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創業時のメンバー、石田 渡さんが辞めました。アグリコネクト(株)の魅力とは!?

アグリコネクト(株)で約5年間働いた後、農業系ベンチャー企業を設立するために独立をした石田渡さん(24)へインタビューしました。

東大に現役合格して3ヶ月後、大学のキャンパスではなくアグリコネクト(株)のオフィスにいたのですから驚きです。彼が、アグリコネクト(株)で歩んだ5年間を覗いてみましょう!

電話応対の練習から始めたインターン東大生が、企業コンサルのプロジェクトリーダーに!


Q. アグリコネクト(株)を知ったきっかけは?

大学に入学して3ヶ月後、今の環境より面白い場所はないかと探して見つけたのが、アグリコネクト(株)のインターン募集だったんです。
「農業×コンサル」がおもしろそうという直感で、エントリーボタンを押しました。
面談をしてくれたのは熊本さん(社長)と前田さん(副社長)で、2人とも「農業界を自分たちの手で変えていくんだ。強くしていくんだ。」という熱意に溢れていました。
この人たちと働けたらきっと楽しいだろうと思っていたので、採用が決まった時は最高に嬉しかったです!
アグリコネクト(株)に入ってから、大学にはほとんど行かなくなり、毎日新橋のオフィスに通っていました。



Q.入社して最初の仕事はなんでしたか?

お茶出しや電話当番、資料作成などの仕事をしていました。
今でも笑い話になっているのは、電話が苦手で「はい、アグリコネクト(株)です」すら言えなくて、熊本さんに「自分の声を録音して、練習してから本番に挑め!」と言われるほどだったことです(笑)
しかし、4~5ヶ月後には新規事業を立ち上げるまでに成長していました。
僕がインターンとして加わったのは、創業から2ヶ月半後の2013年6月14日。 従業員は僕を含めて5名しかいませんでした。 それから、5年2ヵ月をアグリコネクトで過ごしました。



Q. 東大にはなぜ行かなくなったのですか?

大学に入る目的が達成できたことと、燃え尽き症候群のような感覚に陥っていたからです。
僕が東大を目指した理由は、2つあります。
1つ目は1番が良かったから、
2つ目は東京に行きたかったからです。

その目的が達成できたので、大学には行かなくなりました。
もともと人見知りだったので始業式で学生生活が嫌になっちゃって(笑)
それにアグリコネクト(株)のインターンが思いのほか楽しくて、大学ではなく新橋のオフィスに自然と足が向いていたんです。



Q. 学生から急に社会人になったわけですが、ビジネスの勉強はしましたか?

きちんと勉強したという記憶はないです。ビジネス書もほとんど読んでいません。
役員3名が船井総研というコンサルティング企業の出身です。
コンサルタントって、顧客に価値を残すためには、時間を気にせず働くイメージが強いと思います。
そんな役員陣に、お酒の席で大事なことをたくさん教えていただきました。
それがビジネスの勉強にもなったと思います。


Q. どんな業務を担当しましたか?

新規事業の立ち上げに携わっていました。
アグリクという農業専門の合同企業説明会や
Agri foodという農業ニュースメディア事業、
リーダーズクラブという若手農業経営者に向けた勉強会の立ち上げを1から行いました。
総務や人事などのバックオフィス系の仕事もやっていましたね。
創業して4年ほどは、目の前の仕事は何でも引き受けてこなすというスタンスでした。



スタッフも少ないし、ノウハウもない。でもお客さんとの約束は絶対に守る。

Q. 大変だったことは何ですか?

徹夜が多かったことです(笑)
創業から半年ほどでアグリクをスタートさせました。
立ち上げ当初はスタッフの数も少なく、イベントのノウハウも0の状態だったので、手探りしながらなんとか形にしたという感じでした。
アグリクの事業目的は「成長したい農業法人がハローワークでは採用できない優秀人材を獲得すること」です。
その想いに共感してか、開催初年度から日本を代表するような農業法人に多数出展いただきました。




Q. 大変な環境の中でそれでも辞めなかったのはなぜですか?

農業法人のコンサルティングにも携わっていたので、経営にガッツリと入り込んで農家さんと共に会社を作っていくような仕事もさせていただきました。
農家さんが地域の雇用を生みながらどんどん成長していく姿を見るたび「彼らの経営を支援したい。共に成長していきたい」という想いが強くなり、そこに楽しみとやりがいを感じていました。
それに厳しくはありましたが、手厚いフォローもしていただいていました。
辞めそうな時は何かを察してか、役員が豪華な焼き肉に連れて行ってくれました。
僕、単純なんで(笑)
美味しいものを食べたら辛いことがあっても「明日も頑張ろう」と、気持ちが切り替わるんです。



Q. なぜ、独立しようと思ったんですか?

「担い手農家の経営にガッツリと入り込み、貢献できる事業がしたい」という想いが抑えきれなかったからです。

アグリコネクトで働いていた時も「今よりもっと大きなことを形にしたい」という想いを常に持っていました。

それに、変化することが好きで、同じ場所にとどまっていることに対してものすごく危機感を覚えるんです。
今までのようにコンサルの視点や視座で新しい事業を創るのではなく、そこから一旦抜けてフラットに自分のやりたい事業を考えたかったんです。
経営陣には入社当初からいつか自分で事業を起こしたいと伝えていましたし、皆さん快く背中を押してくれました。


Q. 独立した今はどのような事業を行っているんですか?

現在は、農地集積に関する事業を行っていて、月の半分は地域に入り込みながら仕事をしています。
全く新しいニーズを見極めて、そこを狙っていかないと一番を取るのは難しいです。
今の事業のあるべき姿、行き着く先は明確になっています。
しかし、ゴールに行くための道のりは長く険しいので、たくさんの方にサポートしていただきながら事業を進めています。
ただ、新しい事にチャレンジしているので、失敗の数がとても多いです。
それでも、社員のままだと会社に迷惑をかけずに自由にPDCAを回すことはできなかったので、辞めたことは良かったと思っています。


Q. ご自身の強みは何だと思いますか?

若さ、または変化力ですかね。
会社がどれだけ大きくなるかは、事業者の器の大きさよるということを、自分で事業を始めてから強く感じます。
会社を成長させるため、農業界にもっと多くの価値を残すために、他人の2倍のペースで成長できるよういつも意識しています。
若いからこそ、状況や環境に応じて柔軟に変化ができる。そこが自分の強みだと思っています。


Q. 成長するために意識していることは何ですか?

人から受けたアドバイスをそのまま実行することです。
いただいたアドバイスを自分の事業に落とし込んで、血肉にしています。
特に熊本さんと話すと視座の高い意見を沢山いただけます。
ちなみに熊本さんとは、業界の核心に関わる話をすることが多いです。 施設園芸の資材価格が高いのはなぜかなど。
熊本さんも僕も、業界に大きなインパクトを与えたいと思って事業を展開しているので、どうすれば農業界がレベルアップできるかを常に考えています。


Q. 会社員時代と独立後、それぞれのやりがいはなんですか?

社員の頃は社内で承認されることに価値を感じていました。
今は社会に認められること、「直接お客様に喜んでいただけること」に価値を感じています。
独立後もアグリコネクト(株)からは、大手IT企業の仕事を業務委託しています。自分が自信を持って提案したことがお客様に喜んでいただけると本当に嬉しいですよね!



Q. アグリコネクト(株)の魅力は何だと思いますか?

経営陣との距離が近いので、彼らの高い視座に触れながら一緒にコンサルティングができることです。
さらに、アグリコネクト(株)と農業界の関係の深さ、ポジショニングは非常に魅力的で強みです。
深く業界内に入り込むほど特定の団体と偏った関係になってしまいがちですが、アグリコネクト(株)は農業法人、自治体、国とうまくバランスを取っていると思います。


Q. なぜそんな魅力があると思いますか?

熊本さんの力が大きいのではないでしょうか。
あえて自分を主張しているんだなと思うこともあれば、 会社のポジショニングを考えて、特定団体や農業法人と距離感を調整しながらバランスを保ってコミュニケーションを取っているんだなと思うこともあります。
人間関係の見極め力は僕も恩恵に授かることがありますし、純粋に凄いです。
それが起点になり、各方面から情報が集まってきて広いネットワークが形成されています。
農業界に新規参入したい企業は、業界とのコネクションが無い企業が大半です。
アグリコネクト(株)のネットワーク力で農業法人や自治体にスムーズに話が通ることも多いので、その力が異業種の新規参入支援コンサルを成立させている部分も少なからずあると思います。



Q. アグリコネクト(株)の理念経営、社風、メンバーについてコメントお願いします。
アグリコネクトは業界の「あるべき論を大切にしている会社」だと思います。
業界をどうしたいか。地域をどうしたいか。自分がどんな仕事をすべきか。を常に明確に見据えてそこに向かって頑張っていく。
社員の皆さんもそういったスタンスで仕事と向き合っているのではないでしょうか。
だからなのか全く悪口を言わないんですよ。本当にいいメンバーが集まっていると思います。
社内で足の引っ張りあいや、人間関係のいざこざがないので非常に仕事がしやすいです。

また、いい意味でアットホームな雰囲気がある会社です。
この前は富士登山に誘っていただき社員の方と登りました。
会社を辞めてもよい関係性を続けていけるのは純粋に嬉しいです。


常に会社や自分自身が目指す目標を定めて、そこに向かって努力している方ばかりなので、生産性も高いし居心地がよいです。

類は友を呼ぶといいますし、いい人が集まりそれが文化になりつつあるように思います。


Q. 創業から今まででアグリコネクト(株)は変わりましたか?変わっていたらどんな点が?

新しいフェーズに入っていると感じます。
熊本県の山都町に子会社を作り地域に入り込みながら事業を進めたり、1度頓挫した若手経営者向けの勉強会にもう一度本腰を入れたりと、さらに変化しようとしている。

これまでは業界のあるべき論を提示するのが仕事でした。 今はあるべき論を提示するために、アグリコネクト(株)が何をすべきかをみんなが考え始めています。

また、僕が入った頃はお茶出し、資料作成、営業、バックオフィスなど仕事の幅は多岐にわたりましたが、 今は役割が明確になり、事業の幅も広がり、個々人の強みを活かす余裕ができてきました。
新しく入ってくる方もすぐに活躍できる会社になってきたと思います。



Q. アグリコネクト(株)を辞めても関わっているのはなぜですか?

僕はアグリコネクト(株)で正社員として働きたいと思って入ったわけではありません。
熊本さん・前田さんの雰囲気、業界や仕事へのスタンスに惚れて「この人たちと一緒に働きたい」と思ったから入りました。
独立した今もその気持ちは変わっていません。
だから業務委託としてアグリコネクト(株)の仕事に携わっています。
ある時はインターンだったし、ある時は正社員だった。関係性が変わっただけです。

農業界を盛り上げていく『同士』として、これからも一緒に働きたい。 少なくとも僕はそう思っています。


Q. アグリコネクト(株)にはどんな人が向いていると思いますか?

素直な方だと思います。
現メンバーは、調査や金融、IT、保険、音楽など農業とは関係の無い業界から転職した方が多いです。
良くも悪くも今までの価値観を打ち崩して、新しい価値観に変わっていける方がアグリコネクト(株)に合ってるのではないでしょうか。
そして、自らレールを引ける人が活躍できると思います。
まだ小さい会社なので、自分で考えて裁量持って働くことに楽しみを感じる人も活躍していますね。
後は、農業法人が好きな人ですかね。
アグリコネクト(株)は大手企業の新規参入支援コンサルの他に、農業法人に向けて経営支援コンサルを行っています。
経営者とのマンツーマンのやり取りが多い中で、自分がその人を応援したいとピュアに思えることが重要です。
その想いがあるかないかで、仕事への姿勢や関係性の築き方が変わってきます。
地域をこれから支えていく農家が好き。関心がある。経営者を支援したい。会社の成長に貢献したい。 といった気持ちを持つことが自身のモチベーションや農業界の発展に繋がると思います。


創業初年度入社としてアグリコネクト(株)を作ってきた石田さんのインタビューは、いかがだったでしょうか。
離れていてもお互いの成長を見守り、支え、信頼しあえる。
そこに年齢や立場は関係ないのだとインタビューを通して感じますね!
農業界を盛り上げていく同士として、石田さんの事業と成長を社員全員が応援しています。

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