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「入社後活躍できる自信、ありますか?」メガベンチャーでの市場開拓インターンのリアルを聞いてみた!

こんにちは!インサイドセールス採用チームの川口です。

今回は、Sansanへの入社を志望される方や、入社前の方からよくいただく「Sansanのインターンってどんなことをするの?」という疑問に応え、インサイドセールス部門にてインターン経験のある社員にインタビューを行いました。

Sansan株式会社は「出会いからイノベーションを生み出す」をミッションとして、名刺管理を起点に、ビジネスの成長を後押ししてきました。導入社数が7000社を超えたいまも、名刺管理を主軸とした働き方を変えるDXサービスを次々にリリースし、急拡大を続けています。

自身の圧倒的な成長を通して、会社の成長にコミットできるのがSansanという環境の魅力です。学生時代にさらに成長できる機会を探している皆様に、Sansanでのインターン経験のリアルを余すことなくお伝えできればと思います。

ビジネス統括本部 セールスディベロップメント部 伊東崇央(いとう たかちか)

学生団体所属やアメリカへの長期留学を経て、内定者として8カ月間インサイドセールスのインターンを行う。インターン時にはグループでも成果を出すことに向き合い圧倒的即戦力として成果を出し、2021年4月に新卒としてSansan株式会社にジョイン。入社後も継続して、法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」の新規顧客開拓に向き合う。

ー早速ですが、Sansanで内定者インターンをやろうと思ったきっかけを聞かせてください。

私は名古屋出身なのですが、就活が終わって、漠然と新しいことに打ち込みたいと思いはじめたのがきっかけです。当時所属していた学生団体を代表として引き継ぐことも考えましたが、東京に出てより成長できる経験をしようと思い、インターンをするという決断をしました。選考で内定もいただき、Sansanに入社することは決めていたので、入社後に同期と差をつけたいと考えていたのも理由のひとつです。

ーそれまでにインターン経験はありましたか?

Sansanを受ける前、長期留学していたアメリカで一度インターンを経験しました。海外インターンというと聞こえはいいのですが・・・(笑)資料作りなどの事務から現場の設営など、とにかく目の前のことをがむしゃらにこなすような業務内容だったんです。もっとビジネススキルを身につけ、上流の業務に携わりながら成長したいという気持ちをずっと抱いていました。だからこそ、心から目指す方向性に共感できる会社で、インターンとしての成長機会を得られることは魅力的でした。

ーなるほど。Sansanでは、なぜインサイドセールスを志望したのでしょうか?

当時はインサイドセールスか、人事部の中途採用という2つの選択肢がありました。

迷いながらも将来営業系のキャリアを志望していたので、それにつながる経験を積みたいと思い意思決定しました。インサイドセールスという世の中としても新しいキャリアを経験することで、自分の市場価値を高めたいなと思っていました。

とはいっても、インサイドセールスについてはまったくなにも知らない状態でのスタートでした。受け入れが決定してから、慌てて社員の方に聞いて本などを買い揃え、勉強をはじめました(笑)

ーまったく未経験での入社だったんですね。

商談の質に向き合い続けて生まれた「伝説のコール」

ーインターンをはじめてからはどんな仕事をしていましたか?

西日本のスモールマーケットの市場開拓をミッションに、インサイドセールスとして新規商談獲得に向き合いました。本社でグループ初のインターン生の受け入れということで、当時はかなり注目されていたことを覚えています(笑)

ー未経験で飛び込んだとのことですが、実際に始めてみてどうでしたか?

最初はメールの送り方や日報の書き方など、ビジネススキルの基礎の基礎から教わりました。Sansanのサービスについても全く知識がありませんでしたが、自分がとったアクションの振り返り方法なども丁寧に教えてもらったおかげで、インサイドセールス業務に関しては一カ月ほどで独り立ちすることができました。

ーかなり順調な走り出しですね!

楽しんで業務をしていましたし、順調に見えるのですが、当時は本当に悩みだらけでした。インターンだからといって社員と異なる扱いを受けることはなく、同一の高い目標に向かって走っていたので、それだけでもなかなか大変な思いをしたのですが......。

最初にぶつかったのは「商談の質」の壁でした。ひとりで商談が取れるようになっても、自分が送ったものが案件にならなかったり、受注金額が小さかったりという課題が見えてきたんです。

ーなるほど。どんな工夫をして乗り越えていったのでしょうか?

いろいろな先輩に壁打ちを繰り返して、自分なりに「お客さまに寄り添い、リードする」スタイルが身についていったんです。結果的にお客さまの期待値を正しく拾うことができるようになり、商談後に実際に導入を検討いただく率が向上しました。

ときにはお客さまの意向と衝突することがあっても、真に相手のためになる提案をすることが「お客さまをリードしている」状態です。提案を通して相手に新しい示唆を与えられることが、インサイドセールスの醍醐味だと気づくことができました。

ーそれは素晴らしい気づきですね。

はい、自分でもひとつ壁を越えるきっかけになりました。

一度展示会に来られたお客さまに、「生産性に課題はあるが、取り組むテーマを決めていないのでまだ案内はいらない」と商談を断られたことがあったんです。そこであきらめずに、お客さまが抱える現状に丁寧に寄り添って、「自分たちで取り組むべき課題がわからないことが、一番の課題だ」ということに気づいてもらいました。

「すぐに導入しなくて構わないので、弊社に課題を特定するお手伝いをさせてください」と再度お伝えし、スムーズに商談につながりました。電話の通りすぐの導入には至らなかったのですが、その後しばらくして受注につながりました。

これは「伊東くんの伝説のコール」としてチーム内でも有名ですよね(笑)インサイドセールスとしてあるべきマインドセットを詰め込んだような架電で、私も録音を聞いて勉強させてもらいました。他にもインターン中取り組んでいることはあったのでしょうか?

インサイドセールス組織の課題として、「お客さまにSansanが目指す世界が伝わっていない」ことがあるのではないかと考え、自分発信でプロジェクトを行いました。

Sansanはミッション実現に向かって走っている会社です。それに心から共感して入ったのに、自分は「サービス」や「機能」としてのSansanの魅力しか伝えられていないのではないかという思いがありました。そこで「Sansanが目指す世界観を伝える商談機会を取る」というプロジェクトを始めたんです。

サービスの導入はあくまで手段だからこそ、その手段を使ってどういう世界を作ろうとしているのかをもっと濃く伝えたいと思ったんです。名刺管理としてのSansanの機能を伝えるのではなく、他のプロダクトを含めてSansanが実現しようとしているミッションを伝えることを意識して、アクションを変えていきました。

結果、商談後に導入検討いただける率がほぼ100%になったんです。実現したい世界に共感し、一緒にアクションを起こしてくれる顧客を増やすことが、長期的にSansanの影響力を高めることなのだという気づきは大きな財産だったと思います。

「自分のためでなく、組織のために」今だから思う、入社前に差がついたポイントは?

ー改めて、インターン期間を振り返って成長したポイントを教えてもらえますか。

ふたつあります。1つ目は、シンプルですが誰よりも「成果に向き合う」マインドです。すぐには状況が変わらなくても、粘り強く結果が出るまで向き合い続ける習慣が身につきました。自分はどんなことでも「なんのためにやるのだろう?」と意味づけを考える癖があり、ミッション実現に向けた目的意識が大事になる弊社ではそれがプラスに働くことも多いです。でも、だからこそどんなことに対してもやらない理由を探すのは簡単なんです。

インターン期間は、自分の数字を大幅達成するため、先輩に話を聞いたり、行動分析の方法を磨いたり、あらゆる手段で目的から目をそらさずに向き合いました。与えられたミッションを達成するためにとことん向き合ったからこそ、成長できたと思います。新しい道が開けるまで向き合い続けるマインドは、今後どんな仕事を手掛けることになっても役立つ基礎力だと思っています。

2つ目は、「組織で目標を達成する」考え方が身についたことです。

最初は自分の目標に目線が向いていて、数字自体は達成できる実力が身につきました。だからこそインターンの後半からは、どうやってチーム全体、組織全体を巻き込んで目標を達成するかという部分にこだわりはじめました。

ある程度成果が出るようになったタイミングで、自分ひとりが達成するより、全員が均一の高い成果を出せるほうが組織インパクトは大きいのだと気づいたんです。そこに貢献するために自分の行動を振り返りました。インターンという立場を超えて、周りに還元できる部分はどこなのだろう?と考え始めたんです。

分析してみたら、自分がチーム内でお客さまと会話できている回数が一番多かったので、意識しているポイントをまとめてシェアする機会を作りました。入社後も、自分が持っている知識をどう新卒の同期に展開するかを考えたことが評価されました。

ー高い視座を持っていて、素晴らしいですね。

最後に、これからSansanのインターンを志望する方にアドバイスはありますか?

インターンを通して「勉強したい」という気持ちではなく、成果を出してやろうという気概を持って取り組めると良いと思います。学生のインターンというと「社会勉強のためにやる」など、学びの場として位置づけられることが多いのですが......Sansanでは勉強はあくまで成果を出すための手段と捉えられていると思っています。

そして、インターンもあくまで手段のひとつです。自分のありたい姿に向かって、インターンで何を成し遂げたいのかを言語化しておくと、有意義な毎日を送れると思います!

ーありがとうございました!

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インサイドセールス
仕事をやらされる側から作る側へ。次なるキャリアを拓く人材Wanted!
Sansan株式会社は、「出会いからイノベーションを生み出す」というミッションを掲げ、名刺を起点とした2つのサービスで事業を展開し続けています。2007年の創業時から法人向けクラウド名刺管理サービス「Sansan」、2012年から個人向け名刺アプリ「Eight」を開発・提供しています。 ◆ 法人向けクラウド名刺管理サービス『Sansan』(https://jp.sansan.com/) 名刺管理から、ビジネスがはじまる「Sansan」 Sansanは、これまでにない名刺管理サービスです。 名刺だけでなく、あらゆる「顧客データ」を連携することで、いままで気づかなかったビジネスチャンスにも最適なアプローチができるようになります。 ◆ 個人向け名刺アプリ『Eight』(https://8card.net/) Eightは、名刺を起点としたビジネスネットワークです。名刺を正確にデータ化して、スマートフォンアプリで管理することができます。登録したユーザー間で情報発信ができる「フィード」、チャットのようにコミュニケーションが取れる「メッセージ」、名刺だけでは伝えることができない経歴やスキルを伝える「プロフィール」といった機能を利用し、ビジネスにおけるコミュニケーションツールとして活用されています。2018年3月現在、200万人を超えるユーザーに利用されています。 ◆ Data Strategy & Operation Center R&Dチームについて(https://jp.corp-sansan.com/dsoc/) 2013年より文書画像解析のスペシャリストが専門的な研究を行うR&Dチームをオペレーション部内に創設。OCRに加え、事業のグローバル展開も見越した言語に依存しない独自の画像解析エンジンや、名刺に対する認知に対して機械学習を用いて読み取りを効率化・自動化する研究開発をスタートしました。現在のR&Dチームは、サービスを通じて世の中に価値を届けることをミッションとしています。画像処理・機械学習のスペシャリストやデータサイエンティストなど十数名が在籍し、名刺をもとにした人脈のデータベースの活用という前例のない未知の領域に挑んでいます。
Sansan株式会社

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