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経営陣に聞く①|オフラインの中にオンラインを!レガシー産業を変えるSaaS事業部発足

みなさん初めまして。
人事のヨシダです!※画面左
リクリエでは今回弊社の未来を担うSaaSであるTabiqをよりスケールアップできるエンジニアを募集しています!そこで今回はTabiqの事業責任者である取締役の橋本にインタビューしてきました。

【橋本将崇(はしもと まさたか)】1989年生まれ、東京都出身。株式会社リクリエ 取締役。大学在学時からフリーランスとしてWebサービスの受託開発を経験。 ベンチャー企業にて、ソーシャルゲーム、メディアなど自社サービスを統括しながら、人材の採用から評価までを行う。 その後、株式会社リクルートに入社しHR領域の事業開発として新規サービスの立ち上げを行う。

■今後の世の中において早くから経験を積むことが何より大事だと思ってた。

吉田 橋本さん今日はよろしくお願いします!
橋本 よろしくお願いします!
吉田 まずは橋本さんの自己紹介をお願いします!
橋本 何から話しましょう?ざっくり大学生ぐらいからでいいですか?
吉田 はい!橋本さんって社員の中でも結構謎に包まれていると思っていて、どういうことをしてきたのか詳しく知らない人多いと思うのでそのぐらいからお願いします!
橋本 私は昔から、今後の世の中においては早くから経験を積むことが何よりも大事だなと思っていて、大学1・2年生である程度の単位をとって、3年の時から自分でビジネスやってみようと思っていました。
吉田 在学中からキャリアのスタートを切られていたんですね。
橋本 一番最初はフリーランスからスタートして、半年ぐらい経った時に知り合いと一緒に会社を立ち上げました。当時はtoC向けのSNSサービスを展開して事業売却後は次の会社でソーシャルゲームやメディアとかをやってました。
その後はリクルートキャリアに入って、HRを主とした仕事をしていました。だから吉田さんにもHRについて色々と伝えれることがあるんですよね。
吉田 最初社長に橋本さんはHRも詳しいからって言われて、なんでエンジニアの人が詳しいんだろうって思いましたよ。リクルートキャリアでは具体的にどういったことをされていたんですか?
橋本 やってたこととしては採用後のビジネスです。HR×Techというのもまだまだ浸透していなかった時代に、先駆けてやっていました。採用後のビジネスっていうと難しく聞こえますが、社内にある様々な人事まわりのデータを組み合わせて配置・育成・評価などを、どうしたら適正に行えるのかをやってました。どちらかといえば大企業向けのビジネスで、コンサルティング×システム売りって感じでしたね。
吉田 すごく面白そうですね。今でこそ人事も「戦略人事」という言葉が広がりつつありますけど、人事って全体感から様々な設計しておかないと機能しないですもんね。
橋本 私もそうだと思います。いわゆる「人事」といわれるものは領域が広くて、採用、入社後フォロー、配属、人事評価などがあるとは思うんだけど、だいたいそれぞれでシステムがぶつ切りになってて、引継ぎがされていないことが多い。それをうまくマージさせて、データ結合してどこに配属すれば活躍するのかなどを予測を立てたりしていました。
吉田 リクルートキャリアを退職後は、このリクリエと並行で社長をされているケアくるを立ち上げられたという流れですか?
橋本 そうなりますね。

■テクノロジーがうまくオフラインに馴染んでくることによってゲスト体験と働くスタッフの環境が変えられる余地があるなと思いました。

吉田 話が変わりますが、弊社のSaaSサービスであるTabiqというシステムを簡単に紹介いただけますか?
橋本 Tabiqは普段紙で管理されているチェックインの台帳データを電子化することで社内資産として貯めていくサービスです。多言語対応やテレビ電話による本人確認、そして各市の条例に合わせたチェックイン項目に対応していて、弊社が運営しているIoTホテルには必ず入れているプロダクトになります。
吉田 Tabiqというプロダクトがどのような経緯で出来上がったのか教えてください?
橋本 私たちは元々民泊の運用代行事業で会社をスタートしていて、そのビジネスの延長線で西日本を中心にIoTを利用したホテルの運用を行っている会社です。エリアによっては完全に無人で運営しているところもあります。ただ、「テクノロジーを使っている」・「IoTを使っている」と言ってもゲスト体験が劇的に変わるわけでもなくテクノロジーを利用してうまく回しきれていないという課題感はありました。
また、ホテル業自体はサービス業でもあると思っているので働いているスタッフ自身の働く環境をどう改善できるのか?も重要な思考だと思いました。
吉田 ではその思考から生まれたものがTabiqということですか?
橋本 そうですね。昨年からOMO(online merges with offline)・DXなどのワードが流行ってきていますが、テクノロジーがうまくオフラインに馴染んでくることによってゲスト体験・働くスタッフの環境が変えられる余地があるなと思いました。
そういう思いがきっかけで生まれたのがTabiqです。

単にツールというよりはプロダクトをいれることによって態度変容が起こるサービスを目指したいと考えています。

吉田 Tabiq自体の目指す理想形はなんですか?
橋本 Tabiqを入れることによって、宿泊施設内の環境が改善されカルチャーも変えていけるサービスにしていきたいですね。その延長でゲストの満足度を追求していきたいと思っています。
特にホテルの滞在期間中はゲスト(ユーザー)とのタッチポイントが非常に多いものだと思っています。メディアで例えるなら滞在時間が非常に長いメディアです。
つまり共通して言えるのは単にツールというよりはプロダクトをいれることによって態度変容が起こるサービスを目指したいと考えています。
吉田 単にプロダクトを使ってもらうというより、このプロダクトを通じた新たな価値を生みたいということでしょうか?
橋本 そうですね。例えば、コミュニケーションツールでいうslackで言うと、slackってモノ(サービス)に価値があるってっていうよりは、slackを使ったことによりコミュニケーションデザインが変わるということに価値があると思っています。だからこそ、Tabiqを導入したことによって作られた時間で、売上UPの施策ができるようになったりとか、行動変容を起こせると凄く嬉しいです。サービス業って自分でやってても感じることではあるんですが、目の前のミクロな視点になりがち。今日宿泊いただいているお客様とか。だからそういう対応に力をいれてもらって、タスク的なところはこのサービスが担えればいいなと思っていますね。
吉田 今のTabiqはコスト削減ってところにフォーカスして売り出していると思います。ただそれは理想ではなく、もっと売上にも貢献できるサービスにしていきたいということですよね?
橋本 そうですね!つまりオフラインを全面的にカバーリングしていくことで、自社のコスト構造が見えてくると思っています。余剰に人間を配置してないかとか。最終的には利益率がやはり大事だと思っているですけど、コスト構造がわかると利益を残すためにどうしないといけないのかという思考になると思っています。それを生み出していきたいですね。

■作ることが好きだ!っていうマインドは大事だなと思っています。

吉田 今回リクリエとしては初めてこのTabiqをリード開発するエンジニアを募集するわけですが、どんな人に応募してほしいとかございますか?
橋本 フェイズによっても変わると思っていて、今はしっかりとしたエンジニア組織があるわけでもないので、自ら能動的にやってくれる人が向いていると思います。リソースがあるところだと、レビューしてくれる人やルールが一定あると思うのですが、
まずはそういう部分から作りたいと思える人がいいですね。
吉田 仕事を与えられるのではなくて、主体性を持って仕事に取り組める人ってことですよね?
橋本 あとは作ることが好きだ!っていうマインドは大事だなと思ってます。
吉田 今回採用するエンジニアはTabiqの育ての親になると思うんですよね。どんな人に育ててもらいたいですか?
橋本 やっぱりリクリエだったり、Tabiqに共感してくれる人が良いですね。それに共感してもらえないときついと思います。スキルフルではなくていいから、カルチャーフィットのほうを大事にしたいです。
吉田 最後に求職者に伝えたい事ありますか?
橋本 やっぱりまだ土壌が成り立ってないドメインだからこそ、サービスを作る機会に恵まれていると思いますし、エンジニアにとってはチャンス。だからその成長機会を掴んでほしいと思います。
吉田 自分が作りこんだサービスっていうのが胸を張って言えると思うので、ぜひ挑戦したい人には応募してほしいですよね。今日はありがとうございました!
橋本 ありがとうございました! 
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