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ハッシュタグチャレンジの企画者が話す、一番印象に残ったハッシュタグチャレンジとは?

今回はTikTokのコンテンツ運営チームに所属し、TikTokの大きな特徴の一つであるハッシュタグチャレンジの企画運営をする林広康さんに、今まで企画した中で印象に残ったハッシュタグチャレンジや、ハッシュタグチャレンジを企画するために、日頃から注意していることを聞きました。

 
Q. 自己紹介をお願いします。

TikTokのコンテンツ運営チームで主にハッシュタグチャレンジの企画運営をしている林広康と申します。前職は新卒で入社したミクシィでゲームの映像部門に所属し、ゲームのキャラクターを魅力的に見せるための映像作成やWebプロモーション、そしてキャラクターのライセンス営業などを主に行っていました。3年間ミクシィで働いた後に、TikTokに入社しました。 


Q. 次のキャリアにTikTokを選んだのはなぜですか?

理由は主に2つあって、1つ目は何かを企画して、お客さんに楽しんでもらい、実際に反応を貰うことがとても好きだからです。大学時代からイベントの企画運営をしていましたし、前職でも企画を運営していました。TikTokだと自分が担当した企画が、ユーザーの反応としてそのまま返ってくるところが、より自分が培ってきた経験や実力が試されてチャレンジングで面白いと思いました。2つ目は、私自身が様々なソーシャルメディアを使ってきた、いわゆる「SNSネイティブ」だと思っていたのですが、当時TikTokは使ったことがなくて、人気の理由を中から見てみたかったというのもあります。


Q. 担当されているハッシュタグチャレンジとは何でしょうか?また、どのようにして企画しているのでしょうか?

ユーザー参加型の動画投稿企画です。ユーザーは、TikTok内に用意された楽曲や振り付けを真似して、特定のハッシュタグを付けて投稿するだけで参加することができます。その気軽さから、多数のユーザーが参加する傾向にあり、企業やブランドのキャンペーンやプロモーションでも活用されています。企画の方向性としては、大きく2つあり、1つ目はデータを活用する方法です。毎週ハッシュタグの人気ランキングが出てくるのですが、そこからトレンドをピックアップし、それがなぜ流行っているかを調べた上で、それを公式としてプッシュします。もう1つは季節性のハッシュタグチャレンジです。例えば、先日のハロウィンや直近で言うとクリスマスなどが挙げられます。また、運営が新しい遊びを発信していくような形もあります。例えば、「ボトルキャップチャレンジ」のような今までTikTok内にはなかった遊び方を運営から提案して形になったこともあります。


Q. ハッシュタグチャレンジのアイデアを考えるにあたって、日頃から注意していることは何でしょうか。

ユーザー視点でまず自分で体験してみて、それが本当に面白いのかと客観的に見ることをいつも心掛けています。また、常にトレンドを追い続けることも意識しています。他のSNSのトレンドランキングは毎日見ていますし、テレビやネットフリックスなど流行っている最新のコンテンツも追いかけていますね。そういった最新のコンテンツから、新しい文化が生まれてくるものだと思うので。


Q. 実際にトレンドを追いかけた結果、作られたハッシュタグチャレンジってあるのですか?

例えば「3150チャレンジ」というものがあります。ある有名なボクシング選手が、何かいいことがある時に「3150(サイコー)」と言っていたのが、他のSNSで流行っていたので、それをTikTok上でも、楽しかった瞬間や、美味しいものを食べた瞬間、綺麗なものを見た瞬間に#3150をつけて投稿してもらうというハッシュタグチャレンジを作りました。実際に多くのユーザーに参加してもらった企画だったので、うまくトレンドからハッシュタグチャレンジを生み出すことができたいい事例だと思います。


Q. これまで携わってきたハッシュタグチャレンジの中で、どれが一番印象に残っていますか?

「TikTok東西決戦」というハッシュタグチャレンジが一番印象に残っています。ユーザーに東日本と西日本に分かれてご当地自慢を投稿してもらい、投稿数を競い合う企画です。私自身が関西出身者でご当地自慢が身近な話題であったということと、TikTokではまだ行われていない形式の企画だったので、それを具現化しました。結果的に、関連動画の投稿が9万を超え、シェア数は30万、総累計再生数は10億回再生を突破し、大変多くの方々に注目していただくことができ、私が入社して、ゼロから企画したハッシュタグチャレンジの中で最も大きな規模になりました。

他に印象に残った理由としては、自分が意図した以上の反応がユーザーから返ってきたことですね。私がこのチャレンジを企画した時は、九州の地鶏の水鍋を紹介したりするような、地元のグルメや地元の観光スポットを紹介する動画を想定していたのですが、例えば、関西と関東のお母さんを面白おかしく比べた比較動画など、自分が当初想像していなかったような動画をユーザーが投稿していたので、改めてTikTokならではのUGC(ユーザー自身が作成したコンテンツ)の面白さを感じましたね。


Q. 最後にTikTok Japanでのキャリアを考えている方へ、メッセージをお願いします!

エンターテインメントが好きで、自分のアイデアを実現したい人、ユーザーに楽しんでもらうような新しいムーブメントを巻き起こしたい人と一緒に働きたいですね。TikTokもまだまだ成長段階なので、与えられた仕事だけでなく自ら積極的に動ける方は、ぜひ新しい価値や遊び方・流行・文化を、ワクワクしながら一緒に作っていきましょう!

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