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ガチガチの文系出身からAI×クラウドエンジニアへ「次の世代へ繋がる社会を創るのはIT技術だと信じています」

こんにちは!システムシェアードの天野です!

今回は会社の社員紹介ということで、このような記事を書かせていただく機会を頂きましたので、入社4年目を迎えた私の率直な思いを語らせていただきたいと思います。

天野盛介(Seisuke Amano)

2016年4月にシステムシェアードへ入社。

入社後は社内での研修を経て大手通信事業者のサービス企画業務に従事し、
ブリッジSEとしてアメリカやインドのチームと関係各部署の調整に奔走。

その後はJava新人研修講師として40名の新入社員の育成を行うとともに、
現在はAI×クラウドエンジニアとしてのキャリアをスタート

1. なぜIT業界、そしてシステムシェアードを選んだのか

                 (3年次研修での一コマ)

1-1. IT業界を目指したきっかけは大学時代に感じたアメリカ西海岸の雰囲気

私は山梨県にある都留文科大学という文系公立大学の出身です。比較文化学科という国際系の学部に在学していたのですが、大学3年の時に経験した1年間のアメリカへの留学が大きなターニングポイントだったと思います。

私が滞在していたのはカリフォルニアのアーバインという静かな都市で、同じカリフォルニアでもITベンチャー企業が乱立するシリコンバレーなどからは遠く離れたところです。現地の大学では社会学系の授業を履修していたのですが、その大学はコンピューターサイエンスに定評があり、プログラミングのクラスはいつも超満員でした。

さらに驚いたのはGoogleの採用担当者が大学までわざわざやってきて学内で採用説明会を行なっていたことです。そして、そういった巨大IT企業へ入ることを目指して必死で勉強している学生たちを目の当たりにして初めて「あ、これからはITが世の中を変えていくんだな」と感じました。それくらいアメリカまで行かなくても気づけそうなものなんですが(笑)

1-2. 大学時代の関心は「ビジネスを活用した社会的課題の解決」、それをITでやろうとしていたのがシステムシェアード

学生時代は、資本主義や格差、グローバリズムなどに興味があり学習を行なっていました。そして、色々と勉強をする中で自分なりに辿り着いたのは「世の中のビジネスには新たな価値を生み出し提供することよりも目の前の利益を追求しすぎてしまう側面があるんじゃないか」ということです。

結果として卒論では、世の中にもっと寄り添ったソーシャルなビジネスとして、クロネコヤマトの創業者である小倉昌男さんが障がい者の自立と社会参加を実現すべく立ち上げたベーカリー事業について調査を行いました。

そういった私個人の想いとシステムシェアードの「私たちは大切な人たちの豊かさを追求します」という理念は共通するものが大きかったです。

「豊かさ」とか「5方よし」など一見すると安直なようにも聞こえるんですが、単純なIT開発の事業だけでなく、教育事業に力を入れて取り組んでいる点を見ると理念を真剣に追求していることがよく伝わりましたし、それを実現するための手段をしっかり持っているなと感じました。

2. 未経験でのIT業界について

             (ICTテクノロジーをテーマとするシンポジウムにて)

2-1. 未経験からでも1から専門スキルを身につけられる

プログラミングなど従来は入社時点で一定の専門性を持っていないと着くことができないような業種でも、入社後に1から教えていただいて高い専門性を身につけられるというのは大きな魅力です。

逆にIT以外のスキルを持っている人がITを身につけることで、自分の持っている強みをさらに伸ばしていけますので、ITの経験が無い人こそ積極的に挑戦することで可能性が広がっていくのは間違いありません。

「ITエンジニアはじゃがいもを育てられなければいけない」

そんな話を上司の方からお聞きしたこともありますが、いまやITは農業から住宅、食などありとあらゆる業界で必要とされていますから、様々な産業を支えるITエンジニアにももっと多彩な人材が求められてゆくのではないでしょうか。

2-2. IT業界でも文系の学生時代の経験が大きな武器に

常に今までに経験の無い分野に取り組んでいますが、学生時代の経験を生かすことで業務での成果につなげることができています。

たとえば、大学時代にレポートや卒論を書くことで養った「論理的な文章を書く力」や英語の勉強・留学を通して培った「単的に自分の思いを伝えるスキル」「多様な考えを尊重する柔軟性」「失敗を恐れずに行動するバイタリティ」。

こういった部分は、全く未経験のITのフィールドで戦っていく上で今も自分の中の大きな強みになっています。

ロジカルに考えられる力はアルゴリズムなどのITスキルにも直結しますし、ITといっても結局は人と人のコミュニケーションで成り立っています。

IT業界というと朝から晩までパソコンの前でカタカタしているようなイメージも持っていましたが、チームでプロジェクトに取り組んで行くにあたり、自分の想いを正しく関係者に伝え、相手の思いに耳を傾けられるスキルはとても重要です。

3. これからの目標は世の中を変えていく最先端技術を身につけて広めていくこと

       (AWS Summit Tokyo 2019にてAWSテクニカルトレーナーの山田さんと)

3-1. クラウド、そしてAIのアーキテクトになる

今システムシェアードでは「新しい時代の新しい武器」を手に入れるため、クラウド(AWS)の技術習得に会社全体で大きく舵を切っています。

モノがインターネットにつながるIoTの製品は、2025年までに750億個まで増えると予測されていますがIoT製品からデータを集めたり、そしてAIを使ってその大量のデータを活用するためにはクラウドが欠かせません。つまり、クラウドという足回りが整ってはじめて、IoTやAIが真価を発揮することができるのです。

アーキテクトとは「建築家」や「設計者」をさす言葉ですが、クラウドやAIをフルに活用したサービスを設計・実装できる力を身に着け、IT業界をはじめとする各産業の発展に貢献することが今の私の目標です。

3-2. 大局観を養い「将軍の目線」を手に入れること

もう1つ今後の目標として挙げたいのは今よりもより高い視座からものごとを捉えられるようになることです。

社長をはじめ、専務や経営幹部の方々は明らかに自分とは見ている視点・視座が異なります。

単純に目の前の新しい技術やプロジェクトという目線ではなく、業界全体の構造や顧客などの市場の変化、さらには社会の動向までしっかり捉えて、2手・3手先まで見据えた施策を打ち出しています。

今世間で、そして社内でも流行っている漫画『キングダム』で例えるならまさに「大将軍の景色」といったところでしょうか(笑)

今後は自分も「業界」「社会」といった今よりももっと大きなレイヤーで挑戦をしていくために、技術力はもちろん、先を見通して絵を描いていく大局観を養いたいと思っています。

最後に: IT業界であっても結局大切なものは人と人の繋がり

               (全社員が集まる新年度の決起会)

大学のときから漠然と「世の中をもっとよくしたい」と考えていましたが、同じ想いを共有し、共にその実現を目指して切磋琢磨できるメンバーに出会えたことを本当に嬉しく思っています。

そして、まさに今時代が変わろうとしている中で、クラウドやAIといった最先端の分野に文系・IT未経験の自分が挑戦できているなんてこんなにワクワクすることはありません。

正直に話せば入社4年目の今を迎えるまでには先の見えない不安に悩んだり、業務での大きな失敗で多くの方にご迷惑をおかけしてしまったこともありました。

そういった目の前の現実から逃げ出したくなるような辛い時に、人としてあるべき姿を教え導いていただいたことで今の自分があるのは間違いありません。

「人×ITで豊かな未来を創造する」

このビジョンの達成に少しでも貢献すべく、これからもアクセル全開で駆け抜けていきます!

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