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「エンジニアとしてのスキルを磨くには」〜アイデミーのエンジニアが座談会してみた〜

アイデミー座談会企画、はじめました。

栄えあるトップバッターとなりますのは、エンジニア陣の3人です!

「エンジニアとしてのスキルを磨くには」というテーマのもと、話してもらいました。

アイデミーでエンジニアとして活躍する3人が、プログラミング未経験だった頃のお話や、プロジェクトマネージャーの観点からのお話など、興味深い話をしてくれました。

今回は、その模様をお届けします。

登場人物紹介


津野 蒼(写真右)

大学では情報系の学科で機械学習の研究をしていた。プログラミング言語「Python」は扱ったことがあるが、現在の業務はアイデミーで未経験からスタートしている。その後法人営業を9ヶ月経験し、現在はエンジニアに復帰。

【業務内容】

アイデミーの提供するWebページや、学習サービス「Aidemy」の見える部分、利用者が直接操作する画面(フロントエンド)などの製作を担当する。

刀根 諒(写真中央)

学生時代からエンジニアのバイトを経験し、今年でエンジニア7年目。新卒でエンジニア派遣会社に入社するも、思うところがあり研修の時点2か月で辞職し、代表の石川と共通の知人の紹介でアイデミーに入社。いざとなればサーバーやネットワークなどのITインフラの保守や、フロントエンド開発もするフルスタックエンジニア。現在は、新規事業の準備を着々と進めている。

【業務内容】

Webページや「Aidemy」の、利用者から見えない、データ処理や保存を行う部分(バックエンド)の製作・保守を担当している。

森山 広大(写真左)

プロダクトマネージャーを担当。高校時代までほぼパソコンを触ったことがなく、大学生になり初めてパワーポイントで資料を作った。代表の石川が所属していたサークルの後輩で、そのサークルでWebページ製作に触れる。その後、独学でアプリ製作等を経験する中、石川と再会し入社を決める。エンジニアとしてもバックエンドとITインフラを担当している。

【業務内容】

プロダクトマネージャーとしてアイデミー製品全般の開発チームのマネジメント、エンジニアとしてもバックエンドとITインフラを担当。

未経験からの挑戦


森山:それじゃ、座談会を始めたいと思います。よろしくお願いします!

一同:よろしくお願いします!

森山:テーマ確認してみますか。「エンジニアとしてのスキルを磨くには」らしいです。これやって、大変だったけどスキルついたなーみたいなエピソードありません?

津野:僕が入社するときは、入社の選考課題で、機械学習を使ったWebアプリを1つ作るというのがあったんです。

森山:そういうのあったねー

津野:いつから始まって、いつの間になくなったのかもわかりませんが(笑) プログラミング言語はPythonしか触ったことなかったんですが、javascriptという言語のフレームワーク(プログラムのひな型)である、React.jsとNode.jsを使ってプロダクト作りました。期限が1週間だったので、1日単位で基礎から詰め込んで、全然知らないところから、ウェブAPIの概念を知るところまで学習できましたね。 

刀根:ほぼ未経験からはすごい。

津野:でも、Pythonはやったことあったので、1つ言語できればなんとかなるっしょっていう根拠のない自信はありました。Pythonをやってたことが、技術というよりは汎用的なマインドセットとして良かったのかなとも思いましたねー。

森山:いいですね〜!刀根さんはどうですか、アイデミーに入ってスキルついたなと思った瞬間はいつですか?

丸投げされた仕事を通じて得たスキル


刀根:やっぱりインフラ周りを触らせてもらったことがでかいんじゃないですかね。バイト時代は会社のコアな部分のインフラには触らせてもらえないことが多いので。

森山:確かに確かに。

刀根:アイデミーに来て1ヶ月くらいで、これ直してって丸ごと渡されて(笑)

森山:僕が言ったんでしょうね(笑) 最初何してもらいましたっけ?

刀根:うちで提供している、Pythonの実行環境「Fastpyter*1」の修復ですね。もともとシステムはあったんですけど、僕が入った当初はまともに機能してなかったんですよ。しかも元々の担当者がやめて僕が引き継ぐという…。丸投げされたので僕が全部やった形ですね(笑)

森山:丸投げって言っちゃうと聞こえ良くないですけど、裁量が大きいですよね〜。 Fastpyterが問題なく稼働するようになるまで、どのくらいかかりましたっけ?

刀根:1ヶ月くらいでほぼ今の状態になりましたね。

津野:すごい。

刀根:その後も、環境上でコードを動かすために必要なパッケージで、足りなかったりバージョンが古かったりしたものを修復しつつでしたね。

森山:そっか。別のサービスのバックエンドも頼みつつでしたもんね。素晴らしい!

津野:インフラ触ったことない状態からどういう風に着手していったんですか?

刀根:とりあえずコードは読むし、調べますね。調べつつ触りつつ。やりながら身につけていく感じですね。

森山:刀根さんは頼んだ仕事を何とかして終わらせてくれますよね、津野くんは無理っすっていうけど(笑)

一同:(笑)

刀根:仕事ってそういうものじゃないですかね(笑)

森山:挑戦する気持ちなのか責任感なのか。どういうモチベーションで仕事に取り組んでいたんですか?

刀根:責任感の方が強いんじゃないかなと思いますね。期限内に終わらせるもんだって思っているので。

森山:納期意識、大事ですよねー。そういえば、Fastpyter改修の次は、インフラの新しい技術として、Docker*2の勉強も始めてもらいましたよね。

刀根:Aidemy Business Cloud*3 立ち上げの時に勉強しましたね。

森山:Docker使えるようになってインフラの幅が広がったというか、楽になりましたよね。

刀根:うんうん。プログラマーの情報共有によく使われる、Qiitaで記事も書いた気がする。*4

森山:そしてこの経験を踏まえ、現在は新規事業に着手していると。年内にサービスリリースできますかね?

刀根:その辺は石川さんに聞いてみてください(笑)

マネージャー経験から得た高い視座


森山:いや〜いいですね〜。僕も、実は2年前とかはフロントエンドしか知らなかったので、静的な情報を出すだけならできたんですけど、ユーザーの入力情報を処理して保存するみたいな動作をさせることができなかったんですよ。だからアイデミーでバックエンドをやり始めて、全体が理解できるようになったのはエンジニアとして大きな成長だと思います。

津野:ふむふむ。

森山:自分がやらないとサービスがリリースできなかったり維持できなかったりという状況がどうしてもあって(笑)、それがきつくて耐えられないという人もいると思いますけど、我々はそれができたのが成長のきっかけとしてよかったのかなと。

森山:開発はほぼ未経験ながらマネージャーもやっていて、やっぱり失敗することもあったんですよ。2017年の6月にアイデミー始まって、11月にはサービスリリースできるっしょと思っていたんです。見積もりがとても甘かったというか、テストのこととかは過小評価していましたね。

森山:11/19にはサービス出せると思って僕が立てた予定によると、決済周りの実装が1週間でできるとか思ってたり、リリース後3ヶ月くらいは実装できてなかったユーザーの学習進捗管理機能の実装も1週間で終わることになってたり、その辺の感覚がぐちゃぐちゃでした。

刀根:まだ実装されてない添削機能までできることになってたよね(笑)

森山:ガバガバな予定を立ててました(笑) 視座が上がったなと思ったのは、11月頭くらいの休日に石川さんに呼び出されたときですね。まさか怒られるとは思っていなくて、これって交通費出ますか?とか調子乗ったこと言ってたんですが(笑)

一同:(笑)

森山:石川さんに、「ほんとにこれ終わると思う?」っていうのを詰められて、やっぱり現実的な予定を立てなきゃいけないなと痛感しましたね。もっと作業を細分化すれば詳しく時間が見えてくるなあとかその後分かってきて。失敗も含めて、マネジメントを自分でやれたというのが個人的にはよかったです。

アウトプットすること


森山:刀根さんのQiitaに関連するんですが、去年は12/1~クリスマスまで、毎日エンジニアがQiitaに記事を上げる、アドベントカレンダー*5っていうのを作ってアウトプットすることもやっていましたね。刀根さんはイベント*6に登壇する機会もありましたっけ?

刀根:ああ、全部森山さんの代打で登壇しましたが(笑)

森山:頑なに断ってたなあ(笑)

津野:何について話したんですか?

刀根:2回登壇する機会があったんですけど、エンジニアに必要なスキルはなんなのかって話を1回目のイベントではしましたね。

森山:めっちゃ大事じゃん、今日のテーマドンピシャじゃん(笑)

一同:(笑)

刀根:もう1つはインフラの話とか、技術的なこと話しましたね〜

森山:あーそうだったね、アウトプットするのも、そのためにもう一度基礎から1つの技術を学び直す機会になっていて、スキルアップに繋がってるね。

エンジニアとしてのスキルを磨くには

森山:ここまで話したことをまとめさせてもらうと、今まで経験してなかったとこを任せてもらえて、責任を持って仕事をやり遂げるっていう経験が成長につながる。プロジェクト自体をどう進めるのかという高めの視座を持つ。学んだことを記事にするなり話すなりしてアウトプットする。この3点にまとめられますかね?

津野:いい感じですね。

刀根:自分たちで言いますけど、いい座談会だったと思います。(笑) ありがとうございました。

一同:ありがとうございました!

*1 Fastpyter:Aidemy Premium Plan 受講者向けの学習するコードを実行するための環境。

詳細はこちら:https://premium.aidemy.net/

*2 Docker:Docker社が開発している、コンテナ型の仮想環境を作成、配布、実行するためのプラットフォーム。

詳細はこちら:https://www.docker.com/why-docker

*3 Aidemy Business Cloud:法人向けサービス の、AI研修プラットフォーム。

詳細はこちら:https://business.aidemy.net/

*4 刀根さんのQiita記事:https://qiita.com/Swordroot_M/items/2d2e3d787e32decd35fd

*5 アドベントカレンダー:https://qiita.com/advent-calendar/2018/aidemy

*6

刀根さん登壇イベントその1:https://career.levtech.jp/hikalab/event/detail/193/

その2:https://machine-learning15minutes.connpass.com/event/105034/

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