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特別な何者かになりたかったけどなれなかった話。

はじめまして。
大塚悠祐(おおつかゆうすけ)です。
社内では、「ゆっけ」と呼ばれています。

2019年6月に入社し、その日からゆっけと呼ばれ始めました。
しかし、小学生の頃に呼ばれていただけだったので
全くしっくりきませんでしたが、9ヶ月経ってようやく慣れてきました。

今日は、何故大手企業からベンチャーに飛び込んだのか、をお話します。
大手からベンチャーに転職した話ってよく聞く話ですが、
そんな人たちの1人のエピソードです。

この投稿が、周囲の人の活躍を見て「自分もまだまだこんなもんじゃない」と思いつつ、
「自分は特別な何者ではない」とうすうす気づき始めた人の、
ちょっとでも参考になれば嬉しいです。

<アジェンダ>
1.子どもの頃
2.社会人になって
3.何者にもなれていない焦り
4.入社して思うこと



−子どもの頃−

学歴主義の家系に生まれ、教育ママな家庭の長男として育ちました。
中学2年生頃までは、他の人と比べ勉強も出来るし、
そこそこスポーツも出来た(サッカー県選抜)ことあり、
プライドが高く自分は何でも出来ると思っていました。

初めての大きな挫折は、高校受験。
中学2年生の途中から、いわゆるやんちゃな先輩や友達と遊ぶようになり、夜遊びを覚え、
それに伴い家庭も劣悪な環境に。
あんたなんて生むんじゃなかった、と言われ続けるわ、両親は毎週、離婚話するわ。
最終的には、「どっちが僕を引き取るか?」という話をしているのを自分の部屋で
聞いていたのを覚えています。

そういった家庭状況だったこともあり、夜遊びも更に悪化し、しまいには補導され停学に。
そんな状況でも、勉強は出来たので県内トップの高校を受験する予定でしたが停学をうけ、
内申点の都合上無理なことに。

結果、180度方向転換し県内で下から2番目くらいの高校に入学し、
そのまま大学も一般的に言われるFランク大学に入学しました。
学歴主義な家系だったため、周りの親戚から親は馬鹿にされたり、怒られたり。
そういった状況を目の当たりにして、
「学歴なんて関係ないことを、就職して見せつけてやる」と決意しました。
そのため大学時代は、学生団体やNPO法人での活動やインターン等、当時の意識高い系(笑)の活動をしていました。

その甲斐もあってか、無事いくつかの人材系の大手から内定をもらい、
そのうちの1社に就職しました。
(親戚に対して見返してやったエピソードはまた別の話。)


−社会人になって−

新卒で入社した会社では、広告の営業やマネジメント、新規事業の立ち上げを経験しました。
入社したての頃は、大学時代の様々な経験から自分は他の人より出来るんだと、
懲りずにまた調子にのっていました。

実際、入社半年は初受注も一番早く、売上も同期でトップを争い。
けれども、そこから多くの挫折がありました。
天狗になっていたらいつの間にか全然売上が立たず、今度はワーストトップ争い。
全国の社員朝礼の前で会長にブチギレされ、後日会長室に飛び込み謝罪したり。
昇進したと思ったら、初め思うようにいかずにストレスから手の皮が全て向け、鬱になりかけたり。

ただ色々あったものの、結果的に自分の仕事に誇りを持っていましたし、楽しかったし
自分は仕事が出来ているといった自己有能感を感じながら仕事をしていました。



−何者にもなれていない焦り−

多くの挫折がありながらも、新規契約企業数でギネスをあげたり、
2年目から自分の組織を持ち、新規事業にも挑戦させてもらっていました。

合コンで、女性に仕事を聞かれて「〇〇でマネジメントしています」と答えると
「凄いですね(キラキラ)」て言ってもらえる。
全社向けの勉強会を開いたり、社内でも頼られることも多かった。

ただ、少しずつそんな状態に飽きてきて、ふと社外に目を向けてみると、
起業して資金調達している大学時代の友達や、
自分の夢を追いかけるために一生懸命な知り合いがたくさんいて。

そういった人たちと話をしていると、素直に「凄いな」と思うし「羨ましい」とも思いました。

「自分ももっと大きなことをしたい、こんなもんじゃない」
「じゃあ、今の自分って何が出来るんだろう?」

何もありませんでした。

会社の名前をとって、自分自身が出来ることを考えると、凄いちっぽけなことしかなくて。
今までって社内で比べて、出来るとか出来ないとかばっかりだったなと。
なので、誰かと比べてどうか、ではなく自分が心の底からしたいと思うことをしたいと思いました。

改めて自分が本当にしたいことは何か?を考えると、


やっぱり昔から変わらず「日本中の子どもを笑顔にしたい」


ただ、そのための手段として「これ!」と思うものはない。
だったら、いつか自分が本当に「これだ!」と思った時に
その課題を解決出来るような能力=事業を成長させていく力を身に付けておきたい、と思いました。



−入社して思うこと−

現在は、3事業部あるうちの「intee」という立ち上げて
3年目の新卒採用支援事業にて仕事をしています。
まだまだ何も整っておらず、本当におもちゃ箱みたいな環境です(笑)

今までと違うのは、気づいた課題に対して取り組むことが出来るということ。
今までの環境だと、課題だと思っていても自分の管掌範囲ではないという理由から
取り組むことが難しいことも多くありました。
しかし、今は会社としても事業部としても皆で創り上げていくフェーズのため、
気づいた人が取り組んだら良いじゃんというスタンスです。

今までみたいに社名を言っても誰も知らないし、この道が正解かは分からない。

けど、そんなことはどうでもよくて。
自分が求めた環境で、全力で走った先に見えるものがあると思います。

もし同じように、「自分もまだまだこんなもんじゃない」と思いつつ、何者にもなれていないことに焦り始めた人がいれば、ITプロパートナーズに遊びに来てください。

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