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一狩りいこうぜ★~アカリク社員の知恵の流通の最適化大会~社内でみんなの持っている知恵や知見を狩ってみました。

こんにちは!アカリク採用担当です。

アカリクでは先日、メンバー間でも知恵の流通の最適化をしよう!ということで、「一狩りいこうぜ★~アカリク社員の知恵の流通の最適化大会~」と称し、おすすめの書籍をプレゼンし合う社内イベントを有志で開催しました。

今回は開催の様子と主催者の想い、アカリクメンバーおすすめ書籍を紹介したいと思います。

【開催の経緯】

slack雑談chでメンバーが面白かった書籍をシェア→ブックトーク的な社内で軽く発信できる機会があると良いよね!と話が展開→賛同が集まる→あれよあれよと具体的に企画が出来上がり、開催日、プレゼンターが決定!

【主催者の想い】

アカリク社員は優秀で面白いのにもったいない!もっと知恵を共有したい!

そんな思いから、「知恵の流通の最適化大会」は芽を出しました。私が入社して半年ちょっと、常々思っていたのは、アカリク社員の優秀さと、それを社内でも循環させれば絶対楽しいしモチベーションアップになるということです。

結果、初回と思えないクオリティに「平日の昼休みなのに一体何が始まってしまったんだろうか」と感じるほどでした。
予想以上に、参加してくれた方、熱を込めてプレゼンしてくれた方がいて、次回も是非!と言っていただきました。

アカリク社員のバックグラウンドや知識を垣間見ることができ自分のような専門外の人間でも楽しめる、とても貴重な時間でした。

私が弊社の一番好きなところである、「人間力の高さ」と「とことん楽しむ」という側面を改めて感じられて、魅力的な本も開拓できて、とても嬉しいです。会社の中からも、「知恵の流通の最適化」を促進しながら、成長する会社でありたいです!

【開催概要】

とある日のお昼。プレゼンターは、我こそは!と名乗りを上げた5名のメンバー。任意で社員に呼び掛け、視聴者メンバーも併せて総勢35名が参加しました。

ルールは簡単。ひとり制限時間7分で、より本の内容を魅力的に語れたメンバーに投票し、優勝者を決めるというもの。ですが、目的はあくまで書籍紹介を通してメンバー間の交流を深めることにあるため、優勝者への賞品などは特にありません(笑)

Zoomでプレゼン、slackで感想・質問を投稿する形で実施しましたが、slackが未だかつてない速さで流れていき、メンバーの熱量の大きさが伺えました。

■今回のプレゼンテーマ「最近面白かった本」

「横書き登場 : 日本語表記の近代」

著者:屋名池 誠 
発行:岩波書店

【プレゼンターコメント】

どんな本を紹介しようか、久しぶりに本棚を見返したときに見つけたのがこの1冊でした。縦書きと横書きを日常で併用している珍しい文化圏の日本。「言われてみれば、たしかに」というくらいの些細なことかもしれません。しかし、この書字方向を掘り下げてみるだけでも日本の歴史が見えてきます。

文系研究の問いの面白さやその問いを解決するためのアプローチ方法の奥深さを共有したいという思いからこの本を紹介いたしました。

【視聴者コメント】

マニアックだ
心理学の実験で縦書き横書きの認知についてやったな…
大変面白いです。全然意識していなかったお話。
イースター島のロンゴロンゴ文字が牛耕文字でしたね

「サバイビー」

著者:つの丸 
発行:集英社

【プレゼンターコメント】

ミツバチ最後の希望を託された主人公と仲間たちの冒険譚。「走れ!マキバオー」の作者が描く虫たちのひと夏の物語。少年漫画ながら作中に略奪・襲撃シーンの多い本作、

困難においても知恵と勇気を振り絞り必死に立ち向かう主人公たちの姿は必見です。巻数が少ないためお手に取りやすい作品かと思います。

【視聴者コメント】

何の話か分からなくなってきたけど楽しいwww
人間視点で見ればしょぼいけど当事者は命がけというのははたらく細胞に共通している
知識は奪えない財産

「AI vs. 教科書が読めない子どもたち」

著者:新井 紀子(著/文) 
発行:東洋経済新報社

東ロボくんは東大には入れなかった。AIの限界ーー。しかし、"彼"はMARCHクラスには楽勝で合格していた!これが意味することとはなにか? AIは何を得意とし、何を苦手とするのか? AI楽観論者は、人間とAIが補完し合い共存するシナリオを描く。しかし、東ロボくんの実験と同時に行なわれた全国2万5000人を対象にした読解力調査では恐るべき実態が判明する。AIの限界が示される一方で、これからの危機はむしろ人間側の教育にあることが示され、その行く着く先は最悪の恐慌だという。では、最悪のシナリオを避けるのはどうしたらいいのか? 最終章では教育に関する専門家でもある新井先生の提言が語られる。(Amazonより)

【プレゼンターコメント】

知人の投資家のお薦め、投資先の事業を完全AI化目指していたが、この本を読みあくまでも業務支援のためのAI活用へ事業の方向性を変えたとのこと。

AIは"読解力"が不得意であり、AIに代替されない為にもこれからの社会に求められるのは意味を理解できる(読解力のある)人材である。読解力を活かした就職支援が出来ないか、今後模索したい。またアカリク全体で読解力を高める研修も実施していきたい。

【視聴者コメント】

読解力問題はリモートワークで浮き彫りになる気がしますね
文学部としては熱い話…
日本の教育が心配...

「花で汚れる」

著者:宇野なずき

【プレゼンターコメント】

SNSで活躍される宇野なずき氏による、17のテーマで綴られる短歌集。

作者を知ったきっかけはTwitterで見た一句でした。短歌が持つ「エモさ」を喚起する能力は、ヒトの文章理解と通じるものがあるのではないかと考え、短歌に興味を持ちました。おそらく作者と私は「内向的」という共通点を持つため、彼/彼女が繰り出す31文字は、同質の経験を思い出す強いトリガーになってしまい、一つ一つが深くエモく刺さってしまうのだと思います。

【視聴者コメント】

エモぴえん
心のやわかいところをぐさぐさされる感覚
お豆腐メンタルが包まれるです

「精神科医が教えるストレスフリー超大全」

著者:樺沢 紫苑(著/文) 
発行:ダイヤモンド社

【プレゼンターコメント】

30冊以上執筆しているベストセラー精神科医の著書。自身でも参考とし、セロトニンの活性化の促進を行っています。

【視聴者コメント】

樺沢先生、神時間術も良いです!
セロトニン「活性せよ」
朝散歩+モーニングいいなあ!

「ビブリア古書堂の事件手帖」シリーズ

著者:三上 延(著/文) 発行:KADOKAWA

【プレゼンターコメント】

高校生の時に出会い、何周も読んでいます。好きが高じて週刊読書人と朝日新聞で書評を書いたこともあります。好きな人はどんなタイプですかと聞かれると、(主人公の)栞子さんと答えるようになりました。また、この本きっかけで夏目漱石や太宰治、横溝正史らの古書を読んだり、古書店巡りをするようになり、自分の人生にとても大きな影響を及ぼしたシリーズです。

【視聴者コメント】

(これ通ってこなかったから読まなきゃ・・!)
エモ死からのキュン死
古書店よいですよね

以上、

投票はslackにてスタンプを使用して行いました。

白熱のプレゼンを制し、栄えある第一回ベストプレゼンターに選ばれたのは…

「横書き登場 : 日本語表記の近代」、「花で汚れる」を紹介した2名‼

同率優勝でした!

【視聴者の感想】

皆さんそれぞれ全然違うベクトルで評価が高いので悩みます。
お昼にエモ死したので午後やすみます。
自分の好きなものを語る人を見るのはこんなにも楽しい
まるでずっと継続して行ってきたイベントのような安定感があり、とても聞きやすかったです。
和やかな雰囲気で素敵でした!

今回の企画、多くの参加者より好評の声が挙がり、早速第二回も開催が決定しました!

アカリクでは今後も定期的に部署を越えたメンバー間でのイベントを積極的に行っていきます。

株式会社アカリクでは一緒に働く仲間を募集しています
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