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悩める若手社員に伝えたいこと:1日24時間を3つに分けて考えよう

取締役COO 金:以前、就活生に向けて「就活生に伝えたいこと:「不採用」の通知が届いたら」を書いていただきましたよね。今回はその続編ということで、就活の末、無事に就職し、2年目を迎える若手社員に向けたメッセージをお話しできればと思います。

代表 山口:アメリエフでも4人の若手が頑張っていますね。2年目に入ると仕事のコツが掴めてきて安心すると同時に、出来ないことも見えてきて不安になる時期かと思います。

そんな時によく私が言うのが、「1日24時間を3つに分けて考えよう」ということです。
最初の8時間は生命維持のための時間として、睡眠、食事、お風呂に使いましょう。

次の8時間は、仕事をバリバリやるアウトプットの時間です。会社でのアウトプットを通して、社会の役に立つ時間だと思います。

最後の8時間は、インプットの時間です。効率よくアウトプット出来るように、また、アウトプットの質を高めるために、本を読んだり勉強したり、コミュニケーションの時間で飲み会に行ったり(笑)、趣味や家族との時間で心の洗濯をしたり・・・。

残業時間が増えてしまうと、インプットの時間が減ってしまうと思うんです。残業するくらいなら、定時で帰ってインプットして欲しいと思っています。

取締役COO 金:「残業は悪」ということですか?

代表 山口:ケースバイケースですけど、集中力が続く時間を考えると、長時間労働しても生産性は下がってしまうと思うんです。自分が20代前半で理化学研究所にいた頃は、定時で退所して、移動中にプログラムの本や論文を読んでいました。そうやってインプットを増やす事によって、業務時間中に仕事を終わらせる作戦を練っていました。

取締役COO 金:そうですね。私も新入社員の時に山口さんからその話を聞いて、仕事で行き詰まった時の時間の使い方が変わりました。その場で、軽く調べてみて前提となる基礎知識が不足していて時間がかかりそうな時は、メモを取っておき、自宅での予習タスクに回すようにしていました。

代表 山口:インプットを続けると、食後やお風呂上がりなどリラックスした時に、ふとアイデアが浮かんだりしますよね。

取締役COO 金:でも、インプットを続けていくと、8時間ではアウトプットの時間が足りないと感じる時もありました。

代表 山口:知識に経験が伴ってくると、インプットした情報や思い浮かんだアイディアを使ってどんどんアウトプットしたくなってきますよね。でも最初はアウトプットのやり方がヘタで、時間がかかってしまうということはすごく分かるんです。

そういう時は徹底的に量稽古して、上司や仲間にもみてもらうと、アウトプットの質が上がってきますよね。その段階では、時間にこだわらず納得いくまでアウトプットするのがよくて、そのためにスーパーフレックス制度を導入したと言ってもいいくらいです。自分の裁量で、仕事とプライベートを調整できる環境を作ることで、成果が出る好循環な時間の使い方をしてほしいという願いを込めています。

取締役COO 金:この記事を読んでいる2年目を迎える若手社員の中には、仕事に夢中になれずに迷い始めている方もいらっしゃいますよね。

代表 山口:子供頃の習い事や部活動を思い出してみてください。最初から成果が出て楽しいと思えることは滅多にないと思うんです。仲間と一緒に競争しながら、楽しんで取り組む中で、達成感や連帯感を感じることで、徐々に夢中になれたりしますよね。

まずは、がむしゃらに取り組んでみると楽しさが見えてくると思いますし、自分に向いているか向いていないか、好きか嫌いか、確信が持てると思うんです。
確信が持てた時に、次のステップが待っていると思いますよ。

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