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【あの社員はなぜコンサルタントを目指したのか?#5】新卒採用責任者が考える、一流のコンサルタントへの道のり

こんにちは。ACCSの採用担当です!

今回は2015年に新卒入社し、現在は新卒採用責任者兼マネージャーの笹澤さんに、新卒時代から今までの歩みを振り返ってもらうインタビューを行いました。
コンサルタントとしてお客様のサポートだけにとどまらず、マネージャーとして多くの部下をまとめる笹澤さん。

その背景にどんなことがあったのか、時系列で語ってもらいました。

―はじめに、現在の役職に至るまでの具体的なキャリアステップを教えて下さい。

2015年に新卒で入社して、4年目まではコンサルタントとして既存のお客様のフォローをしていました。
5年目にチームリーダーと採用責任者を任されて、初めてマネジメントを行う経験をしました。
6年目からはビジネスソリューション事業部のマネージャーに任命され、10名以上の部下のマネジメントを日々行っています。

―ありがとうございます。では振り返って就活生時代からお聞きできればと思います。なぜコンサルタントを目指したのですか。

もともと、いつか独立してお金を稼いでいきたいという思いが学生時代からありました。
ただ、大学時代の自分には経営者になる能力も経験値も足りていないことは分かっていました。
そこで『経営者を顧客として支援をする仕事』が自分が目指す姿に最短距離で近づけると思い、まずはそこを目指そうと思いました。

―根底には一人になったときでも稼げる能力を身につけておかなければいけないという、ある意味危機感みたいなものがあったんですね。

そうですね。
将来独立という選択肢をとったときも、やはり自分自身が商品になることで何も持たなくてもお金稼ぎができるような能力を身に着けたいとは思っていましたし、それをスピード感をもって実現できるのが、『経営者を相手にコンサルティングサポートを行うこと』だと思っています。

―では、アックスを知ったきっかけと、アックスを目指して就活に至るまでの経緯を教えてください。

実は、母親が会計事務所の職員だったということもあり、なんとなく税理士になって、いつか独立しようかなという思いから大学時代は資格の勉強をしていたこともあったんです。

ただ、周りが就活を始めたのをきっかけに自分のキャリアも考え直し、先ほどお伝えした通り『経営コンサルタント』を目指すようになりました。
それで、何社かコンサルティング会社の説明会に参加したなかで『税理士』×『経営コンサルティング』を売りにしていたアックスにはやはり親近感を感じました。

―税理士という職業が身近だった笹澤さんにとって、税理士に対してコンサルティングを行うアックスコンサルティングの仕事はとても魅力だったんですね!
では、アックスへの入社の決め手は何でしたか?

純粋に事業内容に興味があったのと、面接をしてくれた先輩社員の方々がとても魅力的だったからですね。
ビジネスパーソンとして一流になるためのロールモデルになる人たちが面接をしてくれたのが一番の決め手でした。

―最終的には『人』で入社を決められたんですね。では入社後に出会った人との印象的なエピソードなどがあれば教えてください。

自分にとって3人目の上司の影響はとても大きかったです。

3、4年目くらいのときに自分自身のキャリアについて行き詰まっていた時期がありました。そんなときにお客様に対しての考え方や、コンサルタントとして、また社会人としてどうあるべきかなど、重要な考え方をいくつも教えていただきました。

特に印象に残っているのは”守破離”の考え方ですね。
新しいことに挑戦する時って、「今までできなかったことをできるようにならなければいけない」とか、「自分らしくしなければいけない」なんて考えると思うんですけど、一番大事なことは『基本を徹底すること』だと教えていただきました。

最初から自分らしさにこだわるのではなく、徹底して成功している人の真似をする。そうすることによって、成功している人と全く同じ結果にはなれずとも80%にはなれる。だからそれまでは『自分らしさ』などにこだわるのではなく、徹底して『うまくいっている人の真似をする』。この考え方が当時の自分には刺さりました。

それからは、先人たちのノウハウが詰まった書籍を読むのはもちろん、先輩やお客様、部下など立場を問わずうまくいっている人の声を取り入れて、まずはその人たちの真似をしてみる、その人たちはなぜうまくいっているのかを真剣に考えるといったことを徹底して行いました。

ただ、それだけでは80点しか取れないので、残り20点を補うために自分の適性や自分らしさ、強みを見つけていくというステップも重ねました。
これを繰り返すことによって自分の考え方や行動がアップデートされ、その後は結果がついてくるのも早かったです。

変なプライドを持つのではなく、とりあえずトライしてみる。チャンスをいただいた時にまずはやってみるということを実践した結果、リーダーからマネージャーと与えられる役割が大きくなりました。


―詳しくお話しいただきありがとうございます。まずは行動してみるという考え方が笹澤さんのキャリアに大きな影響を与えたわけですね!では、アックスに入社して一番努力したことは何でしょうか?

考え方を変えるということですね。これが一番難しくて努力したことです。

アックスでは代表が直接行う研修や、会社の理念や考え方を学ぶタイミングがあります。
しかし、これまでの自分の性格や考え方がある中で、新しい考え方を取り入れたり、根本から考え方を変えたりすることは正直難しいことでした。

ただ、考え方一つで行動や結果が変わることを経験してからは道が開けたように思います。
元々、他責化思考をしてしまう癖があって、確かにその方が一時的に自分が助かった気になるから楽なのですが、それでは自分の成長につながらない。自分の行動すべては自分の責任範囲だという覚悟を持つことで、周りと協力しながら前向きな行動が取れるようになりました。

―社会人になってから考え方を変えて成長できる環境があるのはアックスの特徴ですよね。では、入社してから嬉しかったことや壁にぶつかった経験があれば教えてください。

嬉しかったことはチームで成果を出せたときですね。
自分一人で成果を出すことは簡単ですが限界があります。でも、チームがうまく機能することによってその成果は何倍にもなります。部門で予算をもってチームメンバーと一緒にその目標を達成したこと、またそれによってチームメンバーが他の部門の人から優秀だねと認められることがなにより嬉しかったですね。

一方で壁にぶつかった経験として思い浮かぶのは、人が思い通りに動いてくれないと感じたときです。
先輩後輩関係なく、やはり人を動かすことは難しいと感じます。誰でも相手に期待して仕事を依頼するものだと思うんですけど、それで期待通りの結果が得られなかった時に勝手にガッカリしたことはありませんか?

それなら最初から期待をしなかったり、期待値を下げておいたりすれば良いかもしれないですけど、それでは頼まれる側が嬉しくないし、そういうのは伝わってしまうものです。

そこで、『視点を変える』ことを意識するようになりました。人を変えるのは難しいですが、変わってもらうきっかけを与えることはできると思ったんです。
そのうえで、『相手が変わろうとする過程で一緒に悩む』ことを意識して行いました。
たとえば、『本人の思い』と『会社から期待されていること』があって、それが一見違うことのように見えても視点を変えれば同じ方向を向いていることもある、そこに気づいてもらえるように伴走して一緒に考えるということを行いました。

そうすることによって、自ずとその人自身で問題を解決できるようになったり、自分の信頼されている側面が浮かびあがって、期待されていることに前向きになったりして、行動が変わっていくんです。そうやって相手からの相談も増えて、コミュニケーションを頻繁にとれるようになれば、お互いに求めていることがうまくすり合わせできるようになるんですよ。

結果的にいえば円滑なコミュニケーションをとることが重要だという話なんですが、壁に当たったことで身を以て学べたことですね。

あとは、データの活用ですね。マネジメント職として部下が多くなってくると、色々と判断しなければいけないことが増えてきています。だからこそ、判断材料を常に手元に置いておくということを心がけるようにしています。判断して意思決定するという仕事が増えていく中で、データは非常に重要なファクターになります。自分たちがやっている仕事はどうすればデータ化できるのかということを考えて、数値化して判断することを意識的に行っています。

―ACCSで働くことを通して自分の市場価値が高められたきっかけがあれば教えてください。

国家資格を持つ経営者の方々のご支援をするという経験そのものと、若いうちからマネジメントの経験ができたことですね。

経営者はどんなことに頭を抱えていて、その課題を解決するためには何をしなければいけないのかをお客様と一緒に考え抜いた経験は、自分の成長の糧になっていると断言できます。

そして、組織をまとめる立場でマネジメント経験ができている今、自分自身の市場価値が高まっているのではないかと思います。先ほども話しましたが、自責の範囲を広げ、部下の自己実現のために伴走することに加えて、会社から求められていることを組織で達成する経験を20代後半~30代前半で経験できることは貴重だと思うのでは自信につながっていますね。


―では、コンサルタントとして成功するために必要なことは何だと考えますか?

やはり、『守破離』と『個性』ですね。繰り返しになりますが、特に『守破離』の『守』。
基礎を学んで繰り返すことが重要です。「こんなこと自分にできるのか」と思い悩むことがあるかもしれませんが、仕事を難しくしているのは自分自身で、本当に難しい仕事というのは実は世の中にそんなに多くはないと思っています。
基礎を徹底的に行えばなんでもできるようになれると思います。

そして、基礎が盤石になったうえで『個性』をのせていくことが成功の秘訣だと思います。

―最後に、笹澤さんにとってコンサルタントとは何ですか?

『誰かの意思決定を後押しする伴走者』ですね。

人生は選択の連続です。何かを決めなければ行動できないし、その意思決定がときにその人の人生にとって大きな影響を持ちます。そんな時に背中を押してあげる、伴走してあげるのがコンサルタントだと考えています。

―笹澤さん、ありがとうございました!

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