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Webとリアルの融合を、動画を組み込んだ提案で実現していく

社員インタビュー

「動画 x IT x 広告」で事業をスケール中のアルファアーキテクト社。動画メディア提案営業にリーダーとして携わる小林さんに実際の提案内容、事例、やりがい、今後なりたい姿などについてお話を伺いました!


■ アルファアーキテクト株式会社 営業リーダー 小林 啓崇佳(ひろたか)

1988年生まれ。大阪大学卒業後、阪急阪神百貨店に入社。婦人服で売上成績1位となる。現場マネージメントを経て、婦人服のバイヤーに携わりつつ、都市型音楽フェスティバルのサマソニとコラボしたイベントなど百貨店で前例のない企画を実施。リアルの現場を経験後、WEB業界に興味を持ちアルファアーキテクトに転職入社。現在は動画制作と動画広告の営業として日々奮闘中。


優位性のある自社商材を絡め、「Web業界の人?」と驚かれる提案を目指す

− 現在の仕事内容について、お話を聞かせてください。

弊社では料理動画メディア『LifeTHEATRE(ライフシアター)』を企画運営していまして、その動画制作の営業フロントをやっています。企業様に対して、ブランディングやWebプロモーションを動画で支援するための提案です。また当社ではライフシアター以外のWebサイトにも広告配信できる動画広告プラットフォーム『Velet(ベレット)』を運用しているので、それを絡めた企画提案も行っています。

− 料理動画メディアってたくさんある気がします。オリジナリティのある提案ってできるのでしょうか?

できますよ。料理動画メディアが乱立する中で、弊社の『ベレット』はブランディング効果まで測定できるので優位性がありますし、そしてwebだけでなく店舗の現場まで含めたプロモーション支援の提案までできています。

弊社のサイト『ライフシアター』も、SNSで65万人のファンがいるほどになりました。でも規模でいえばもっと大きなレシピ動画サイトもありますし、規模だけではクライアント様の要望には応えられなくなっています。これまでのクライアント様の判断基準は主に、サイトの知名度だとか、フォロワー数の多さでした。しかし例えば食品業界のマーケターは、有名なメディアで動画が20万回視聴されたとしても、「で、その後はどうなったの?現場の売上にどう繋がったの?」と、疑問を持ち始めています。実際、クライアント様に最近どういう営業マンが来ているか聞いてみると、Webだけで完結させようとする人や、有名なサイトで配信できるから安いというような純広告的な売り方をする人が多いようで、現場の課題解決まで至っていないようです。

− そのような市場において、小林さんはどのような提案をしていますか?

例えば食品メーカーの場合、本当のニーズは、最終的に行き着くところは、現場なんです。Webだけで完結するものじゃない。例えば、百貨店とかスーパーとか店舗の現場で、自社の食品を並べられる棚を確保できて、そこで商品が売れればいい。そこに結びつくなら、荒く言えば、どんな流れでもいいんです。

そこに動画を組み込んで、店頭でのプロモーションまでを含めた提案をしています。例えば料理とお酒のマッチングを提案してあげて、メーカーとメーカーをつなぎ合わせるような。そして店頭の棚取りまでができるようなキャンペーンを仕込んで、期間を決め、それに合わせて店頭での販促までやって、売上を出していきましょう、という提案をしています。今後も、むしろお客様に「小林さんてWeb業界の人でしたっけ?」と驚かれるくらい、プロモーション屋さんのようなやり方でやっていこうと思っています。それができるような動画メディアって、まだないと思いますし、差別化を図っていきたいですね。



内部から変えられなかった企業を、外部からの提案で動かし実現する

− 成功事例って例えばどのようなものがありますか?

あらゆる業界に事例を広げている中で、例えば、私が前職で勤めていた阪急百貨店(株式会社阪急阪神百貨店)様のWebプロモーションを最近に受注することができました。

百貨店様の課題は、販売チャネルが多様化する中で、個人のお客様が百貨店で買う理由が分かりづらくなっていることなんです。例えばamazonとかECサイトってすぐ商品が届くし便利ですよね。例えば服ならセレクトショップの方がオシャレなイメージがあるかもしれません。そのような中で、ユーザーが百貨店に行く理由とか目的を作っていく必要があり、そこに阪急百貨店様の戦略があります。戦略の具体的な内容は守秘義務があるので言えませんが、そこを理解した上でWebとかSNSを絡めて、レシピ動画のコンテンツを弊社が提供したり諸々のキャンペーンと絡めたりして、企業様の要望と弊社提案のソリューションを合致させることができました。

− アルファアーキテクトに入社して良かったと思うことは?

スピードがとても早いですね。思ったことを形にできることが、やりがいに感じています。

私は前職ではバイヤーをしながら、百貨店の殻を破るためにも、Webプロモーションをやりましょうと上層部に言い続けていました。百貨店では紙媒体に何千万円もの予算を使っていましたが、費用体効果が分かりにくいので、Webを使って集客施策しよう、コミュニティを作ろう、店頭に送客しようと。しかし提案はなかなか通りませんでした。Web以外では、若年層を取り込むために、サマソニ(音楽フェスティバル)と組んで、百貨店の屋上で音楽イベントを開催して、百貨店内の店舗で流す音楽もすべてサマソニの音楽でジャックする、という業界で前例のないことまで実現しました。しかし社内評価は高くならず、むしろ「あいつは婦人服のバイヤーなのに何やってんねん」、となって息苦しくなりました笑 Webについては、最終的には役員に直接、自分の考えを絵に描いてプレゼンしたのですが、「他のやり方を考えてみなさい」というお言葉をいただく結果となりました。自分が実現したいことは部長になっても厳しそうで、役員にまでなればできるだろうけどなれるかも分からない、でも自分は20代からやりたい、と悩んだことが、転職のきっかけです。だから転職先は安定した会社ではなくて、ある意味で退路を立ってスタートアップやベンチャーに飛び込み、成長したいと思っていました。

それからアルファアーキテクトに転職して1年半くらい経ちました。時代の変化もありますが、外部から古巣の阪急百貨店にアプローチして提案し、今ようやく、新しいWebプロモーションを実現できることになりました。それは僕にとって、本当にうれしいことなんです。


顧客志向で100%やりきり、Webとリアルの融合を実化していく

− 今後、どのようになりたいですか?

まずは4月に入社したばかりの新卒メンバーと信頼関係を築いて、しっかりマネジメントできるようになり、早く一人前のビジネスマンに成長させてあげたいですね。

営業面では、私はキャリアが浅い中でも、ポリシーを持っています。会社名とか商品ありきじゃなくて、お客様が「この人だからやりたい」と思ってくれるようなフロントになりたいです。僕にしかできない企画、発想に基づいて、企業様に満足してもらえるような仕事をしたい。自分がこれやりたいあれやりたいというこだわりではなくて、とにかくクライアント様に満足していただくために、どんな手段を使ってでもいい、それを100%やりきっていたいと思っています。

今、小売での経験を活かして、Webとリアルの融合をやり始めています。もちろんWebの勉強もしていますが、これからはWebだけの話にはなりません。実店舗の大切さは、そこを離れたからこそ分かりました。将来は、Webとリアルを融合した新しい商売ができるようになりたいな、と思っています。

− 応援しています!ちなみに休日は、どのように過ごされているんですか?

もともとアウトドア好きなんです。キャンプやサーフィンが好きでしたが、上京するために、車もサーフィンの板も売ってしまいました笑 最近は会社メンバーのフットサルに参加したり、今でもファッションは好きなので、渋谷から原宿にかけてのキャットストリートとか歩いたりしてますよ。あとは社内のメンバーとも、お客様とも、友達とも、飲みに行くことがよくありますね。

− プライベートも充実されていそうですね。ありがとうございました!

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