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≪新卒紹介vol.12≫物理のセミプロフェッショナルから、IT業界へ

第12回目の新卒紹介は中島 嶺(なかしま れい)さん

インフラソリューション課に配属された中島さんにインタビューしてみました!

19卒 クラウドインテグレーション部 インフラソリューション課 中島嶺
長崎県出身。広島大学 先端物質科学研究科 卒業。
大学では物理を専攻、大学院では物理の超伝導という現象について研究した。
物理が由来でアジアクエストに入社したというより、新しい道としてITを選択した。
コンプラ的に写真の両隣にはぼかしを入れられた。


物理学者を目指して進んだ大学院

Q. これまでの経歴について教えてください

父親が教師だったことから影響を受け、小さい頃から将来の夢が物理学者でした。
ただ、物理に関しては高校に入ってからきちんと習い始めたので、
物を投げる動きや物が落ちる動きが式で表せることが出来るのを初めて見たときは
自然のシンプルさに感動しました。

大学では「世界を表す関数を自分でつくりたい」「プロの物理屋になりたい」という
思いを持って物理を専攻しました。この思いで大学院まで進んで
セミプロフェッショナルにまでなったのですが、
これ以上は無理だな……と思い物理の道は諦めました。
就職先をITにした理由は、授業で何度かプログラミングをしたことがあり
自分にはプログラミングの適正がある と直感で思ったんです。
また、仲のいい友達がITに詳しかったので話を聞いていて楽しそうだと思った というのも1つの理由です。

褒めてくれたのが単純に嬉しかった

Q. アジアクエストへの入社の決め手はなんですか?

面接で人事部長の屋野さんと社長の桃井さんがすごく褒めてくれたからです(笑)
大学院時代は人に褒められたことがなかったので、褒められた という事実が
単純に嬉しかったんです。なので優しくしてくれる人が居るところに就職しようと思いました(笑)

褒められた内容は、生活習慣や目標に対して達成するまでのストイックさでした。
大学院入試のときの話になりますが、とにかく入試結果で1位を取りたくて猛勉強をしたんです。
ただ1位を取りたかっただけではなくて、1位で入学出来た人は授業料が免除されることから
両親の負担も少なくなると思ったんです。結果としては一歩届かずの2位だったのですが、
人事部長の屋野さんと社長の桃井さんは結果よりも、このプロセスである
「ストイックに目標に向かう姿勢」っていうのをすごく褒めてくれたのがやっぱり嬉しかったです。


身体づくりにもストイックが故のトレーニングスペース(自宅)。最近は懸垂用の器具が欲しいらしい


社内外問わず 人に対して思いやりがある会社

Q. アジアクエストの社員さんにはどのような特徴がありますか

一言でいえば優しいです。分からない事があればすごく丁寧に教えてくれるなと感じます。
ここでもまた大学院のときの話を出してしまうんですが、当時は教授や先輩から
どういう方針で進めていくのか等が全く伝えられずに、常に暗中模索の状態でした。
しかしアジアクエストの社員さん達は、やり方や手順を丁寧に教えてくれますし
まだ経験がない中でもすごく分かりやすくて助かりました。

後は当然と言えば当然だと思うのですが、業務に対してすごく真面目です。
「これスケジュール的に厳しいんじゃない?」と思うときでも
お客さんのために と言って頑張っている姿を初めて見たときは驚きました。


明示的な正解を疑うことも必要だと思う

Q. 座右の銘を教えてください

「不確かな確かさ」です。

この言葉の意味をずっと考えていて、自分でもまとめきれていないんですが
すごく心に刺さった小説、「数学小説」の副題から取った言葉です。
物理をやっていたからというのもあると思うんですが、真実(答え)はいつも1つだと思ってたんです。
答えがあるのは式があるから、式があるのは原理・原則があるからなんですが、
この原理・原則っていうのは根拠を明らかにしなくとも正しいものなんですよね。

でも、根拠なしに正しいことに対して信頼できないと思ってしまったんです。
つまり、不確かであると感じてしまったということです。
どんな理論にも原理・原則があるから不確かな確かさが世の中には溢れています。
なので、自分の中に落とし込まれるまで どこまでも言葉や動作や書物だったりを疑うべきだ
という意味で僕はこの「不確かな確かさ」という言葉を使っています。


独り言が多いから、いつも話し相手になってくれているサボテン。

理由や根拠を持つことが大切

Q. 今後入社してくる後輩に一言お願いします

何事も根拠を持ってやろうね ということを伝えたいです。
例えばビジネスって利益を出さなきゃいけないので、
利益を出すということを根本にすることで、今やっているような仕事や作業に繋がりますよね。
このように、何のためにやるのか を根拠を持って考えて行動しましょう。
逆に言うと、何のためにやるのか という根拠があやふやだったらするべきではないとも思います。

自分がやりたい!と思ったことは、何でもいいので根拠や理由を持つべきです!



~インタビューを終えて~

「自分は難しい言葉を使いたがるという傾向があるらしい……(笑)」と言いながらも
分かりやすいように言葉を選んでインタビューに答えてくれた中島さんに最大限の感謝!!
ただ座右の銘のあたりは、4-5回読んでやっとなんとなく分かるくらい難しいですね。
不確かな確かさ……不確かな確かさ……こいつぁ……深いなぁ…………

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