オルターブース代表の小島さんが、ついにYouTubeに登場！

「コワモテだけどめっちゃ優しい」

そんな評価が業界内外から寄せられている小島さんは、まさにオルターブースのアットホームの象徴。

しかしそのコワモテの下には、優しさ以外のものもたくさん埋まっていることはあまり知られていない。

今回はそんな小島さんの知られざる衝撃な過去、ヘヴィメタルに明け暮れた青春時代から、

柔道整復師の資格取得、そしてオルターブースの未来まで、

入社してまもない新藤さん（マーケティング担当）にザクザク掘り起こして頂きました。

（2020年1月14日に行われたライブ配信をもとに再構成しています）

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小島　　メンバー募ってバンドをはじめて、18の時にアルバムをリリースした。

　　　　レコーディングしたのは高校3年の春休みだったかな。

新藤　　18！若い！

小島　　完全な自主制作だったね。

　　　　ちなみに当時一緒にわちゃわちゃやってたバンド仲間っていうと、

　　　　まあ皆さんご存知、月旅行に行こうとしてるあの社長さんで（笑）。

　　　　みんな同じ地元なんで一緒にライブやって、ツアー回って。

新藤　　そうか！千葉出身。接点はあったんですね。

小島　　彼とは隣町同士でさ。僕は千葉県柏市沼南町ってとこに住んで、彼は鎌ヶ谷市ってとこ。

　　　　東武野田線ってローカル電車あって、沿線に僕らが住んでた。　

　　　　その時からバンドを通じて、とにかくチャレンジするのが好きだった。

　　　　常にチャレンジしていくっていうのが僕のやり方。

　　　　あと、このバンドの前にもう一つバンドを実はやってたんですよ。幻のバンド。

新藤　　え？そうだったんですか？初耳です。

小島　　あんまりにほかの人に言ったことないからね。

　　　　そのバンドでASAYANに出たことがあって。浅草橋ヤング洋品店ね。

　　　　モー娘。とか輩出したあの番組。当時は浅草キッドがMCやってた。

　　　　バンドのドラム対決みたいなコーナーがあって、

　　　　そこに応募したら優勝しちゃったんだよね。

新藤　　すごい！その頃の写真とか残ってないんですか？見たいです。

小島　　あるんだけどね、出せない出せない！（笑）、ヤバすぎるし気持ち悪いよ。

　　　　ビジュアル系バンドだった。

新藤　　バンドに明け暮れた青春時代だったんですね。

小島　　バンド自体は凄く面白かったんですけど、同時にコンピュータも好きだったんです。

　　　　MacのPerformaっていう安いローエンド機、Performa570を買って、

　　　　そこにDTMソフト入れて打ち込みをしてたんですよね。　

　　　　当時はオーディオ入力なんてなかったから、カセットテープで卓録ですよ。超アナログ。

　　　　最初のアルバムはこうやって収録してたから、音質なんて放送できたもんじゃない。

　　　　ソフトではDTMだったり、MacだとHyperCardってのががあって、

　　　　あれでデータベースを作ったんですよ。

　　　　フロントをHyperCardにして、バックはClarisWorksとかにしてやってたな。

　　　　その時に、さっき言った月に行く予定のあの社長さんがアメリカからレコードを仕入れてきて、

　　　　ライブ会場で安く売るのをやってたんですよ。

　　　　これだと自分の好きな曲を合法的に仕入れられるし、

　　　　みんなの知らない情報を先に仕入れることができるから、面白い！って思って、

　　　　彼に教えてもらって一人でやってたんですよ。

　　　　儲けようとか、ビジネスしようとかって考えは一切なかったけど。

新藤　　ちょっとした貿易をはじめちゃったんですね。

小島　　アメリカのマニアックなレーベルの7インチレコードが欲しかった時があって。

　　　　ほら、昔ってインターネットなんかなかったから、買いたいって手紙を送ったわけ。

　　　　しかも日本語で。

新藤　　翻訳してないんですか？

小島　　そう、翻訳もしないで、そのまま日本語で送った。

　　　　そしたら日本語で返信が返ってくるんですよ。

新藤　　じゃあ向こうも誰か日本語のできる人がいたってことですか？

小島　　日本人が大好きな人だったみたい。レコードを10枚くらいまとめて送ってくれて、

　　　　そのレコードをまた僕が日本で売る。それなりに面白かったなあ。

新藤　　バンドマンをおやりになって、そこからオルターブースを設立してITの世界に

　　　　進んだのは何でなんでしょう？

小島　　バンドをやりたくなくなっちゃたんですよ。

　　　　なんかもう音楽業界から離れたかったし、とにかく人にも会いたくないっていう時期があった。

　　　　だからバンドを解散しました。

　　　　　　　　　　　　　（まだまだ終わりじゃない！このままつづく！）