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【WORKS】さまざまなメディアを横断し、企業の文脈を捉えたCSRプロモーション

先日「German Design Award 2020」を受賞した、ブラザー工業様のCSR活動を統べる「Brother Earth」プロジェクト。ブラザー様との共創の中でアクアリングがどうコミットし、どんなプロジェクトを行ってきたのかを紹介します。

「Brother Earth」プロジェクトとは?

「Brother Earth」は、ブラザーグループのさまざまな環境活動を象徴するスローガンとして2010年に誕生しました。「よりよい地球環境を、あなたとともに。」を統一的なメッセージに、従業員はもちろん、お客様、地域社会、ビジネスパートナーなどすべてのステークホルダーとともに積極的に活動をおこなっています。

こうした環境活動をグローバルに展開していくためのプラットフォームとして環境スペシャルサイト「Brother Earth」が立ち上がり、Webメディアの特性を活かしながら、さまざまな施策を推進してきました。

アクアリングはブラザー様のCSR広報パートナーとして、「Brother Earth」サイトの多言語運用からはじまり、Webコンテンツ、動画制作、デジタルプロモーション、リアルイベントなど、さまざまなメディアを横断したコミュニケーション設計と実装をおこなっています。

そして、デジタルプラットフォームを活用して施策の効果測定を行いながら、事業部としてのコンバージョンにもコミット。長期にわたりブラザーグループのCSRブランド価値向上をお手伝いしています。

ブラザー工業「Brother Earth」を大解剖

2012年から2019年に渡って、アクアリングがパートナーとして関わってきた、数々のプロジェクトの軌跡をご紹介します。

2012年】すべての活動をつなぐ、コミュニケーションプラットフォーム

「Brother Earth」サイトは、オリジナルコンテンツや多くの単発施策をひとつの思想でつなぐ重要な役割を担っています。大人子ども問わずすべてのステークホルダーがこのサイトをハブとして、少しでも「地球環境」について考えるきっかけを得られることを目指し、日々着実な運用を行なっています。
「Brother Earth」スペシャル環境サイト

【2012年】砂漠の緑化から海洋調査まで、1クリックで支援

世界各地でブラザーが行なっている環境貢献活動の中で、支援したい寄付先を選んでクリックすると、1クリックあたり1円をブラザーがユーザーに代わって寄付します。「Brother Earth」立ち上げ当初から、砂漠の緑化、森林再生、マンタの生態調査など、多岐にわたる活動へのカジュアルな接点となっています。
クリック募金

【2014年】待ち時間を有効活用する、新しいメディアづくり

ネーミングライツ契約をしている名古屋市科学館プラネタリウム「Brother Earth」の来場で並んでいただく方へうちわを配布。夏場の便利なアイテムであるとともに、印字されたQRコードから環境クイズに気軽に参加でき、その場でプリンターが当たる仕組みを構築。リアルな接点を有効活用したプロモーションです。

【2015年】募金活動が生んだ見えない価値を、データから紐解く

2010年から続く「クリック募金」の参加ログや、リアルタイム募金の軌跡を紐解くデータビジュアライゼーション。クリック募金のユーザーは100ヵ国を超え、対立する国の人々が募金し合うことも。募金額だけでは伝わらないストーリーと、”タッチ”で募金に参加できる仕組みを実装し、日本・中国で展開しました。

Touch for the Earth

【2015年】テクノロジー×ストーリーで、インパクトのある環境体験を

ギネス認定の世界一大きなプラネタリウムドーム「Brother Earth」でプロジェクションマッピングイベントを開催。投影されたブラザーの環境活動ストーリーにアプリをかざすと演出が加わる、日本初のAR技術融合で話題性も促進。来場者は約32,000名、前年比142%と、多くの人への興味喚起を達成しました。

Brother Green Xmas

【2016年】メーカーの環境への想いをリアルな映像で届ける

メーカーとしての環境負荷軽減のチャレンジをグローバルへ発信するため、視覚情報、熱量がダイレクトに伝わるムービー制作をスタート。取り上げた技術は10を超え、専門的な情報を噛み砕いたストーリーで日・英・中に対応。各国のイベントやプロモーションでも活用できる汎用的なコンテンツとなっています。
環境技術動画・トナーカートリッジリサイクル

【2017年】愛おしいユキヒョウの姿から考える生物多様性

東山動植物園のユキヒョウが設置されたステップへ登るごとにセンサー感知でカウントし、期間中のクリック数に応じて、ブラザーが地元貢献として支援している東山動植物園に寄付をするコラボ企画。ユキヒョウの様子をWeb連動で届けるなど、絶滅危惧種のユキヒョウを通した生物多様性への興味喚起も狙いです。
にゃん!クリックぼきん

【2018年】365日描かれる絶滅危惧種から、命をつなぐ大切さを伝える

毎日に根付く生物多様性の啓発を目的に、一日一種、絶滅危惧種が描かれる日めくりカレンダーを着想。一本の線画と手書きの水彩で生物のつながりや命の彩りを表現し、儚さを感じさせる自然なインタラクションを追及しました。2018年1月1日に公開されて以降、息の長いコンテンツとしてCVに貢献しています。

日めくり絶滅危惧種

【2018年】メディアミックスで伝搬する美しい地球への想い

ブラザーがスポンサーを務めるRadio NEO「NEO UNIVERSE ~聴く宇宙~」とコラボし、2018年の皆既月食を通して美しい地球の大切さを問うメディアミックス企画。ラジオの公開生放送イベントのあいだ、Webサイトでは皆既月食の移り変わりをリアルタイムで発信。宇宙に想いを馳せる一体感を醸成しました。

赤い満月を見よう〜皆既月食2018〜

【2018年】統合的なアプローチで、学び感じる世界をつくる

ブラザーの製品を活用して絶滅危惧種を学ぶ教育ツールとプログラムを企画・開発。イベント運営、ブース製作、Webサイトや記念写真システムの構築など、統合的なアプローチでコミュニケーションを設計。中部国際空港や名古屋のファッションモールで開催し、各種メディアにも多く取り上げられました。

Brother Earth アカデミー

【2019年】現地の熱量を最大化するドキュメンタリー

ブラザーの環境保全活動は、世界各国のスタッフがその土地に必要だと感じる活動を考え率先して行なっています。活動を行う現地のみで認知されていた誇りある活動をグローバル発信するため、ドキュメンタリームービーとして展開。臨場感ある活動の様子と、関わるスタッフの熱量が伝わる世界観を構築しています。

環境保全動画・内モンゴル 砂漠化防止プロジェクト

スペシャルクロストーク【Brother × AQUARING】

成果をつくるCSRプロモーションのあり方

ブラザー工業 CSR&コミュニケーション部の岩田様、久留様との対談では、
長期にわたりCSRプロモーションで成果をあげていくための取り組み、2社の関係性のあり方、
そして今後の展開について、包み隠さず語っていただきました。

◎対談記事はこちら

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