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創業50年=古い社風は間違い?アシストのエンジニアが話す、挑戦できる環境と広がるキャリア

佐子 雅之 プロフィール
DX推進技術本部 デジタル推進技術統括部、中西日本DI技術部 兼 ナレッジ・プラットフォーム技術部 部長。2001年、新卒でアシストに入社。Oracleの技術者として10年従事した後、新規ビジネス開発や新製品立ち上げを経て、現在はデータ連携製品とナレッジ・プラットフォーム製品を担当。

こんにちは、アシスト採用広報です。

アシストは、1972年設立以来、パッケージソフトウェア市場の先駆者として、50年にわたり「IT×商社×コンサル」という独自のポジションを築いてきました。これまでお取り引きさせていただいた企業は2万社以上にのぼります。Oracle(オラクル)の総代理店を立ち上げた会社としても知られています。

今回は、アシストのDX推進技術本部 佐子に、アシストでエンジニアとして働く魅力や、アシストならではの社風や雰囲気などについて聞きました。

社員の人柄や雰囲気に惹かれ、アシストに入社

ーー過去の経歴と現在の役職を教えてください。

2001年にアシストへ新卒入社し、10年ほどOracle製品のフィールドエンジニアを担当しました。その中で、サーバ仮想化技術のビジネス展開や検証プロジェクトに参画する機会があり、新しいものを構築する楽しさを知りました。

2010年頃に社内で新製品開拓の部署が立ち上がることになり、声がかかりました。新しい技術や製品を開拓することにも非常に興味があったので「ビジネス開発室」に移ることにしました。3年従事したのち、ひと(エキスパート)の知能を擬似的に実現させるシステム「Progress Corticon」製品の立ち上げに参画。現在は、マネージャー職としてDI(データインテグレーション)や、KP(ナレッジ・プラットフォーム)製品の主幹をしています。

ーーアシストを選んだ決め手は何だったのでしょうか?

大学で、日本の特徴的な会社を取り上げる講義があって、その中でアシストが紹介されていました。アメリカ人の社長が、終身雇用を強く発信しながらも成果主義を掲げていて、かつ給料を社員に還元するということで、「変わった会社だな」と強く印象に残っていました。

就職活動の際に講義のときの話を思い出して、アシストの説明会に行ってみたら、説明会やグループワークに関わる社員の方々が自然体で社員同士の仲が良さそうに見えた点が特に印象的でした。

また、選考過程で一緒になった同期メンバーも、個性的で面白くて温かみのある人が多くここで働きたいと思い、入社を決めました。

社員1人の発案が、製品としてカタチになる

ーー現在、担当されている業務について教えてください。

主に現場はチームメンバーに任せて、私は製品主幹としてメーカー窓口業務、戦略・施策立案、メンバーの案件相談などを担っています。

ーー具体的には、どのような分野の製品を取り扱っているのでしょうか。

担当している分野は大きく二つで、一つがDI(データインテグレーション)です。企業の資産であり、血液でもある「データ」を、SoR、SoE、SoIなどの領域の各システムにつなぐための製品「DataSpider」、「Precisely Connect(旧DMExpress)」、「HULFT」を取り扱っています。

アシストの役割としては、製品提供をするだけでなく、PoC(実証実験)や導入支援、教育、標準化、 QAなど、お客様が製品を円滑に使えるための技術支援も行っています。

もう一つがKP(ナレッジ・プラットフォーム)です。こちらは、いわゆる企業内におけるナレッジの循環・共有を加速させることで、DX支援や企業風土の改革をする取り組みを行っています。

代表的な製品としては、動画プラットフォームの「Panopto」です。動画は、感情や雰囲気が伝わりやすく、学習効率が高くなる傾向にあるといわれています。そのため、企業活動全般の向上だけでなく、コミュニケーションの活性化や、そこから付随して社内の関係構築なども期待されています。また、製造業など技術継承が不可欠な分野においても、ナレッジの循環や共有で貢献できる点で今注目度が高まっているんです。

もう一つが、2002年から提供しているWebサイト管理(CMS)サービス「NOREN」です。企業の玄関であるWebサイト構築や、企業内のナレッジを循環させるポータルサイト構築で、さらなるシェア拡大に向けた戦略を検討し、販促活動から技術支援、そして製品サポートまで全体の製品主管業務を担っています。

ーーナレッジプラットフォームの始まりは、ある社員1人の発案から始まったそうですね。

そうなんです。2020年の春頃に、あるメンバーが動画サービスを活用して企業のノウハウやナレッジを循環させる取り組みをしたいと提案して、試験的に社内で導入されました。導入の結果、社内での評判は上々で、2020年の8月に正式にプロダクトとして提供を開始しました。まだ、立ち上げフェーズですが、事業は順調に推移しています。

新事業の発掘や立ち上げ関われるチャンスも

ーー”アシストらしさ”を感じる特徴や働き方があれば教えてください。

私が、サーバ仮想化技術のビジネス展開や検証プロジェクト、「ビジネス開発室」に参画したように、手を挙げればチャレンジさせてもらえる部分ですね。もちろん、どんな意見でも反映されるわけではないし、新人の頃は細かく指導されますが、お客様の課題やニーズに応える部分において、1人の社員に大きな権限が与えられている印象があります。

あと、アシストらしい部分でいうと、トラブルに対する向き合い方ですね。トラブルが起こったときに、社内で喧嘩をしたり怒鳴り合ったりしているのを1回も見たことがないんです。むしろ笑っていることが多くて。 みんなでどうやって乗り切るか、できれば楽しく乗り切りたいという気持ちがすごく強い会社だと思いますね。

ーーチャレンジを歓迎する社風なんですね。

そうですね。その社風を体現するものとして、当社には全社横断プロジェクトがいくつか存在します。例えば、注目度の高い分野の新製品やサービスの検討をする「Bダッシュ委員会」など、手を挙げれば新事業の発掘や立ち上げに関わることができるのは、当社の魅力の一つですね。

ーーどのような志向や心構えを持っている方が、アシストにマッチしますか?

まず、アシストが掲げる「哲学と信念」に共感いただくことが重要です。

その上で、言われたことだけをするのではなく、自ら考えて動ける人だと良いですね。当社はチームワークを重視しているので、みんなで成果を出したいという気持ちがある人が活躍する傾向にあります。

また、お客様に貢献できるならどんなことでもしたいという熱意、加えて前職で培った専門的な経験やスキルがあると、なお良いですね。

ーーエンジニアのキャリアにとってプラスとなることやアシストのエンジニアならではのやりがいについて教えて下さい。

エンジニアのキャリアとして、幅の広さはとても魅力だと思います。

正直「とにかく最先端の技術が使える」という環境ではないんですよね。私たちは様々な製品を駆使しながら、お客様に技術を届ける商社のようなビジネスモデルです。そのため「お客様に価値を届ける」ことが軸であれば、エンジニアとして最大限に幅を広げることができます。

単純に一つの製品を深く知っていればいいというわけではなく、例えばAWSやMicrosoft Azureなどのインフラの知識やスキルもいるでしょうし、アジャイル開発やDevOpsのような開発と運用を一体化した考え方の理解も必要になります。あるいは、製品を軸にビジネスをどうやって加速させていくのかという観点や、どうやってそれを世に打ち出していくのかというマーケティング視点でお客様に価値を提供することもあります。

おそらく社外の皆さんが想像しているよりも、アシストの技術でできる幅はとても広いので、エンジニアとして誰かを喜ばせるためにスキルの幅を広げたい方にとっては、非常にやりがいのある環境だと思います。

ーー最後に、アシストのエンジニアとして働きたいと思っている方へ、メッセージをお願いします。

創業から50年と聞くと、古い企業体質で堅い社風を思い浮かべる方も多いかもしれません。実際は、自ら手を挙げれば新しい取り組みにチャレンジさせてもらえる環境もあり、意見も発信しやすく、風通しの良い職場です。

自身の技術とメーカー製品の良い部分を足し合わせて、価値提供できることに魅力を感じる人には、ピッタリの環境だと思います。

ビジネスモデルが商社に近いからこそ、関われる分野や製品も様々です。技術支援やサポートをメインで行うエンジニアもいれば、製品の販促やプリセールスに特化したエンジニア、製品ではなくお客様の課題解決に特化したエンジニア、さらにはマーケティング活動や新製品の発掘活動を行うエンジニアまで、皆さんが想像しているよりも、チャレンジできる領域は無数にあります

アシストに入社して、色々なことにチャレンジしたい、エンジニアとして成長したいという人には、ぜひご応募いただければと思います!

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