと情報システムが発展するなと思い、とても楽しみです」

※1 UML……システムの動作や構造、仕様を、視覚的に分析、設計、記述する際に用いる図の標準規格記法。
※2 アクティビティ図……人、部署、企業など、役割を持つ主体が複数いる場合に、その関わりの流れを表現する図のこと。


「AI翻訳によるコミュニケーション促進」広報・マーケティング

「オンラインコミュニケーションが増えて、地理的な制約が少なくなってきている今、言葉の壁が低くなれば、言語の違いを理由にしたコミュニケーションのハードルも下がります。今以上にいろいろな人と交流しやすくなり、新しい発想や協力体制が生まれやすくなると思います。

注目しているのが、AI翻訳・自動翻訳。ここ数年で『DeepL翻訳』や『みらい翻訳』など、無料の範囲でもかなり使える翻訳サービスが出てきています。文法をベースにした翻訳ルールだけでなく、“こういう表現は別の言語ではこうなる”という統計的な情報を大量学習した人工知能が活用されており、最近は翻訳精度や表現の自然さも格段に向上しています。

とはいえ、まだまだ機械翻訳だけでは足りない部分もあります。AI翻訳・自動翻訳で新しい発想や協力体制が生まれることに期待する一方、その限界を多くの人が知ることで、言語の面白さやプロの翻訳者のすごさがあらためて実感されるといいなとも思います」

「テスト自動化でメンテナンスを簡単に」マネージャー

「E2Eテスト(※3)のメンテナンスを少しでも簡単にしたいので、ソフトウェア開発のテスト自動化に注目しています。ゆくゆくは、コードを書かずにテスト仕様書からテストを実行できるようになればと思います」

※3 E2Eテスト……End to Endテスト、UI(ユーザーインターフェース)テストとも呼ばれる。システム全体を通し、期待どおりの挙動であるか確認するためのテスト。

※補足 テスト自動化とは
ソフトウェア開発では様々なテストが行われます。テストというと、人が画面を操作して表示や動作を確かめる方法を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、開発現場ではテストも機械化・自動化する取り組みが進んでいます。

自動化には、テスト手順や正しい結果などをプログラムしなければなりません。すると、システム本体の変更・修正に合わせてテストプログラムにもメンテナンスが発生する場合があります。

省力化・効率化のためにテストを自動化したのに、メンテナンスが手間になってしまっては本末転倒です。最近では、テストの作成やメンテナンスをサポートするような技術やツールが登場し、注目を集めています。

具体例については、以下のアシアルブログ『人工知能を用いてWebサイトのテストを自動化する』もご覧ください。

「FinTechに関わる知識をアップデートしていきたい」Monacaエンジニア

「最近日本では、短期間のうちに、とても多くの人がQRコード決済のPayPayを使うようになって驚きました。お金や金融は、毎日の生活の一部であり、世界の発展に大きく関わる要素です。私がFinTechに関心を持っている理由もそこにあります。

人が使える決済手段は、現金からクレジットカードへ、そしてQRコード決済や電子マネー、暗号通貨へとすごいスピードで変化しています。けれど、たいていの人は便利な決済手段に使われている技術について知りません。

たとえば、暗号通貨の背景にはブロックチェーン技術がありますが、どんな技術か説明できる人は多くないと思います。ですがBitcoinやCrypto、Ethereumという言葉を知り、取り引きする人はたくさんいます。

お金に関わることなら人は興味を持ちますし、有益であると思えばどんどん使います。だからこそ私たちエンジニアは、金融に関わるテクノロジーについて関心を持ち、知識をアップデートしていく必要があると考えています」

※元は英語での回答だったものを翻訳しています。

アシアルメンバーは注目するポイントは違えど、目新しさだけでなく、仕事や生活の実体験を踏まえてそれぞれの技術に注目しているようです。みなさんも日々の中で便利になったな、変わったなと思うことがあれば、その背後にある技術について調べてみると面白いかもしれません。

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