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「組織力を発揮する独自のクリエイティブプラットフォーム開発で生産性の向上に寄与」ICT部門・ソリューションテクノロジー部のご紹介

ソリューションテクノロジー部は、5つの部署で構成されるICT部門のうち唯一SIerのような立場であらゆる開発業務を担っています。クライアントは様々な部門のアマナ社員。プロデューサーやクリエイターなど約1000名の業務を効率化していくために、ユニークな発想でクリエイティブプラットフォームの開発を手掛けている3名に話しを聞きました。

石井洋平:ユニットマネジャー

岡村恒博:開発エンジニア

浜田敏史:開発エンジニア

ソリューションテクノロジー部の役割を教えてください

石井:ソリューションテクノロジー部は、作ること、開発することが大好きな人たちの集まりです。アマナグループの社員たちは、それぞれが才能あるクリエイターであり、広告制作やコンテンツ企画など年間2万件ものクライアントワークをしています。彼らの制作プロセスを合理化する当社独自の様々なシステムの集合知が「amana creative platform(以下acp)」です。

acpのメインシステムである「compass(コンパス)」と名付けた営業支援システムは、5年ほど前から取り組んでいます。アマナにはそれまで、進行中の商談を管理して見込み売り上げ額などを予測する仕組みがなかったので要望を受けて開発しました。

これだけならごく一般的な営業支援システムにすぎませんが、ここにクリエイティブワークの管理システムが連動していることがアマナらしさ。クリエイティブワークには、世に出た事例だけでなく、中間成果物にも様々なナレッジが注ぎ込まれています。これらを集約して管理し、プロデューサーが新しい提案をしたい時にストレージから動画や写真などをサンプルとして取り出し、社内外でイメージのすり合わせをする場面で使えるようにしました。

また、社内の実績や成果物をタイムリーに共有できる仕組みとして、私たちが開発し好評を得たのが「akb(amana knowledge board)」。ナレッジ共有のためのWeb社内報システムです。

akbには毎日、様々な取り組み事例が記事となって2~3本アップされています。アマナのクリエイティブワークは非常に幅広い分野に及び、使われる技術も様々。拠点やスタジオが都内に点在しているため、他チームの仕事が見えにくかった。そこで「誰がどんなナレッジや技術を使って、どんな提案し、実行したのかを共有したい」という要望があったんです。

一方で、akbには社員の趣味やグルメ紹介のようなゆるい記事も掲載されています。これも接点のない社員同士がコミュニケーションをとるために非常に効果的でした。そこで「こういうコミュニケーションツールを必要とする企業は他にも多いのでは」ということで、パッケージ化して外販されるに至ったのです。

さらに、4年ほど前に開発した「bridge(ブリッジ)」というデータベースシステムがあります。カメラマンやデザイナーなど外部クリエイターの方々との業務契約の締結や請求管理をすべてweb上で完結できるようにしました。クリエイターの方々のポートフォリオも連動させ、アマナ社員がより良い外部パートナーを探せるようにする構想です。

この他にもacpを形作るシステムは複数あります。社員が日常業務を円滑に進めるためのシステム面からサポートをしている部署になります。

アマナならではの面白さはどんなことですか?

石井:年間2万件のクリエイティブナレッジを共有して、次の仕事に活かしていくという、クリエイティブを起点にした営業や制作の業務支援の仕組み作りができること。これは他社にはあまりなく非常にユニークだと思います。アマナの社員は才能ある人たちが多く、群れることでより労働集約型から知恵集約型を目指して面白い仕事をしています。そんな人たちの活躍を下支えする仕事に大きなやりがいを感じています。

岡村:アマナは広告を作る会社でもあるので、一般の人が日常で目にするものをたくさん生み出しています。自分の仕事は目に見えませんが、そこに繋がっていると考えると嬉しいですね。

浜田:私は SIerとしてファミレスの注文用端末のソフトウェアなどを開発していて、クリエイティブのことは1ミリも知らずに入社しました。石井さんも岡村さんもそんな感じでしたが、「開発をやりたい!」という気持ちがあれば、十分に活躍できるので大丈夫です。

石井:アマナのICT部門には他に情報システム部、サービス&サポート部、ディレクション部、プロセスオートメーション部の4部署がありますが、主な役割は社内インフラや業務システムの運用・保守などが中心で、開発メインの仕事はそれほどありません。だからこそ、ソリューションテクノロジー部は開発をしたい人に最適な部署ですね。

働く環境はどうですか?

岡村:ICT部門はコロナ前、週1回リモート勤務の日があったので、コロナ後のリモートへの移行はスムーズでしたね。今は基本的に在宅勤務なので、週次定例で進捗共有をオンラインでしていて、何か困った時にはチャットでヘルプを求めれば誰かが反応してくれますし。エンジニアやプログラマーにとっては仕事に集中できるので最高の環境です。

浜田:みんな自立していて、深く干渉し合わなくても仕事ができる人たちの集まりです。僕たちの他にもベテランの社員や、新卒入社でいいシステムを作っている人、外部のメンバーも7人います。良い塩梅に、面白いチームですね。言語やシステムにも決まりごとはなく、使いたいものがあれば自由に使ってかまわないですし。作りたい志向に対して、ちゃんと作れる環境です。

ソリューションテクノロジー部が目指していることは?

石井:私はCEOの進藤さんの「どんな方法で生産性を上げるか。躍起になって考える」という考え方が好きなんです。どうやって営業の効率を上げるか、クリエイティブワークの齟齬を無くすか、クリエイターの制作期間を短縮するか。組織でクリエイティブに向かうことに寄与するシステムを構築したいですね。

動画やデザイン等の様々なビジュアルを画像解析という観点から整理・管理するとか、やりたいことはいろいろあります。技術的に難しいことが多いですが、エンジニアとして面白いこと、スキルアップに繋がることをしていきたいです。

アマナで働くことにご興味をお持ちの方へ

岡村:私たちのお客様は社内のあらゆる部門のプロデューサーやクリエイターであり、彼らとのコミュニケ―ションの中から開発のヒントを見出して提案することが役割です。クリエイティブを起点とした仕事をする人との交流を楽しめる人、そこからより良いシステムを作りたい、という人には最適なポジションだと思います。

新しいモノが好きな人なら、アマナの中でどんどん提案してほしいし、面白いものを作ってほしいですね。私たちも教えてもらい相互に刺激になるといいですね。

浜田:設計段階から自由にできる会社なので、言語や環境、好きな技術を自分で選定できます。なので得意なモノを作れますし、マニアックな方だと面白いなと思います。

石井: キャリアパスは様々なので、必ずしもマネジメント志向でなくて構いません。技術的なことを追求したいという職人志向の人も歓迎しています。社内の人たちから「こんなことできないか」と相談されて、プロトタイプを作って、何度も直して、「いいじゃん!」と喜ばれて、社内で広く使われる。そのシステムが、もしかしたら商品として外販されることもある、面白い世界です。チームとして、なんでもウォーターフォールではなくアジャイル的にやっていきたいと思っています。

▼参考情報

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アマナグループでは1,000人以上の社員と18,000人以上の外部クリエイターが、年間2万件の案件に取り組んでいるため、日々多種多様な事例が発生しています。 アマナには、そんな事例をグループ内共有することを目的とした社内メディア「 akb(amana knowledge borad) 」があります! akbは「 know who(誰が何をしているかを知る) ...
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