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リスニングマインド活用ガイド:インテントファインダー

インテントファインダーとは?

インテントファインダーは、消費者の意図とマーケティング戦略のキーワードを発見できるツールです。
シードキーワード(※)を入力すると、関連する全てのキーワードを抽出し、自動的に「トピック」として分類、提供します。
また、シードキーワードに関連して日本では何が1番検索されているのか、日本人は何に1番興味があるのか、を知ることができます。

どのようなキーワードを入れるべき?

インテントファインダーのキーワードは1個から最大100個まで入力できます。100個まで入力できる理由は、関連するキーワードを色々入れて業界全般の動向を把握するためです。
(※同時に検索できるキーワード数はプランによって異なります。)

複数のキーワードを入れる時、同じ階層(ブランドキーワード/ノンブランドキーワード)のキーワードを入れることをお勧めします。
また、シードキーワード+関連キーワードの組み合わせ(例:ディオール ティント 口コミ)よりはシードキーワード中心(例:ディオール ティント)に入力した時の方がより多くのインサイトを見つけることができます。
シードキーワード中心に入力すると“ディオール ティント”に関連する他のキーワードも全て見ることができ、逃しがちな似たようなキーワード(口コミ、レビュー、評判 / 比較、どっち等)を把握することができるからです。

キーワードサーチ結果

キーワードサーチ結果は、定量的なデータを確認できる機能で、入力したキーワードと関連するキーワードの数、トピックの数、月平均/年間総検索量を見ることができます。
1年間のデータの変化をグラフで確認でき、下部の「関連キーワード」を月平均検索量/年間総検索量/増減率/広告競争性順に並べ替えることができます。

フィルター

①トピック

関連キーワード結果のうち、重要性が高いものや、テーマとして分類できるトピックを表示します。
ビューティーカテゴリーのキーワードセットの例を見ながら、トピックフィルター機能について説明していきます。

トピックはキーワードの数、検索量の集計順に確認できます。
オレンジで表示されたキーワード(クリーム、跡、目の下、鼻、原因)は、直接入力したキーワードではありませんが、これらがトピックとして表示される理由は、インテントファインダーの「トピック」フィルターがキーワードの前後に付いた関連キーワードをすべて引っ張ってきて、自動的にグループ化しているからです。検索量の横の「+」を押すと、各トピック内のキーワードを詳細に確認できます。
「跡」の場合、入力キーワードには含まれていませんでしたが、消費者が「ニキビ + 跡」「跡 + 薬」などと検索しているため、トピックに分類されました。

このように、インテントファインダーの「トピック」フィルターは、入力したキーワードに関するデータだけでなく、関連したキーワードも全て取り込んで、マーケターが見逃していた可能性があるキーワードまで確認できるようにサポートしています。
また、トピックを自動的にグループ化した後、キーワードの数/検索量の集計順にトピックを並び替えることで、業界で1番注目されているトピックが何か確認することができます。
特に、ノンブランドキーワードを入れると、消費者がブランドを認知する前の初期の探索段階(課題認知段階)で投げかけている、複雑な質問をトピックごとに把握できるという点でかなり重要な役割を果たします。

検索インテント

検索結果ページの表示タイプを分析し、ユーザーの検索意図に基づいたキーワードを表示します。

SERP構成要素

検索結果ページで表示されるタイプ(強調スニペット、広告、動画など)別にキーワードを表示します。

広告競争性

Googleの検索広告の競合性別にキーワードを表示します。
広告の数が多いほど競合性が高くなります。
「埋まっている広告スロットの数 / 使用可能な全体の広告スロットの数」 で計算され、データが不十分な場合は 「-」で表示されます。

  • 0~33 : Low
  • 34~66 : Medium
  • 67~100 : High

⑤検索ボリューム

年間の総検索ボリューム別にキーワードを表示します。
検索量を基に主要なキーワードや潜在的なキーワードを探せます。

フィルター活用例

フィルターは同時に複数選択することもできます。
(例)

  • トピック部分で似たキーワードを選択。(おすすめと人気 / ディオールとDior等)
  • 検索インテント(情報型)とSERP構成要素(動画ブロック)を選択。
    →情報型で、動画ブロックで表示されるキーワードを把握し、動画コンテンツを作成。
  • 広告競争性(LOW)と検索ボリューム(10万~100万)を選択。
    →検索量10万~100万の広告競争性が低いキーワードを把握。


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