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技術に貪欲なエンジニア求む!新技術で世界を切り開く

今回は、先月入社したばかりのエンジニアの嶋田さんにお話を伺いました。 技術本を出版するなど積極的に活動しています。エンジニアの成長にとって重要なこととは?新しい技術をビジネスに取り入れてエンジニア文化を盛り上げる!そんな嶋田さんに突撃インタビュー!

オルトプラスに入社するまで

ーー:まずは、嶋田さんがオルトプラスに入るまでのお仕事について教えてください。

嶋田:最初に入った会社ではC++、PHP、JavaScriptなどを使用してネットワークカメラの統合管理システムの開発をしていました。その後転職活動していていくつか内定をもらっていたのですが、Winnyの開発者(金子さん)がいる会社があるよ、と当時エージェントさんに言われて、当時金子さんに対する憧れもあって、エンジニアとしてこんな最高な環境はないだろう!と思い、その会社に即決をしました。そこでは遠隔地間で大容量ファイル・多数ファイルを高速に転送するソフトウェアの開発を行っていました。

ーー:具体的にはどんなことをしていたのですか?

嶋田:実はこれ、CTOに『新しいことをやるぞ』と言われて始まったプロジェクトなんです(笑)通常、日本とヨーロッパ間などでファイルをFTPで送ろうとするとすごく遅いのですが、TCPの作りが古い時代に適したもので、現在の広帯域長距離(LFP)には適していませんでした。 そこで、シンプルなUDP上で必要な機能だけを実装し、速度を早くする(遅くさせない)ということをしていました。結果、70〜80Mbpsの速度で送ることに成功しました。 そこでは最終的に部長として、開発だけでなくスタッフのマネジメントなども担当していました。

かっこいいエンジニアの人に憧れて勉強会を始めた

ーー:そのかたわら若手IT勉強会を主催していたんですね。勉強会を始めたきっかけって何ですか?

嶋田:もともと、大学時代はバイオ系だったので就職したときはまだまだプログラミングに関する知識がなく素人のレベルだったんです。必要なスキルや知識は業務をするかたわら、自分で勉強会に出かけたりして習得していました。その当時サイボウズにすごく技術力の高いちょっとチャラいエンジニアの方がいて、その方がJavaScriptの勉強会をやっていたんです。それがすっごくかっこよくて(笑)。自分もやってみたいな、これはモテそうだ、と思って身近な人たちを集めて始めたのがきっかけです。

ーー:意外とミーハーな動機だったんですね!(笑)JavaScriptに関する本を2冊出版されていますが、これはどういった経緯で?

嶋田:勉強会ではいろいろなトピックを扱っていたんですが、あるとき英語で出版された本を和訳しながら読書会をするということをしていたんです。それで、『せっかく和訳したんだから出版してみよう!』という話になり、知り合いの出版社の人に話を持ちかけたところ、『ウチからは翻訳本は出版できない』と言われて、、、。一瞬肩を落としたのですが、『翻訳は出せないけど新しい本は出せるから今まで君達がやってきたことをまとめて出版してみたら』と言われ、勉強会に参加していた有志と共著という形で出版することになりました。

『JavaScriptテクニックバイブル ~効率的な開発に役立つ150の技』 この本を出版してからしばらくして、MdNの編集者の方から声をかけていただき、2冊目の出版にいたりました。『すべての人に知っておいてほしい JavaScriptの基本原則』

新しい技術をいかにビジネスに取り入れていくか

ーー:オルトプラスに入社してみて思ったことなどあれば教えていただけますか?

嶋田:一番最初に思ったのは、『え!飲み物無料なの?!スゴイ!』と。

ーー:え!そこですか?!(笑)。

嶋田:いや、テンションあがりますね。あと指紋認証でオフィスに入るとか!データセンターみたいでかっこいいですよね(笑)。オフィスも程よい照明ですし、自分の好きなPCを購入してもらえるなど、エンジニアにとってすごく環境がいいな、と思いました。

ーー:なるほど。そして現在はオルトプラスでどんなことに取り組んでいるのでしょうか?

嶋田:今、社内の技術スタックの現状把握をして、今後より会社が成長していくための枠組みを考えています。 具体的には、現在のメイン事業となっているゲームだけに限らず、VRや画像解析、機械学習やブロックチェーンなどにも取り組んで行けたらと思っています。その中でそれらのテクノロジーをビジネスに生かす仕組みやプロダクトとして安定して運用するための周辺技術も合わせて取り入れていきたいですね。

今、ITをとりまく環境が大きく変わっているので、合わせて技術も変えていかないと、あっというまにレガシーになりがちです。技術者は新しいモノ好きな人が多いですし、その新しい技術をいかにビジネスに取り入れていくかというところが、会社の成長にも繋がると考えています。

技術に貪欲な姿勢のエンジニアと働きたい

あとは、エンジニアの文化をより盛り上げたいと考えています。現在はチームごとに団結している感じがあり、チームをまたいだ技術者の交流が少ない印象があるので、もっと横の交流を活発化させるような仕組みを作りたいですね。例えば、社内で勉強会を活発にさせるための取り組みとして、みんなの興味がなんなのか?ということを明確にしたくて、勉強会ネタを集めるネタ募集箱をScalaで作ってみました。その中で皆が興味ある技術をピックアップして、定期的に勉強会を行っていく予定です。

ーー:先日も共有スペースで勉強会の開催をしていましたね!

嶋田:はい、一番手をやらせてもらいました。ネタ募集箱でいざネタを集めてみるといまの業務に近い分野(UnityやPHPなど)はもちろんあるんですが、TensorFlowでディープラーニングとか、Azure Machine Learningで機械学習、MilkcocoaとSkywayでボイスチャットなど様々な分野に興味を持っていることがわかりました。中にはSlackで嫁を作る方法なんていうネタも(笑)。 様々な領域に興味をもって取り組むエンジニアが多くいることはとても良いので、これらの興味を相互にぶつけ合ってより面白いことをしていけたらいいなと考えています。

ーー:そんな嶋田さん自身が、エンジニアとしてスキルアップする上で大事にしていることってありますか?

嶋田:会社の中に閉じこもらないというのを大事にしています。会社の中で技術を最適化すると多分エンジニアとして腐ってしまうと思うんです。会社の中だけで通用する技術にいくら長けていたとしても、それはその会社でしか生かせないので。 どんどん外の勉強会に参加して、周りのエンジニアってこんなにできるんだ!というのを肌感覚として受けた方がいいと思います。外の勉強会にいくと、学生とかでもめちゃめちゃできるヤツがいたりする(笑)その知識量に圧倒される。すごいな、と刺激をうけるというのが大事だと思います。

また、そういう新しい技術をどんどん取り入れる意欲がある人と一緒に働きたいですね。

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