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【役員取材 #1】上場企業を2年で辞めた私がスタートアップの企業参謀になったわけ

取締役 深井龍之介

「起業」だけが人生の主導権を握れた

私は当初は外部顧問、今では取締役という立場でオルターブースの経営に参画しています。具体的には事業戦略、人材採用から資金調達、新規事業までの領域に関わり、「いま会社は何をするべきか?」という最上位レイヤーの経営判断を社長とともに行うのが仕事です。

もともとはサラリーマンでした。誰もが知っている上場企業に新卒で入社して、いきなり経営企画室に配属されます。でも大企業のあの独特な風土が全く肌に合わなかったですね。結局2年で辞めてしまいました。家族から大いに反対されましたが。やっている仕事から未来の自分の姿を全く想像できなかったのです。エネルギーが湧かない仕事をこのままやり続けても、自分の幸せには本質的に寄与しないと気づきました。それから起業して、凄まじい数の失敗をこなしてながら糧にして今に至ります。オルターブースのほかにもスタートアップ数社の顧問や取締役をやらせて頂いています。

経営者はあらゆる仕事の中でも最も刺激的な仕事の一つだと思います。その分、並のレベルでない精神力を要求され、時として孤独な決断を迫られます。私の仕事は、そうした経営者に肉薄するレベルの覚悟を持って、共に経営を考え、判断を下すことです。経営という行為には勇気が必要です。それも普通レベルの勇気と違って、自分の判断一つで、多くの人の人生すら変えてしまうかもしれません。社員、家族、お客様、パートナー、そして自分自身。ですから経営者に参謀が必要だとすれば、それは安全圏から発言する傍観者ではなく、共にリスクを背負ってくれる同志でなくてはなりません。私は月に数度経営会議に参加するだけですが、常に経営者当人に近い覚悟の水準にまで自分を高めた状態で本気のアウトプットを提示できるよう努めています。

倒産の危機に助けてくれた小島さん

生計を立てられるようになったところに、とある事情で事業を手放さなければならなくなって。借金が残ったまま収入を失い、会社は倒産寸前の危機に。その時に別の顧問先の社長様からご紹介頂いたのがオルターブースの小島さんでした。人生で最もしんどい時期だった私を信頼して仕事をくれて、一番に助けて頂いたのです。だから小島さんは恩人なんですね。恩返しというと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、今度は自分が小島さんの力になれたらという思いもあって、今のオルターブースに関わっています。

アットホームな社長の元に集うトップエンジニアたち

オルターブースのメンバーの多くも、苦しい時に小島さんに助けて頂いた過去があります。だから小島さんはみんなの兄貴的な存在ですね。とても慕われています。本音で喋ってくれますし、気遣いも細やかです。小島さん本人も波瀾万丈の人生を経験されてきた方なので、相手の苦悩や不得意を愛情深く受け止めあげられる優しさを持っているように感じます。そうした小島さんと社員たちとの信頼関係がオルターブースのアットホーム感を作っているように思います。

だからかもしれませんが、オルターブースには純粋で思いやり深い方が多く集まっています。併せて理想への意志と言いますか、仕事へのこだわりの高さが持つ本物のプロフェッショナル集団でもあるわけです。「つまらない世界からもっと刺激のある世界へ変化させよう!」―テクノロジーで世界を牽引していく強い意志がオルターブースの目指す価値です。その理想に向けて、トップエンジニアたちが切磋琢磨を通じて地道に積み重ねていきながら、クラウドネイティブな世界をブーストしていく。「世界」を意識し、チームで失敗と成長を繰り返していく勇気あるエンジニアならば、オルターブースは最高の舞台になるはずです。共に事業をドライブしてくれる方、お待ちしております。

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