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D2Cブランドプロデューサーが目指す、ユーザーのライフスタイルを丸ごとハックするブランドづくり


Shuto. M:プロフィール
2020年7月に中途採用でAnyMindに入社。D2Cソリューションズ事業部のブランドプロデューサーとして、インフルエンサーやクリエイターがプロデュースするブランドの企画から運用方針、全体の進行管理、施策のアクションまでを担当する。


D2Cソリューションズ事業部とは
D2Cソリューションズ事業部(以下、D2C事業部)では、インフルエンサーやメディア・ブランド企業と共同で、ブランドの企画、戦略策定、生産、ECサイトの構築・立ち上げ、販売、配送、マーケティングに至るまでの全工程を一気通貫でサポートしています。

D2C事業部には、それぞれの工程をサポートするチームが多岐にわかれていますが、僕はブランドプロデューサーというポジションで、クリエイターの方と一緒にブランドの軸から企画、運用方針、全体の進行管理、施策のアクションまでを担当しています。


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多くのブランドをつくることで、自分自身の成長に繋げるためにAnyMindへ転職

前職では、オーダーメイドスーツのD2Cブランドを運営する企業で、新ブランドの立ち上げや運営を担当していました。

新規事業企画室に配属され、CEOともう1人のメンバーと計3名で、コンセプト設計やUXの向上、実店舗の内装デザインに至るまで、1つのブランドを育てるために幅広い業務に携わっていました。

AnyMindとの出会いは、Wantedly経由で声をかけてもらったことがきっかけです。

それまでは、転職をしたいと思ったことはなかったのですが、自分が今後どのようなキャリアを築いていきたいのかを考える良いきっかけになりました。

このまま、育ててきたブランドを成長させていくことにフルコミットするのか、それとも新しい地(AnyMind)で、新たなブランドを立ち上げ成長させていくのか、どちらかを選ばないといけませんでした。

前職のブランドはすごく好きで思い入れがあったので、転職するかどうか非常に悩みました。
ただ、最終的には3年後に同じ道を辿り、自分がどうなっているのかを想像した時、AnyMindを選んだほうが意欲がさらに湧き、自分自身を成長させることができるのではないかと思えました。

また、1つのブランドだけに携わるのではなく、多くのブランドをつくっていけることに面白みを感じて、AnyMindに転職することを決めました。


インフルエンサーと二人三脚でブランドをつくる、ブランドプロデューサーという仕事

D2C事業部のブランドプロデューサーとしての役割は、クリエイターの獲得からブランドの企画までを行います。実際にどのようなブランドをつくりたいのか、どのようなことをしたいのかをインフルエンサーと話し合いながら、AnyMindが展開するインフルエンサーマーケティングプラットフォーム「AnyTag(エニータグ)」や、蓄積された過去のデータを活用し、ブランドコンセプトや商品の提案、方向性を決めて行くのが主な業務です。

その中で僕は、シニアマネージャーとして業務全般の旗振り役をしています。

生産からマーケティング、EC、CS(カスタマーサクセス)、物流管理までの全ての知識や全工程の状況把握をする必要がありますが、幅広い業務領域に携わることができ、大きなやりがいを感じています。

僕たちが支援・展開するD2Cブランドは、自社ブランドとは異なり、クリエイターと二人三脚でクリエイションや運営を一から行う点が特徴です。
初期段階のブランドの上流戦略や企画に関しては、ある意味”偏愛”だと思っています(笑)

また、出来るだけ意思決定を明確にし、クリエイティブ面も尖り切ったブランド軸の構築にコミットすることが大切です。

僕もブランドに対する想いからついつい熱くなってしまいがちです。
なので、ブランドを作っていく工程でたまに意見がぶつかることもありますが、それはお互いが”ブランドを良くしたい”と思うがゆえの行動なので、本気でぶつかった方が良いブランドをつくっていけるように感じます。

D2C事業部の立ち上げ当初は、携わるブランドの商材のほとんどがアパレルやコスメでした。
というのも、商品開発の全体のスケジュール把握、タスク管理がしやすいからです。

ただ、その分立ち上げるブランド数が多くなり、市場で競争の優位性を作りづらいブランドになってしまう傾向があります。

そうならないためにも、よりバーティカルで、何かに特化した領域でブランドを展開していく方向性になりました。

例えば、料理やアウトドア、フィットネスなど、特定のユーザーの興味・関心が強いカテゴリのD2Cブランドを展開し、企画段階にはユーザーの意見をSNS上で募り、それらの意見を商品に反映させていくような、ユーザーとの直接的なコミュニケーションや、ユーザーのコミュニティーにしっかりと届けていくようなブランドづくりにシフトしています。


自らが熱狂し楽しむことで面白いブランドをつくることができる

僕はブランドをつくる際には、取り組む施策、商品自体が”楽しいかどうか”を常に意識しています。

ブランドは誰かにとっての”好き”をつくっているので、運営している僕たちが”大好き!””楽しい!”という気持ちを持っていなければ、お客さんにも楽しんでもらったり、好きになってもらえるはずがないと思っています。

そもそも、僕たちの発信するものに対して、ユーザーが「確かにそれ面白そう!めちゃくちゃ楽しそう!」と共感してもらえることが結果的に売上に繋がると思うんです。
なので、僕の中で常に自分自身が楽しいと思えるか、面白いと思えるかどうかといったところを常に意識して仕事しています。

そして、ブランドビジネスでは”世界観”という言葉が良く使われますが、それはパッケージやロゴなどの見た目だけに表れるものではないと僕は思っています。

”世界観”を紐解いて考えてみると、表面的な面だけでなく、料理でいう”コク”のような奥行きもあるんです。そのブランドを「色にすると何色かな?」、「音にすると何だろう?」、「どんな味がする?」などと細かく紐解きブランドをつくっていくと、”偏愛”や”こだわり”、”好き”が商品に滲み出ていき、魅力的なブランドが完成していくのです。

また、売上などの数字的な目標を追うのはもちろんですが、抽象的・感覚的な視点も大事にしています。
例えば、ブランドの企画提案資料をクライアントに見せた時に、クライアントが”これイケてるね!””このブランド、クールだね!と共感してくれれば、ユーザーも同じように感じてくれるであろうと思うので、そのブランドが成功するという確信材料の1つにもなります。

なので、企画をクライアントに提案する時には、ブランドを「魅力的」と感じてもらえるように、一生懸命資料を作ります。
同じように、ユーザーにもブランドの世界観に共感し、魅力的と感じて欲しいと願っているので、ユーザーをブランドの世界観へ惹き込めるようなブランドづくり・発信の仕方を意識しています。

そのためにも、ブランドをつくる側一人一人のブランドへの「愛」は欠かせません!


担当ブランド:『釣りよかでしょう。』のD2CアウトドアブランドARAKA(アラカ)

ARAKA / アラカ オフィシャルサイト
『釣りよかでしょう。』プロデュース、D2CアウトドアブランドARAKA(アラカ)のオフィシャルブランドサイトです。『大自然を、遊び場に。』をコンセプトに、大自然と大都会を繋ぐ体験を届けます。
https://araka-official.com/
UUUM×AnyMindの共同プロジェクトとして始まった、「釣りよかでしょう。」初の視聴者連動型D2Cアウトドアブランド「ARAKA」を立ち上げ期から担当。SNSやYouTubeの投稿へのコメントやアンケート結果による”ファンの生の声”を生かして、実際の商品企画やデザインの方向性なども決定。「大自然を、遊び場に。」というコンセプトを基に、「ファン共創型」のブランド展開を行っており、ジーンズからビールまで幅広い商品展開で好評を博している。

ユーザーのライフスタイルを丸ごとハックするブランドづくりをしていきたい

おそらくこのAnyMindで5年後を想像できる人っていないと思うのですが(笑)、僕は5年後、「街をつくりたい」と思ってます。
ブランドビジネスの究極って、”街づくり”だと思うんです。

現在AnyMindは、商品やサービスなど、ユーザーに多くの「体験」を届けるために、マーケティングや生産、物流面をサポートするプラットフォームをいくつも展開しています。
今後も僕たちは、ユーザーにもっと多くの体験を届け、そして最終的にはユーザーのライフスタイルごとハックしていきたいと考えています。
ユーザーの生活に僕たちのブランドを浸透させたいとなった時、それはもう言ってしまえば「街づくり」になるんですよね。


D2Cブランドにおいて最も重要となる「ユーザーとのコミュニケーション」

D2Cブランドにおいて、僕はファンやユーザーの方々とのコミュニケーションを大事にしています。

D2Cブランドって、企画している人や発信する人など、ブランド1つをつくるにおいて本当にたくさんの方が関わっているんですよね。
誰かが「これを作ろう」と思ってブランドが出来ているのではなくて、結局僕たちが一番見ないといけないのはお客さんである「ユーザー」なんです。

ファンやユーザーが日々何を感じていて、どういった悩みを持っていて、どういうことが好きなのか、そこさえ掴めれば、ユーザーに寄り添うことのできる良いブランドづくりができるし、特にD2Cブランドにおいては成功できるポイントだと思っています。
なので、ユーザーが求めていることは常に意識しています。

つくり手の目線、つくり手の想いだけで進めるのではなくて「ユーザーはどう思うのかな」、「これをつくってユーザーは喜んでくれるかな」などの思考を大事にしています。

AnyMindでは、これまで蓄積された膨大な量のデータをもとに、利益や需要を予測しつつ、ブランディングの解析度を高めています。論理的思考と感情的思考の両方を兼ね備えた本質的なブランディングがAnyMindの強みです。


好きを追い求めることのできる、オタクな人と一緒に働きたい!

今後僕が一緒に働いていきたいと思う人は、はっきり言ってしまうと、”オタク”な方です(笑)。

ブランドビジネスって誰かから熱狂されるようなブランドを作る以上、僕らとしても何かに熱狂できる人間であるべきだと思うんです。

”好き”を追い求めたり、”好き”を突き詰められる方。

その対象は、アパレルでも美容でもガジェットでも、なんだっていいです。

D2Cソリューションズ事業部のメンバー全員に共通しているのは、みんな何かが好きで何かにハマっているというところです。

自分のこだわりを持っている人が多く、逆にそこが尖っているように見えるかもしれないです(笑)

でも、そういう方と仕事するのって楽しいですよ!
そういう方が作る物は、愛情や、こだわった分だけのもの全てがブランドに滲み出るんですよね。
それは結果的にお客さんに絶対伝わるものです。

仕事に熱狂する人、データオタク、釣りオタク、美容オタクなどなど・・・。
熱狂している人やパッションがある人とぜひ一緒に働きたいです!

そんな方は是非、AnyMindに応募していただきたいです。

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