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社長が好きすぎて駆逐するアプリを作ってしまったiOSエンジニアに本音を直撃!

大好評の連載企画「人をつくるアルサーガ。」連載第13回は、2019年12月に入社したiOSエンジニアの深瀬が登場!

B’zが大好きで知られる深瀬は、趣味で作るアプリにB’z要素を入れ込むだけでなく、シュールな面白さがあるとメンバーからの注目を集めています!

今回は社内で話題の「社長が好きすぎて駆逐するアプリ」の誕生秘話についてお話を伺いました。



「iOSエンジニア」を知ったきっかけとは

――前職は何をしていましたか?

深瀬:おもちゃメーカーの商品企画部で、あざらしの自社キャラクターグッズをつくるチームに配属され、本社のある長野に1年程住んでいました。ちなみにどうでもいい情報ですが、“長野市稲葉”という地名に住んでいて、B’zの稲葉さんと重ね合わせて喜んでました。(笑)

――それは狙ったわけではないんですか?(笑)

深瀬:これは本当に運命に引き寄せられました。本社の近くの寮がちょうどその場所だったんです!あと、これもどうでもいいんですけど、身長も178㎝で「イナバ」なんですよ。(笑)

――たしかにどうでもいいけど、それはもう運命ですね!(笑)

――おもちゃメーカーからエンジニアに転身したきっかけは?

深瀬:まず、地元へ帰りたくなったのが理由で前の会社を辞めたんですけど、次に何をやろうかは決めていませんでした。

次の仕事をどうするか考えたときに、営業だけは自分には不向きと感じていたので、絶対にやりたくないと思っていたんですね。
ただ、何をやりたいか分からなくなった結果「営業をやるしかないのでは」と血迷ってしまいまして(笑)。

そんな時に兄からエンジニアを勧められました

――お兄さんはエンジニアなんですか?

深瀬:はい!兄はiOSエンジニアをやっていて、僕も試しに、兄のスパルタ指導のもとアプリ開発をやってみたところどっぷりハマりまして…!そこから本格的に独学を開始しました。

兄が言うには、成果物がすぐ形として出来上がる“アプリ“開発こそお勧めで、周りにも見せられるから楽しいと。

あと、ITエンジニアのなかでも、アプリエンジニアは文系でも始めやすいとも言っており、兄も完全文系からの転身だったので説得力がありましたね。

また、面接前に読んだ泰明さん(代表)の記事で、今のエンジニアにはUX/UIの領域まで考えて、システム設計ができる文系の力も必要とおっしゃっていたのを見ました。
エンジニアといえば理系のイメージでしたが、文系のエンジニアも求められているんだと嬉しく思いました。

――アルサーガは文系出身のエンジニアも多い印象ですね!

iOSエンジニアならではの魅力

――他にもiOSエンジニアの魅力はありますか?

深瀬:個人開発でも自分の作品として1つの完成物を人に見せやすいところですね。自分にとってはそこが一番魅力的です。

やはり、「つくったものを人に見せて自慢したい」という気持ちは多少なりともあるので(笑)。それがモチベーションにも繋がっています。

あと、普段自分が使っているiPhoneに、自分で作ったアプリがインストールできたときは感動しましたね。

――自分で作ったものが目で見えて使えるって嬉しいですね!

――個人開発といえば、「泰明さんを駆逐するアプリ」を作られて話題になっていましたね!(笑)作ろうと思ったきっかけは何だったんですか?

▼泰明さんのTwitterより

深瀬:きっかけは社内のLTイベントTOT(Taste of Tech)です。
ちょうど趣味でARアプリを作っていたのですが、テックに詳しくないメンバーでも見て楽しむことができ、一般受けしやすく、映えやすいのでは?と吉田さん(iOSエンジニア)からご提案いただいて、登壇の立候補をしました。

――趣味でARアプリを作ってたんですか!? もともとのARアプリの知見はあったのですか?

深瀬:知見はなかったんですけど、僕自身シューティングゲームが好きだったので作ってみたいという好奇心で挑戦してみました。ただ、思った以上に難しくて苦労はしました(笑)。

――それなのに趣味で作ろうと思ったのがすごい…!!!

話題のアプリ誕生秘話

――ちなみに、なぜ泰明さんをモデルに駆逐することにしたんですか?(笑)

深瀬:ただのシューティングゲームだとつまらないので、何か面白さを追加したいと考えていた時に、僕の目の前の会議室のガラスに泰明さんの似顔絵(デザインチーム作)が貼られてたんですよね。

▼泰明さんの似顔絵

そしたら吉田さんが、シューティングゲームに欠かせない「的」を泰明さんにしたら面白いんじゃないかとアドバイスをくださって(笑)。

ただの的か、泰明さんの顔が的かだと、面白さと話題性に天と地の差があったので本当にいいアイデアをもらいました。

――吉田さんファインプレーですね!(笑)「泰明さんを駆逐するアプリ」で特にこだわったところはどこですか?

深瀬:いくつかありますが、総じて言うと、全力でウケを狙いました。楽しいほうが発表を聞いてもらいやすいと思ったので。


こだわりをまとめました♪

  • まず選曲
    大好きなB’zの「ultra soul」を採用しました。B’zの中でも一般ウケする&パロディに使うとなんかちょっと笑いが起きる不思議な曲なので。
    ※この選曲は社内イベント用に制作されたアプリのみ使用。
  • 効果音のチョイス
    ピストルの音なら何でも良いわけではなく、自分の納得いく音に出会うまでこだわって選びました。
  • リズム感
    ウールトーラッ「ソウッ!」と同時にアクションを行うようリズム感にこだわりました。
    特に一番最後のバズーカの効果音とウルトラソウルの合わせ技で『 ♪そして輝くウールトーラッ、「ピューン」「チュドーン」』など、ぴったり合うまで何度も調整しました。


あとは、登壇の際にさりげなく制作の工程を見せたこともこだわりの一つです。

いきなり完成品を見せると技術的に難しそうに見えてしまうため、作ってみようキットのように制作の工程を見せつつ、ゲーム形式でステップを進めていき、最後にラスボスを倒すストーリー仕立てにすることで、メンバーに楽しんでもらいながら、AR技術やアプリ開発の楽しさを知ってもらいたいという思いもありました。

――非技術者の私から見ても楽しく、自分でも作ってみたいという気持ちになりました!!(気持ちだけ)

――最後に泰明さんが好きすぎる理由を教えてください!

深瀬:顔立ちと髪型がファイナルファンタジー仕様で、さらに衣装のような服に身を包み、セグウェイを華麗に乗りこなして社内を疾走している姿は、これまでの社長という概念を覆されました…!(笑)

そしてなにより、社員に対してフレンドリーなところが、社長としての壁がいい意味でなく良いなと思っています。

――たしかに私もこれまでの社長のイメージとは違い、入社当時は驚きの連続だったことを思い出しました!(笑)
本日は、泰明さんのアプリの制作秘話について詳しくお話しいただき、ありがとうございました!


番外編 〜面接時の成果物について〜

――面接でもB’zの「ultra soul」を流したという噂を聞きましたが…(笑)本当ですか?

深瀬:はい(笑)。成果物として「ultra soul」が爆音で流れるアプリを制作しました。ボーカルの稲葉さんとギターの松本さんの二人を高速に仕分けるというゲームで、BGMとして「ultra soul」を使用しました。

スワイプするゲームでアニメーションを指で吹っ飛ばしていって、BGMが終了と同時に時間切れとなり結果画面に移るんですけど、ここを少しこだわりたくて、カラオケの採点のように5角形で評価が見えるようにしました。ただ仕分けるだけなのに、「スタミナ」「冷静さ」「リカバリー力」など5項目で評価できるようにこだわりました(笑)。

――おもしろい!!  完全にウケ狙ってますねww 泰明さんの反応はいかがでしたか?

深瀬:成果物を見せる前にことみさん(ディレクター兼アプリDivマネージャー)が前情報として、彼はB’zが大好きでB’zのアプリを作ったんですと紹介してくれたんですけど、泰明さんからいきなり「B’z歌ってもらっていいですか?」って言われて。(笑)
「えっ!?」って言ってたら泰明さんがB’zを歌い出してw
そのおかげで面接が和やかになりました(笑)。

――そんなに盛り上がってる面接見たことないですね!!(笑)

深瀬:イントロでウケ狙ってよかったです!(笑)

――なかなか面接でウケ狙う人いないですよ!(笑)


最後に

今回はインタビューを通して、アプリ開発の過程からこだわりなど、制作側の思いを知ることで、いつもとは違った目線でアプリの楽しさを知ることができました。ありがとうございました!

また、趣味での個人開発にも関わらず、「人とは違ったものを作りたい」と新しいことに挑戦したり、面白さを追求してこだわったりと、エンジニアとしてのプロ意識の高さを感じました…!

ずっと理解できなかった、「自分は変わり者だ」と言っていた深瀬さんの言葉も少し分かったような気がします。(面接でウケ狙うところも含めw)

でも、そんな変わり者が受け入れられ、むしろその個性が輝く環境がアルサーガの良いところだそうです!(私もそう思います!)

今後も深瀬さんの新作アプリ、楽しみにしております♪

(写真=App Div 吉田、文=広報室 宮崎)


社長を駆逐するアプリが元ネタとなった
深瀬さんが個人で開発したFPSゲーム「AR-GunMan」!

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