M-1から見る貴重な時間の使い方について
こんにちは、株式会社テントテンの西井です。
DVD「紳竜の研究」「M-1グランプリthe FINAL 2001-2010」を拝見していると、
島田紳助氏がM-1の勝ち方というものを話しています。
M-1グランプリは本番では4分しかネタができません。
予選は2分や3分だそうです。
普段は15~20分ほどの漫才に慣れている漫才師はこのペースに慣れないままに
終わっていくケースも多いようです。
問題はどれだけ最初の挨拶や枕詞を切り上げてネタに入るかだということです。
最初の1分だけを見ていけば、誰が優勝したかすぐにわかると大会委員長の島田紳助氏は語っています。
「僕ら2人で漫才をやっているわけなんですけれども~」
というお決まりのセリフなどは要らないそうで、
島田紳助氏曰く「何でこんな無駄な5秒を過ごしてんねん」と思うそうです。
それだけ緊張感のある舞台では本題から先に入って、
次から次へと自分たちの漫才の世界を展開していかなければ
いけないということだと思います。
これは普段のビジネスシーンでも同じであると思います。
例えば、営業であれば営業先でのトークもその一つです。
本題を話して、そこから展開していけばいいものを、天気の話などに終始してなかなか本題に入らない方もいると思います。
また営業受ける側も経験があるかもしれません。
プレゼンテーションは最たる例かもしれません。
お互いの時間を奪っているわけなので、本題から入ってから空気を読みながら、
リアクションに気を付けながら次の手を考えるというのが話を盛り上げていくポイントのようです。
これはビジネススキルにもつながるM-1の必勝法のようです。
皆さん、DVDでもYoutubeでも構いませんので、M-1グランプリの優勝コンビのネタを最初の1分だけ見てみてください。
見え方がきっと変わると思います。